眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
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ボーイズ漫画・ミックスミックスチョコレート:星野リリィ/趣味の問題:石田育絵/あなたは僕だけの花:やまかみ梨由
ボーイズ漫画・ミックスミックスチョコレート(光彩書房)星野リリィ
短編7本とドラマCDの宣伝書き下ろし漫画2P。学園もの4本、ファンタジーちっくな話2本。受が社会人なのが1本。まあ面白かった。
最近の女性出演率の高い作品よりは女性の露出が見えない。受もエセファンタジーもの以外はもうちょっと男の子に見える。今の性別がどっちか分からん。状態よりはマシ。しかしこの作家さんの描く漫画はショタっぽいというよりロリっぽく見える。受は白知健気受が多い。
学園もの。エセファンタジー。社会人は一人ぐらい。
ボーイズ漫画・趣味の問題(ルチルコミック)石田育絵
盗聴器探査の会社で働く受は、アルバイトの攻と組んで仕事をしている。無口な攻は受に片思いしていたが、ある日受をマンションに誘い強引に関係をむすぶが…
雑誌掲載4編と書き下ろし2編。すべて同じシリーズ。割と面白かった。この作家さんも一応デフォ買いの人。
受は元エリート会社員。惰性で結婚したが妻に裏切られ自棄になり賭博で失敗し会社を辞める。同僚の立ち上げた調査会社に誘われ以降はそこで働いている。性格はエリートの頃は頭が良く仕事が出来て強引で傲慢。人を人とも思っていない。現在は投げやりで自棄気味。プライドは高い。一筋縄ではいかない。×一で子供あり。攻は17才で両親と死別して以降、まともに働いたことがない。受に拾われアルバイトをするようになる。寡黙で世間知らず。一途。顔は良い。
受の性格がここまで悪くて、きついのはこの作家さんにしては珍しい気がする。話も雰囲気がいつもと違う。カプの関係が細かく描かれている気がする。クセのある話。脇の受を誘った元同僚もキャラが立っている。
いつものような話も良いが、またこんな話も書いて欲しい。こういうきつい受も好きだ。
アルバイト26才×調査員34才。8才差。一種の探偵もの? シリアスで重い。
ボーイズ漫画・あなたは僕だけの花(ダリアコミック)やまかみ梨由
短編4本と表題の書き下ろし1本(11P)。大学生の受が付き合っていた相手にふられた後告白されて付き合うようになった攻に素直になれなくて…という話と、王子様のような容貌のクラスメート・攻と隣の席になり一緒に遊ぶようになった受の話と、高校生の頃付き合って別れて大学で再会して友達としてやっていこうとしたカプの話と、高校でふられまくって面倒くさくなった受が弾みで幼なじみの攻と付き合うようになるが大学に上がり関係を続けていくのが怖くなって…という話。
この作家さん、雑誌ではずっと読んでいたが買ったのは初めてかも知れない。面白かった。この作家さんの話は、長い話より1冊完結か短編ぐらいのさくっと終わる話が一番好みかも。長くなるとだらだらして間延びする率が高くなる気がする。
絵柄のことはあまり気にならないタチだと思っているが、この作家さんの描く裸はどうも微妙。Hシーンはいやらしくない。
大学同級生カプ、高校同級生カプ。ほのぼの。
2004年02月29日(日)
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ボーイズ小説・寡黙に愛して:火崎勇/ラブライズ:染井吉乃/蜜月:春原いずみ
ボーイズ小説・寡黙に愛して(キャラ文庫)火崎勇
たった一人の肉親である祖母が亡くなり天涯孤独になった受の元へ生前祖母が借金をしていたと不動産屋社長の攻がやってくる。受は返済するため攻の会社でアルバイトをし、攻の家の家事もすることになるが…
デフォ買い作家さんの新刊。悪くない。いつも通りな内容。
受は大学を卒業して祖母の持つビルの管理の手伝いをしていた。そのビルを建てるのに攻の亡くなった祖父に借金をしており、その返済をするため攻の元で働くようになる。働き者で前向き健気で頑張りや。という火崎キャラの典型のような性格。攻は祖父の不動産会社を継ぐ。無口で表情が出にくいたち。仕事に対して厳しい。顔は整っている。
この作家さんの元気受キャラは常に前向き。倒れるときも前に倒れるんではないかと思うくらいポジティブ。攻の方が案外子供っぽかったりうじうじしていたりする。そういうのもまた好きなのだが。
ついでに真面目な働き者が多いので、例え家事しかしていなくても、「攻の家庭に入る受」のようには見えない。
全体的にまとまっていてワンパターンながら楽しく読めたのだが、悪役に受が拉致られて警察と攻が助けに来る流れで、助け出されてそのまま帰宅したのはいただけない。頭を殴られたんだから、一応病院で検査受けとけ。と思ってしまった。押し倒して初Hの前に攻が「頭が痛くなったらすぐ言え」とか話すのだが、だから先に病院に連れて行けばいいのにと(以下略)。
次の作品も期待している。
不動産会社社長28才×負債者23才。借金もの。
ボーイズ小説・ラブライズ(キャラ文庫)染井吉乃
ニューヨークでのレコーディングを終えた受は一足先に帰国する。帰国した後も攻のバンドの手伝いをするが、その中のメンバーの一人が脱退するという噂をきき…
連載もの。第三弾。最終巻。割と面白かった。
受も攻も顔が良く音楽に携わっている。受は音楽の才能があるが、自分の才能に今ひとつ自信がない。裏方の一スタッフだと思っている。攻はストレスで歌えない時期があり、受に助けられ歌えるようになり感謝している。受にべた惚れ。
1冊目を雑誌で読みツボだったので、ずっと買っていたが、くっつくまでが一番面白かった。くっついたあとは割とバカップル。攻が受に甘えている。受は縁の下のしっかり奥さんみたいなタイプ。信念を持って男らしい面もある。
あまりべたべたされるとこっぱずかしい。受は周りからとても愛されてかまわれている。
攻のバンドに入ることを受が渋り悩んで最後はメンバーになるのが大筋なのだが、渋っていたのをすっかり忘れていたので、まだメンバーじゃなかったんだ。と驚いてしまった。バンドものは基本苦手なのだが、気にせず読めたのは良かった。連載終了お疲れさま。
バンドもの。音楽。複数巻。バンドの歌手28才×音楽会社の社員25才
ボーイズ小説・蜜月(ショコラノベル)春原いずみ
元医者で絵画修復士である攻はある日海岸で倒れていた受を拾う。医者に行きたくないと言われ自宅で介抱するが、熱が下がった時には記憶を失っていた。成り行きで同居することになるが…
何となく買ってみた。駄目だった。
受は記憶喪失で拾われる二十歳前半。童顔で美しい青年。絵画に造詣が深く日常的な家事は一切出来ない。攻は精神科医であったが患者に自殺未遂をされ医者である自分に自信を無くし、絵画修復士になる。世捨て人のような生活を送っている。頭が良く面倒見も良い。
すごい展開に途中からついていけなくなった。(以下思い切りネタばれにつき注意)
攻が順当に医者になったとして、数年働き、それなりの実績を上げ信頼されたところで辞め、一から修復士としての勉強をして(フレスコ画専攻で絵画の修復もする)6年で画廊から仕事をもらえたりするものなのだろうか。絵画は習うまで趣味でかじった程度、しかも国宝級の絵画を修復しているのだが。最短でも30代頭から半ばになっているとしても、作中の言動から年の割に若い精神を持っているようだ。
受も絵画の専門的な知識を持っていて、絵画部門の天才か? と思いきや実は海外のコンクールでも賞を取っている天才美少年ピアニストだった。3つぐらいの作品の設定が無理にくっついているようで目が回る。
惹かれ合っているのに受の記憶が戻ったので、一度別れ、でもすぐに受が戻ってきて、二人が出会った浜辺で入水しようとしていたところを攻に見つかり(現実に照らし合わせれば、男にふられた女が二人の思い出の場所で当てつけ自殺するようなもの)、流されるようにHして、次の日受が起きると今後の展開が怖くなった攻は既にパリに逃亡していた。逃亡先の6年ぶりに再会する兄の元でほとぼりさましているところ、医者を辞めるきっかけとなった患者がたまたま現れ(都合良く結婚してフランスに来ていた)「あなたのせいじゃなかったのよー」と言われあっさりトラウマを克服し、日本に帰る。まさにジェットコースターストーリー。
んで、何故かそのHで立ち直っている受のコンサートに駆けつけ、関係者出入り口で抱き合い愛を確かめると。何かものすごーくはた迷惑なカプな気がする。もっと地味な設定で良いのでじっくり書いてくれないだろうか。
文章はシリアスで淡々として穏やかな感じなので好きなのだが、その割に内容がすごかった。「氷点下の恋人」は面白かったのだが、作りが違う。本来の作風はこちらの方が近いと思うので、「氷点下」が別だったようだ。
修復士30代半ば?×ピアニスト21才。しみじみ。
2004年02月28日(土)
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ボーイズ小説・少年はわがままな恋の虜:池戸裕子/紳士とワルツを:ふゆの仁子/大吟醸の恋:佐伯まお
ボーイズ小説・少年はわがままな恋の虜(リーフノベル)池戸裕子
高校生・受は病床の祖父の経営する高級デートクラブのオーナーとして働いている。顧客の要望からこれまでにないタイプのホストを入れるため悪名高いホスト・攻を雇うことになるが…
この作家さんのリーマン、学生もの、店屋関係以外のものはハズレが多いのだが、これも微妙。
受はホテルや会社を経営する祖父の一人の孫。両親は事故死。綺麗な顔立ちで真面目。クラブを任され頑張っている。学校でも生徒会の仕事をして頼られると嫌と言えない性格。攻は悪名高いホストだが、享楽主義。顔はもちろん良い。相手の心を掴むのが得意。評判のよくないとある会社社長の庶子。
面白くない率が高いと分かっていて買っているので多少の事は気にしないが、中学生か高校生の文学好きな少女の脳内で繰り広げられるままごとのような話を読んでいる気分になる。現実味が無く芝居がかってふわふわと話が進んでいる感じ。この作風で学園ものとかだったらまだほのぼのな話で終わるかもしれないが、働いている話として書かれると色々つらい。
受の人柄は可愛いと思うのだが、こんな性格で海千山千のホストクラブを経営出来るのかと非常に疑問。
ついでに評判の良くない会社社長の庶子二人と本妻の息子が、全員お水関係というのは何かの呪いか。父親はよほどダークな会社を経営しているようだ。
色々書いているが、この作風は嫌いではないのよ。
ホスト20代?×オーナー高校生17才。高級デートクラブ。
ボーイズ小説・紳士とワルツを(ビーボーイノベル)ふゆの仁子
ソシアルダンスをする受はイギリスであったダンスのコンテストの前夜、仮面舞踏会に出席しそこで会った男のことが忘れられない。1年後スランプでダンスから離れていた受は、大使主催のダンスパーティで日本支社長である攻と出会いダンスを教える事になるが…
可もなく不可もなく。と言いたいが微妙。作家で長い人なんだし、何かこうもうちょっと書き方があると思うのだが。
受はソシアルダンスをしており才能があるがスランプ中。童顔可愛い系でダンスを純粋に愛している。攻はイギリス資本の会社の日本支社長。仕事が出来て異性にももてる。もちろん顔も良い。強引で紳士的。
一見華やかなのだが。受がスランプ(ダンスが好きだが点数を重視してきた周りにプレッシャーを感じて、ダンスが嫌いになりそうなのが怖い。とかいうの)を解決するのが短くて拍子抜けする。ついでに長い間踊っていなかった受が、最後の最後のコンテストで良い成績なのも萎える。頑張って練習していたモブが可哀想。恋愛がメインなのはボーイズだからだがもう少し周辺の話も書いて貰った方がよかった。
設定があまり生きていなかった感じ。攻が昔ダンスをやっていたという設定は別にいらなかったのではないか。ダンスがうまかったというのは知り合いに習ったというので十分カバー出来るし、どこにも生かされていない気がする。
話しかける時毎に「シャルウイダンス」というのは少し恥ずかしい。
34才支社長×21才ダンサー。ソシアルダンス。
ボーイズ小説・大吟醸の恋(アクアノベル)佐伯まお
酒蔵の跡取りだが日本酒が苦手で東京でフリーターをしていた受の祖父が亡くなり葬式で郷里に帰る。そこで会ったのは祖父が集めた酒造りのための杜氏と蔵人達。その中の杜氏である攻が酒の作る場所を見せてやると案内し…
この作家さんの3冊目になるのかな。悪くない。2冊目のソースイートよりはこっちのが好みだが、それでもボーイズラブのラブが少ない気がする。
受は酒蔵の跡取りだが東京でフリーターをしている。元気があり周りに溶け込むのが早く、頭の回転も良い。童顔で背も低い方。さっぱりした性格。攻は15から酒造りの世界に入り杜氏になって3年目。中卒。昔ながらのしきたりを重んじつつ新しいことも取り入れる。周りからは尊敬されている。仕事熱心。
酒造りの行程が丁寧に書かれており、専門の話としては楽しめるのだが、その分ラブが少なくなっている。あっさりHをして悩む事も少なく酒蔵の再生の話になっている。前作でもそんな感じだった。弾みでHしても、そのまま行くのはある意味男らしいのかもしれないが、もう少しカプのエピソードも書いて欲しい。取って付けたように見える。Hシーンは5つほど入っていたが、やっぱりあっさりしていた。
ボーイズだし仕事の描写はここまで書かなくても良いのではないか。ラブが読みたい人には辛いかも。でもよく調べています感はある。
そしてどうでもいいことだが、作中、杜氏である攻が酒造りの時に蔵人達が歌う摺り歌を歌う場面があるのだが、ちゃんと攻が働いていた丹波杜氏の摺り歌になっていた(蔵本・地方によって摺り歌はそれぞれ違う)のは調べて書いているなーと思った。
次も設定が合えばきっと買う。
杜氏28才×見習い・跡継ぎ20才。酒造り。
2004年02月27日(金)
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ボーイズ小説・ランチタイムシンデレラ:小川いら/一目惚れするDNA:たけうちりうと/ノンフィクション:杏野朝水
ボーイズ小説・ランチタイムシンデレラ(アクアノベル)小川いら
インテリアコーディネーターの受は仕事先で高校時代の同級生・攻と再会する。その出先で昼食を一緒にとるようになり、高校時代攻に片思いしていた事を思い出し苦しくなるが…
ビボーイで載った2編と書き下ろし1編。大概買っている作家さんなので買ってみた。悪くない。ほのぼのバカップルな話。
受はインテリアコーディネーター。顔は綺麗系。美術系は得意だったが運動音痴。攻はスポーツが得意で今はマウンテンバイクに凝っている。コンピューターのデータ処理の仕事をして今でも女にもてる。男前。
後書きで作者が、受のことを「女顔」「華奢」「性格へなちょこ」と書いてあるがそんな感じ。1話目でまとまるので、後はカップルのべたべたした話になっている。軽い波風があっても愛し合っているのでラブラブしっぱなし。突出して優秀という二人でもなく平凡なカプ。軽くて甘いものをさくっと読みたい時にはいいかもしれない。この作家さんの書くほのぼのした雰囲気は好きだ。
同級生カプ。8年後再会。25,26才。コンピューター関係×インテリアコーディネーター。ほのぼのバカップル。
ボーイズ小説・一目惚れするDNA(アイノベル)たけうちりうと
可愛い外見の受は出来ない営業マン。リストラ寸前。ある夜残業していたところ、警備員の攻に泥棒と間違えられるが…
大概買っている作家さんの新刊。今回も買ってみた。悪くない。けど微妙に好みとずれる。ギャグ系の話。
受は生真面目だが要領が悪く同じ課でも使いっ走りをやらされている。なごみ系で周りを暖かくさせている。攻は仕事が趣味で金を使わない性格。10年働き50の職種で働いてきた。仕事は出来てきっちりしている。個性的で真面目。
受が仕事出来ないだけで、ボディガードシリーズの天然ボケカプのよう。仕事は出来ないけれど、周りをなごませるというか落ち着かせるのが得意なので、一種の一芸に秀でたタイプなのか?
脇役も嫌なヤツがあまり居ない。気持ちよく読める。個人的には上司の部長に迫られた時にそのまま出来て、関西に行ってくれても良かったのに。エリート部長もいい男なので勿体なかった。こちらは割と姑息に受を手に入れるために動いているが、攻の動きが少なかったように見える。この攻も悪くないが、部長が攻だったらより好みの話になっていたかも。
最後の受が冷凍庫に閉じこめられるシーンはあってもなくても良かったような。二人の初Hに弾みがついたがそれだけだし。唐突感が少しあった。
ついでに最後の最後で、部長夫婦がレストランの予約をキャンセルした理由が分からない。答えが知りたい。
そして更にどうでもいいことだが、私も小柴とらぶらぶになりたい。いいなー。
微妙に三角関係。仕事人間25才×新人営業マン22,23才。ギャグ。ほのぼの。
ボーイズ小説・ノンフィクション(エクリプスノベル)杏野朝水
大学生になったばかりの受はサークルの飲み会の帰り、定期を拾ったのがきっかけで攻と出会う。何度か逢う内に惹かれていくが、攻は既婚で形骸化した結婚生活に疲れていた。
期待して買ってみた。が、微妙というか属性が合わん。
受は静岡から都会に出てきたばかりで、慣れない都会生活に息切れ気味。周りに気を遣いすぎる性格。押しが弱く優しい。すれていないので悪い人間に引っかかるタイプ。攻は課長で一応エリート。顔が良くスタイルも良い。ゲイで世間体のために結婚したが、形式化した関係に疲れている。実はずるくて弱い?
ようは、一見ハンサムな攻が好きになり不倫してたが、そろそろ辛いなーと思っていると、それに反省した攻が離婚してめでたく一緒になる話。
この作家さんの湿度60%な湿った文章は嫌いでないのだが、内容が不倫なだけに全体的に重い。
基本的に不倫体質ではないので、相手がいると分かって付き合う心境は理解できん。ついでにもし付き合っている相手に浮気されたら、浮気相手より付き合っている相手を殴って別れると思うので、二人の間でうだうだしている攻にも好感が持てん。
不倫体質な人なら楽しめるのだろうか? 素朴な疑問。
なんつーか、「妻は愛していないけど結婚した手前申し訳なくて離婚できない。でも受が好き」で付き合って、奥さんが浮気していたのが発覚して受にも泣かれたから勇気出して離婚を切り出しました。とかいう流れがへたれ。
結婚してても他に好きになった相手が出来るのは仕方がないとは思うのだが、けじめはつけてくれと思う。最後はちゃんとついていたけど、けじめつけを半分ぐらいでやって後半は前向きに再出発してくれる話だったら、もう少し面白いと思えたかも。
好きな作家さんだし、後書きに書きたかったとあるように思い入れも伝わってきたのだが、興味ない趣味の話をされたような気分。個人的に受の親友でサークルの先輩とまとまってしまった彼の話が読んでみたい。次に期待しよう。
不倫。エリート会社員30才×大学生18.19才。シリアス。別カプの話もあり。
2004年02月26日(木)
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ボーイズ小説・Beast Love:金田えびな/暴君に甘い口づけを:今泉潤/霜雪のかなたに:たけうちりうと
ボーイズ小説・Beast Love(アイノベル)金田えびな
外資系ホテルで勤める受は仕事に疲れ、帰りにふらふらしていたところ8年ぶりに再会した親友・攻に拾われる。会社に行こうと焦る受の鞄を隠して強引に沖縄に連れて行くが…
何となく買ってみた。初読み。なんつーか微妙。一見まとも、というか好みな設定と話に見えるのだが、つっこみどころが多すぎ。
受はエリートで真面目で仕事熱心だが、上司に恵まれず精神も沈みがち。ぎりぎりまで来ていたところ攻と再会する。天然ぼけで美人顔。大学時代はほのかに攻が気になっていた。攻はワイルド系強引で大学時代から我が道を突き進んできた。実家は民宿で親が亡くなり引き継ぐことになる。受が好きで一度は身を隠したが。とかいう経緯。
大きく分けて、受が行き詰まって攻と再会し、沖縄の攻が経営している民宿に連れて行かれ仕事のやり甲斐を再確認する前半と、受が意地悪上司に命令され取引相手に体を差し出す羽目になるが、何故か陶芸家をやっている攻がやってきて助けるという後半。あ、あらすじを書いてしまった。
攻は卒業時に受を強○しそうなぐらい煮詰まって傷つけたくないから受の側から消えたはずなのに、8年後、再会したその日に風邪と仕事疲れで肉体的にも精神的にもえらいことになっている受のパンツを下ろして抜いたのには、8年の間にどんな心境の変化があったのか。
ついでに何故卒業とともに姿を消したのかと受に尋ねられ、いや好きだったから。の一言であっさり付き合うようになった受の心境の変化がよく分からない。捨て鉢だったのか。
そして後半ピンチの受を助けに来るのはいいが、いきなり陶芸家(と言うか陶器のデザイナー)になって出てくるのは、まるで崖に追いつめられた人間の前に天から梯子が降りてきて助かるような唐突さ。
ご都合主義満載なボーイズ世界だが、それでももう少し都合良いところを取り繕って隠して欲しい。パーツパーツは悪くないが、繋げて読むと首を傾げる部分が多くなる。
作家さんの文章の呼吸が合わないから突っ込みたくなるのか、本当にぼろが多い内容なのか。確かめるためにもう1冊ぐらい買いそう。
30才同級生カプ。陶芸家・民宿経営ワイルド攻×ホテルエリート受。大学時代の親友で8年後再会。
ボーイズ小説・暴君に甘い口づけを(アクアノベル)今泉潤
駆け出し役者の受はバイトをしながら食いつないでいる。ピザ屋の配達の途中ロールスロイスにぶつかってしまい、その車から出てきた3人の男に強引に家に連れてこられる。バイト先を首になり車の修理代を捻出するために攻の家に住み込みで働く羽目になるが…
アホっぽいノリが読んでみたくて何となく買ってみた。可もなく不可もなく。パーツは面白いと思える部分もあるのだが、エピソードがたまに切れておりうまく繋がっていない感じ。
受は駆け出しの役者。非常にお人好しで前向きな性格。コーヒーを入れるのが得意。攻は良いとこの息子で、後妻と折り合いが悪く一人暮らしをしている。ジュエリーデザイナーでありファッション系の会社を経営している。強引で口も悪い。料理は得意。感情を表すのが下手。
同窓の悪友3人が一週間で誰が受を落とすか賭けて云々という流れ。騙されたと分かった後も割と前向きに物事を考える受に好感が持てる。攻の元にもどって詰め寄るところも良い。受キャラは気に入ったが、話は単純でひねりがなかった。ついでに言うと悪友の残り二人がくっつくのが間に合わせのように見える。
「(受の名前)は前向きですね」「後ろ向きの奴はお人好しにはならんだろう」という台詞は妙に感心した。確かに。
初Hで受が初物だったのに、夕方前からやりだして次の日の昼前までやっているのはすごい体力。
ジュエリーデザイナー26,27才?×駆け出し役者24才。賭け。
ボーイズ小説・霜雪のかなたに(クロスノベル)たけうちりうと
観光道路をつくるためイヌワシを観測している受の元へ行き本当に居るのか見てこいと命令されてやってきた攻は、受と出会い、会社から騙されている事をしり残ることにするが…
たいがい買っている作家さんなので買ってみた。面白かった。流石。
受は寒村の豪農の出、赤ん坊の頃兄に拾われ兄に片思いしていた。兄の精神が病み体の関係にあったが正気が戻り以降兄が失踪する。それから8年兄の残したイヌワシの記録を続ける。日本人離れした白い肌と薄い髪の色。真面目で騙されやすい。往年の海外の女優のような美しさを持つ。攻はあっけらかんとして明るい性格。部長と不倫をしていた同僚の女性とセフレだった。ノリは軽いが確固たる自分というものを持つ。男前で人当たりがよい。
攻が自分の小ささを悟るところがツボ。自然と自分を知り内省することのできる人間は器が大きい気がする。受の台詞も可愛い。この作家さんはこういう台詞を書くのが上手いと思う。攻が受の事を好きだと自覚するシーンも好き。
無くなっていく田舎の村、イヌワシの姿が淡々と書かれている。反対運動を盛り上げて観光道路を作ろうとする建築会社をやっつけるとかではなく、消えていくものを惜しみながら最後まで見届けるという姿勢なのが珍しいと思った。消えていくのが止められない悲しさや悔しさみたいなものが、くさくなく書かれている。攻が田舎の良さに気づく時も、「自然に帰れ」とか堅いことをぶち上げず、良い意味で力が抜けたまま馴染もうとしている。
脇キャラもテンプレではなく血肉が通っていい味を出している。敵方(?)のキャラにも一方的な悪役感は無い。話もひねりがあるし、良く出来ていると思う。
唯一村の住民が攻と受の関係に理解が有りすぎるのがひっかかったが、これも行く先がすでに墓場であるのを悟ってしまった老人ゆえの寛容かもしれないと思うと気にならなくなった。
Hシーンはこの作家さんにしては濃い方。
またこんな話を書いて欲しい。
建設会社の社員24才×田舎住まいの観察者32才。シリアス? 疑似近親○姦。静かで淡々としている。田舎暮らし。
2004年02月25日(水)
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ボーイズ小説・いたずらなキスV:高岡ミズミ/プリズナー・イン・ラブ:暁由宇/禁じられたまなざし:暁由宇
ボーイズ小説・いたずらなキスV(ラキアノベル)高岡ミズミ
母親の再婚で義理の父親と兄が出来た高校生の受は、引っ越しのための送別会の帰り、行きずりに介抱してくれた男・攻にキスをされる。義父達と住むことになった家でその男と再会するが、それは数年前に勘当された双子の義兄の一人で…
たまに買っている作家さんなので買ってみた。可もなく不可もなく。高校生の受が義理の双子の男達(医者と売れ出し中の役者)に好かれる話。
受は高校二年。童顔で頑張っている系の天然。13年間母子家庭。可愛いタイプで割と流されている。攻は医学部にいたがとある芝居を見て役者になろうと中退して勘当された。7年ほどがんばりSF映画の初主役を射止めテレビへの露出が多くなってきたところ。華があり強引。決めた道を突き進むタイプ。
嫌いな設定ではないが、萌えるにはどこか物足りない。他の作品もそれで萌えきれない物がある。物を知らない高校生受を何故か好きになり、攻と義兄が押して押して押しまくる話。攻の芸能人としての認知度をいろんな角度から書いているので、芸能人攻×一般人という図式が好きな人には楽しめると思う。
この作家さんの受はどこかテンプレっぽい。天然ボケカワイコちゃん風に書かれているはずなのだが、あまりそう見えないのは何故だろう。攻とくっついたら割と平気で家族をないがしろにしている。いつものバカップルまでには行ってないのだが、そうなるには時間の問題かも。
因みにこれは続くらしい。きっと余った義兄の話になるのだろうが。
義兄・役者27才×高校生15,16才ぐらい? ほのぼの。兄同士のさや当て。家族物。
ボーイズ小説・プリズナー・イン・ラブ(ジーンノベル)暁由宇
交通事故で両親を亡くし姉と二人きりだった受。姉が結婚し新しい義兄となった攻に片思いしている。ある日姉が同じく事故で亡くなり…
悪くない。全体的に淡々としている。
受は姉と二人きり、大学生でモデルのバイトをしている。片思いを隠しつつ他の男と付き合うが長続きしない。攻は会社員をやめてデザイン系の会社を友人と立ち上げ働いている。姉とは結婚したが籍は入れて無くて亡くなった後でちょっと揉める。
何か百合っぽいカプ。義兄は一応攻だけど昔は受でもおかしくない感じ。この義兄は割と好きなタイプだ。Hシーンは少ない。受の付き合っていた男もいい男っぽかったので可哀想。悪くないが特記する何かはない。
会社員×大学生。義理の兄弟物。受は他に付き合っている男がいる。
ボーイズ小説・禁じられたまなざし(アイノベル)暁由宇
高校教師である受は、青年とホテルに入っていくところを生徒の攻に見られる。前から突っかかってきた攻は黙っている代わりに体を差し出す事を要求するが…
可もなく不可もなく。でも面白い度は「プリズナー」とそんなに変わらない。
受は高校教師で水泳部の顧問。学生時代淡い初恋を抱いていた相手と生徒の一人をかさねている。年上が好きだが、たまたま17才の男と付き合ったことで攻に絡まれる。顔は悪くない。生徒からは好感を持たれている。攻は不良ぽいが捕まるへまはしない。恋愛に対しては純情で好きな相手としかしない。見かけの割に真面目。友達思い。
なんつーか。相変わらず熱の無い文章。嫌いではないのだが。せっかく高校生の若い攻なのに、あまりせっぱ詰まった感じというか若い熱みたいなものが感じられない。
キャラはどこか育ちの良さを醸し出している。やってはいるがあまりカプ二人の距離が近づいているような気がしない。相変わらず個々に納得して個々に解決している。相手と話し合うことが少なく、結局のところ受も攻も相手を好きだとも言わず、なあなあで終わっている。ちゃんと告白してもいいと思うのだがなー。今年の頭には新刊が出ていたけど、まだ書いているのよね?
生徒16、17才?×教師25,26才?
2004年02月24日(火)
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ボーイズ小説・記憶の迷路で逢いたい:須藤直希/夜毎の鎖:暁由宇/君は知らない:暁由宇
ボーイズ小説・記憶の迷路で逢いたい(花丸ノベル)須藤直希
受は探偵事務所で働いている。父親を小さい頃に亡くし、母親はやくざのひもに絞られていたが、ある時組の金とともにやくざは消える。それから数年後母親が亡くなり、やくざの行方を探そうと決意するが…
デビュー作の医者物は何となく買わなかったので、これを試しに初めて買ってみた。が、やばいことに面白かった。既刊も買う。花丸デビュー作家っていくつかジャンル分けできるような気がするが、この作家さんは、私の好きなジャンルだ。
受は母親についていたやくざのひもに虐待され、やくざが消えた後は高校を中退しその兄貴分に搾り取られていたが、やくざの親分に助けられ探偵事務所で働くことになる。人を緊張させない雰囲気に優男風。観察眼は優れている。立ち回りが上手くしっかりしている。不幸な生い立ちのわりに真面目。攻は不動産会社のご令息。強烈な偏頭痛の持ち主でまともに学校に通えず、大きな日本家屋の屋敷で使用人一人と暮らしている。坊ちゃんの割に口が悪い。普段は子供っぽいがやくざち渡り合えるだけの度胸もある。顔は良い。持ち物に触れると、それを触った人間の感情を読みとる能力がある。
虚弱体質でよく寝込む。口が悪くて子供のような性格の受より弱いよわよわ攻だが、ツボだった。しっかり者の受とヘタレよわよわ攻。好みカプだ。
典型的な格好いい男というのは、案外書きやすいが、欠点だらけの性格で魅力を感じる人物を書くのは難しいと思う。この攻は好きだ。
受はひもにやられながら育つのだが、暗い部分も軽い文章で盛り上げている。超能力という胡散臭い設定もあるが、あまり浮いていない。脇キャラの探偵事務所の面々や、受を世話する親分など性格が立っていて魅力がある。
とても良かった。既刊も新刊も買ってみたいが、新刊はまた医者物か。巻数の割にジャンルが少ないが気になる。ビボーイも医者物だったし。
20才御曹司大学生×24才探偵事務所員。シリアス? やくざ絡み。幼児性的虐待あり。サイコメトラー。プチ超能力。
ボーイズ小説・夜毎の鎖(アイノベル)暁由宇
多額の借金を抱えた青年はある屋敷の雑用として雇われる。そこで雇用主の攻と秘書をしている受の夜の相手を勤めるようになるが…
何というのか。何がしたかったかは何となく分かるけど、失敗している気がする。
3人がメインで出てくるのだが、三角関係でカプになったのが社長とその秘書。青年は負け組。
同じところをぐるぐるしている印象。話が進んでいるのか進んでいないのか。秘書がどちらかを選ぼうとし、社長を選んで終わりになるのだが、その選んだ理由とかを終わった後で、社長の口から「こういうわけだから」とさらっと語られていた。それをじっくり書かなくて何を書くのか。気づくと重要なエピソードは又聞きばかり。
社長にも秘書にも暗い過去があり、秘書の方は何となく出てきたけれど、社長の方が「いつか話してくれるだろう」で終わっていた。それはいつやねん。今この作品の中で話せや。こらっ。といいたい。カプの一人なのにさー。
何か書くべきところと端折るところが通常のボーイズと違って、キャラが語ってくれないので、近所のうわさ話を又聞きしているような疎外感があり、親近感がもてなかった。
後記であらすじを説明すると編集も戸惑って〜。とかなんとか書かれていたが、そりゃ戸惑いもするだろう。一番初めに出てきた青年がただの当て馬になっているんだから。
社長30代?×秘書20代後半?+青年20代半ば? 一応3P。
ボーイズ小説・君は知らない(ジーンノベル)暁由宇
不登校になった経験のある受は、今でも出不精気味で家で翻訳の仕事をしている。学生の頃からアマチュアのロックミュージシャンと付き合っていたが、惰性になっている。そんな時小学校時代のクラス会に参加しそこで幼なじみであった男・攻と再会しはずみで寝てしまうが…
普通。前に連続して読んでいた時まとめて買った残り。正直、主人公の受が何をもたもたしているのか分からなかった。
受はそこそこの中堅会社の社長の息子だが、昔から繊細で神経質なため引きこもりがち。顔は悪くないはず。少し斜眼でコンプレックスがある。攻は同級生で現在実家の魚屋が経営している飲み屋で働く。クラスの中心になって面倒を見るタイプで周りから好かれている。真面目で直情っぽい?
6月ぐらいにだかだか読んでいた本と違って、この作品の受は割とうじうじしっぱなし。3角関係も珍しいかな。元彼がえらく都合がいいというかいい人というか。各々が勝手に一人で結論つけているのが多い。
受が鬱屈しているのと攻を好きになって云々、前彼と別れるきっかけになって云々のつながりがよく分からなかった。雰囲気で流して細かいところを誤魔化している感じ。
前からこの作家さんの本は集中力が続きにくいと思っていたのだが、何となく分かった。つまるつまらんの前に、文章のテンポが単調に思える。小説はエピソード→キャラの心境を繰り返して話が進んでいくが、そのときの長さがずっと同じ。よく言えば淡々としている。悪く言えばスピード感が無い。特にHシーン。感情とかがマックスに高まっているはずなのに、割と普通にキャラが心情を語ったりしているので間延びして見え萌え上がりにくい。
話のトーンに強弱が少ないので、少しでも飽きると集中力が続かない。ような感じ? やっと読みにくかった謎が個人的にとけた。
魚屋跡取り×翻訳家23才同級生カプ。3角関係。バンドマンの元彼。
2004年02月23日(月)
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ボーイズ漫画・エンプティハート:水名瀬雅良/愛しい人:不破桐子/熱量(カロリー):桜城やや
ボーイズ漫画・エンプティハート(アクアコミック)水名瀬雅良
高校生である受は兄の親友であり現在高校の美術教師である攻にずっと片思いしていた。攻は兄を密かに片思いしていたが、兄が結婚することになり酔って帰ったところ受が訪問し、兄の代わりに抱いてくれと提案するが…
本屋で気になって表紙の挿し絵買い。私の漫画の挿し絵買いはたまに失敗するがこれは悪くなかった。
濃いーわけではないがきっぱりした絵を描く。もとにさん系の絵柄かも。
受は高校生。男子校だがもてる。兄にそっくりな綺麗系の顔。ずっと攻に片思いをして弱っているところをついて寝る。結構健気。攻は美術教師でさっぱりしている性格。割と真面目でにぶい。女は駄目なようだ。
身代わりの体からの関係なので暗い目に話は進む。嫌いではないのでこの作家さんの明るいギャグっぽい話も読んでみたい。出来上がって兄のところへ弟・受と付き合っていると話に行った攻には好感が持てた。
教師×生徒。昔からの知り合い。シリアス?
ボーイズ漫画・愛しい人(アクアコミック)不破桐子
表題3部と他6話。表題の1話だけ読んで続きが気になっていたので買ってみたが普通。
話は割と順当でひねりがない。もうちょっと凝って欲しい。面白いと思える話が無かった。買うきっかけになった表題もあっさりした感じだったし。あまり私の萌えとは一致しないようだ。
あまり感想がない。
義理の弟・高校生×義理の兄・大学生。高校生カプ。ビデオ屋のバイト×会社員。など
ボーイズ漫画・熱量(カロリー)(ガッシュコミック)桜城やや
15年幼なじみに片思いしていた受が、好きになるのを諦めると相談役で大学からの友達である攻に宣言したところ、攻は付き合わないかと受に告白して付き合うようになるが…
表題のシリーズと短編1本。面白かった。何となく読んだことがあるかも知れないと思いつつ、最近この作家さんが気になっていたので買ってみた。桜桃から出た本の再出版で前に読んだ事があったが、前回より嗜好が変わっていたので楽しく読めた。
受は15年幼なじみの男に片思いしていた。直情型で真っ直ぐな性格。真摯で熱い性格。攻は穏やかで人当たりがよい。受が熱心に片思いの相手を見る姿にひかれて好きになった。真面目だが熱さを秘めている。
ひょんなことから付き合いはじめた、初々しいカプの姿が可愛い。初キス初Hの部分とか女々しくないが初心者のわたわたが描かれていて良い。受の方が何げに前向きで男前なところも良い。こういう話をまた読んでみたい。
大学生同級カプ。ほのぼの。高校生カプ。
2004年02月22日(日)
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ボーイズ小説・甘やかされるキス:火崎勇/司祭たちの誓い:ふゆの仁子/司祭たちの夜:ふゆの仁子
ボーイズ小説・甘やかされるキス(ショコラノベル)火崎勇
長期休暇で別荘に出かけた受の元へ嵐の夜一人の男・攻が飛び込んでくる。それからしばらく一緒に別荘で過ごした後、キスをして正体を隠したまま消える。休暇明けに参加したコンペにライバル会社のデザイナーとして攻と再会したが…
悪くない。いつも通りのこの作家さんのノリ。しかけは読み始めてすぐ分かるぐらいのお約束。
受は良家の子息で顔も綺麗。何不自由なく育ったお坊ちゃんの性格。オーソドックスで上品なデザインを好む。一人で生活できるぐらいは身の回りのことが出来る。攻は粗野でワイルド系。アメリカ産の変わったデザインをする。策略家な面もある。作家曰く、アフガンハウンドとシェパードのカプらしい。そんな感じ。
全体的に悪くないしキャラも好みなのだが、話は在り来たりだしエピソードも目新しくないのでぬるく感じる。この作家お得意の青年の主張は少ない目。
この作家の攻キャラは強気で語尾が「〜だぜ」とかいうタイプが多いが、今回その攻が受を冗談で「姫」というのはちょっと心に冷風がふいた。恥ずかしい。
受にコンペを受けないようしきりに薦めていたが、あっさり理由を言っても良かったのではないか。案外回りくどい性格をしている。
デフォ買い作家さんなので次も期待している。が、最近えらく露出が高いのう。
20代後半? デザイナーカプ。嵐の夜に。
ボーイズ小説・司祭たちの誓い(ビーボーイノベル)ふゆの仁子
「司祭たちの夜」の続編。責任者の神父がの体が回復していないため、ローマの枢機卿の誕生祭に名代で行くことになった攻と受のローマでの話。
これも悪くない。観念的な話から通俗的な話になった。ローマに行って攻の過去に触れて、攻を一方的に敵視していたかつてのライバルに間男されそうになって誤解をといて仲直り。とかいう流れ。前作よりエピソードは増えている。カプ両方の見せ場もありそれなりにまとまっている感じ。
前作より受は攻にものを言うようになっており、攻は弱みを見せている。
この話があってようやく、前作で見えにくかった攻の過去や気持ち、受の攻と付き合っていく決意が見えてきた気がする。これは悪くない。でもせっかくローマまで来たのだから具体的に攻が神学校時代に何をしたとか書いて欲しかった。
どうも攻のあの性格が、神父としての資質に優れているようには見えない。求道者っぽくないというか。
攻を可愛がった枢機卿と受が会って話すシーンは好き。受の攻への愛情も教義に反しているとはいえ、それなりに解決されている気はする。取り敢えず引かなかった。ついでに攻が受を助けに来て反省するのも良い。反省って大切よね。
しかしせっかく面白かったのに、受に横恋慕した攻のライバルが、受を脅して押し倒して攻が助けに行くという図式は、山とあるパターンなんだが、もう少しひねって欲しかった。惜しい。
ただなー、攻が嫉妬して無理矢理受とHしたり、ライバルが受を押し倒したり、それを救った攻と仲直りHしたり、全部サンピエトロの中でやっているのが…。あんたら、ヴァ○カンまで来て何しとんねん。
と突っ込みたくなる。
ボーイズ小説・司祭たちの夜(ビーボーイノベル)ふゆの仁子
神父である受は同じ教会の神父が倒れた代わりにやってきた神父である攻と再会し動揺する。攻とは幼なじみで同じ日曜学校に通った仲であり、淡い初恋を感じた相手であったが…
悪くない。割と順当に話が進んでいるが、1冊分にしてはエピソードが薄かった気がする。
受は親に連れられ洗礼を受けて以来神父になる道を進む。攻が初恋で寝たことがある。献身的で真面目。歌が上手くて優しい。攻は両親の事がきっかけでイタリアの神学校に進み再会するまで音信不通。優秀で将来有望。剛胆な外見で自信家。一見意欲的でバイクなどにも乗る。
ようは再会して流される的にHしてごちゃごちゃしている間に攻の事が好きになるという流れ。あまりひねった山あり谷ありのエピソードはない。神父さん同士のHって背徳的で萌えーという勢いで書かれたような感じ。
私はショタから親父まで、近親物から霊物まで割とどんなカプでも抵抗無く読めると思っているが、宗教系・特にキリスト系は、読んでいると微妙に申し訳ない気持ちになってくる。なので全体的に引き気味になってしまった。
何度も言うが悪くはない。ないが、受が初めは同性であることに悩んでいたはずなのに、いつのまにか吹っ切れていた感じなのが引っかかった。もうちっとその吹っ切れた過程を書いて欲しい。まあでもあまり宗教上の悩みで深く語られても引くのでこんなものか。後、攻の心の闇も今ひとつ見えにくい。
受が攻への思いを告白する下りはうまいと思った。ついでに二人で賛美歌を歌うところと酒を飲むところは好き。
先輩神父32才×神父28才。15年ぶりの再会。シリアス。元鞘?
2004年02月21日(土)
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ボーイズ小説・がむしゃらに突き進めV:中原一也/ホーム・スウィート・ホーム:義月粧子/ストイックになれない:火崎勇
ボーイズ小説・がむしゃらに突き進めV(花丸文庫)中原一也
不良高校生攻は熱血新任教師受に授業に出るようにと追いかけ回されるようになった。そうしているうちに受のことが気になりだし…
この作家さんのデビュー作。初めてこの作家さんのを読んだが、可もなく不可もなく。ただ終わり方がちょっと気になった。
受は新米教師。昔の友達が中途退学したのを気にして担任の生徒は退学させないよう奔走する。学生時代は剣道をしており全国大会までいった。真面目で熱心。攻は母子家庭で母親は飲み屋を経営している。喧嘩早いが友達思いの面もある。喫煙、飲酒、賭博、女とのHは一通りこなしている。がたいは良いが頭はあまり良くない。
もう一カプ出てくるのだがそのカプが脅されそれを突き止める下りで、脅迫者はあぶり出したのに結局罰を受けずにそのままになっているのが(それは話の流れ上仕方がないのかもしれないが)気になる。嘘でもご都合主義でも良いから、こういうのは勧善懲悪になってくれないと、読後感が喉に物が挟まったような感じを覚える。この作家さんの書く攻はどうもオラオラっぽい。カンだけど。
新米教師×高校生18歳。学園物。
ボーイズ小説・ホーム・スウィート・ホーム(クロスノベル)義月粧子
小さい頃病弱だった受は優秀な兄・攻に憧れ密かな恋心を抱いていた。大学生になり一人暮らしを心配した母親の薦めで都内で同居することになるが、ひょんなことからゲイであることを兄に知られおしたおされるが…
表題他2編。あらすじをみて久しぶりの期待できる近親○姦物に、おかげさまブラザーズのキンシン○ウカンの歌を浮かべながらレジに持っていったのに。のに、帰宅して三時間後、剛速球でだらけ行きの箱に放り込んでいた。
受は綺麗系の顔立ちをして、頭も悪くない。心臓が悪く中二の時に手術をして人並みになる。スポーツ万能、出来た兄に片思いをしていて、兄に似た男と寝たりもするが、基本的には純情で堪え忍ぶ性格。攻は4歳年上。派手な遊び好き。浮気、逆切れは平気でする。自分勝手な性格。
以下非常に感情的になったものすごいネタばれなので注意。
キャラは相変わらず作家さんの元々の趣味が色濃く反映された、スポーツならバスケ、イタ車好き、洋楽のバンドorギターをやっていてレースを見る。という典型的なこの作家さんキャラのステロタイプ。何のひねりもない。
一番むかつくというか最大のネックは攻の性格。これまで最大のむかつく男は既刊「こんな男で」の攻だったが、この攻はこれに並ぶ。
1話目ではないがしろにしていた弟が、外で男とHしていると聞いた途端に男女とやりまくっている自分を棚に上げ、他の男にお初を取られた腹いせに強○。2話目はまだ普通の出来上がったばかりのカプの話だったが、3話目が最悪だった。
攻の過去の男が出てきて悩むこともなく当たり前のように浮気再燃。それを受が可哀想だからといさめられれば受も知っていると開き直り。受にも自分が浮気をすると公言。再び浮気相手とやりまくっているのに、そんなことをしていると受も浮気するかもとからかわれると、そんなことになったら受を殺すと切れ、独占欲丸出し。受がずっと悩んでいる傍らで両方とも大切だしーとのんきに構え、浮気相手がどちらか選べと迫り選べないで居ると(最後まで自分で解決出来ずに相手任せの卑怯者)ふられて仕方なく受の元に戻り、「僕を選んでくれなくても攻の好きにしていいから」(意訳)と言ってくれた受に「俺はお前を選んだのに」と平手打ち付きの逆切れ。
ちっとも選んでねーじゃん。浮気相手が引導渡さなかったら二人の好意の上に胡座をかいたまま、お気楽に過ごしていくつもりだったじゃん。そして結局受の愛情に寄生して、また気になった相手が出れば浮気するつもりじゃん。とかとか、つっこみどころが多すぎて呼吸困難になった。
ちっともハッピーエンドじゃないし、別に恋愛関係になっていないのではないか。浮気するとか云々の前に、相手を尊重しない男、相手に一方的に負担をかけている男との肉体関係ってだけで、結局受の片思い状態のような気がする。
別に恋愛論まで持ち出す気はないが、攻は受を舐めすぎ。ないがしろにしすぎ。心に棚を作りすぎ。女性誌に載っている女性が毛嫌いする最低駄目男のステロタイプのような攻。
作家さんは楽しんで書いたらしいが、申し訳ないがこの手の男に好感が持てる精神は理解できない。出来るように見えて周りが見えていない自己中脳天気なところが可愛いのだろうか?
久しぶりに怒り心頭の剛速球で始球式だった。ただの娯楽小説でここまで腹が立てられるのも我ながら痛いと思うが。人間、怒りが過ぎると笑いが起こるものだが、後半笑いっぱなしだった。こんな笑いは心底いらん。
こういうの二度と読みたくないのだが、この地雷を見分ける方法はないのだろうか。結構切実かも。
近親○姦、21歳兄×18歳弟。一応大学生もの?
ボーイズ小説・ストイックになれない(オヴィスノベル)火崎勇
真面目な受は、大学時代の同級生で現同じ会社の同僚である攻に片思いをしていたが、思いがけず告白される。付き合うことになったが攻の過去の行状から怖くて体の関係になれなくて、関係なしの状況を続けるが…
表題と続編。まあ面白かった。
受は純情で真面目。大学時代はさえなかったが、就職を気に身だしなみを整えてこざっぱりした。美人顔。センスは悪くない。大学時代は攻に片思いしていた。攻は海外帰りで役職付きで受と同じ課に戻ってきた。ハンサムで精力的。女にもて大学時代は浮き名を流していた。受に告白し(この段階で大学の同窓であるのに気づいていない)、付き合う。
この作家さんにしてはめずらしい受がうじうじ系。所詮僕なんてとうじうじするのでその部分は楽しめた。真面目で自分に自信の無いうじうじ君受はツボだ。ただやはりこの作家さんらしくうじうじしていながら、攻の浮気疑惑に卑屈にならずに、「どゆこと?!」と詰め寄り食らいついていた。前向き。
社会人物。24歳?同級生カプ。同じ大学。もてて出来る攻×真面目でおとなしい受。
2004年02月20日(金)
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ボーイズ漫画・かげろうの森:日下孝秋/俺様なペット:佐倉ハイジ/パセリ2:朝丘みなぎ
ボーイズ漫画・かげろうの森(ドラコミック)日下孝秋
学生の受は夏休みを利用して好きだった日本画家・攻の個展を見に行く。そこで画家のアトリエの場所を教えて貰い好奇心に負け入ってみるが…
可もなく不可もなくと悪くないの間。雑誌で2話分は読んでおり興味があったので買ってみた。
受は学生。友達の父親の形見分けに掛け軸をもらいその画家をずっと気にしている。結構天然ボケで可愛いタイプ。攻は日本画かの父親を持ち自分も画家になる。一途っぽい? 細かいことは気にしないっぽい。割と直情型。
攻の性格がみんな曖昧なのはよく分からなかったから。受をみて一応理由めいたものはあったが、いきなり強○するしなんだかなーという感じ。
受は学生なのだが高校生か大学生か分からなかった。雑誌の時は興味があったのだが、1つにまとまると駆け足っぽい気がする。仕掛けと流れは嫌いではないので、全体的に微妙に物足りない感じ。つかこの作家さんたいていこんな話になるのだが。絵は好きな方なんだな。
日本画家×学生。軽い謎解き?
ボーイズ漫画・俺様なペット(角川コミック)佐倉ハイジ
短編5本。学生カプは1つで後は働いていたりプーだったり。この次あたりに出た本が面白かったので既刊のこれを探して買ったのだが、感想としては今ひとつ。言いたいこと、やりたいことは分からないでもないがーという感じ。
正直こっちを先に読んでいれば、次の本を買ったかどうかは微妙だったかも。ノリは良いしキャラは動いているとは思うが萌えない。
ついでに、ボディピアスマニアの受の話はピアスが痛そうで好きになれなかった。
学生物。社会人物。テンポのよい軽いタッチ。
ボーイズ漫画・パセリ2(ディアプラスコミック)朝丘みなぎ
アパートの部屋が隣同士のカプが攻の家庭の事情を乗り越え就職活動をする頃の話。完結。
面白かった。破天荒なほど格好いい設定でないキャラが、その年代らしい悩みを抱えて頑張っているところが非常に好感が持てる。カプがお互いに必要として対等になって見えるのも良い。会話の中に入るギャグも面白いと思う。前作「アリアドネ…」はあまり好みではなかったが、これはとても楽しめた。これからもこんな話が読んでみたい。最後はめでたく終わって良かった。ありがとう。
学園物。大学生同級生カプ。
2004年02月19日(木)
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ボーイズ小説・恋愛ホメオスタシス:火崎勇/ロマンスを殺せ:鳩村衣杏/歯科医は愛を試される:水壬楓子
ボーイズ小説・恋愛ホメオスタシス(リンクスノベル)火崎勇
金持ちの子供で綺麗な顔の受は表は真面目に生活し、裏では不良グループに属していたが、謎の男・攻と知り合い惹かれていく。仲良くしていたと思っていたのに、ある時いきなり暴行されグループリーダーの男を撃ち殺すところを見てしまい…
表題と続編。面白かった。雑誌掲載の時に途中で読むのを止めていたが、今回一気読みした。
受は良いとこの子供で頭がよく顔も良い。子供の頃の事故の後遺症で痛覚を感じなくなり、世界が面白くなくて高校生になり不良グループに出入りしている。攻は元殺し屋で今は日本に潜伏中。独自のビジネスで稼いでいる。ワイルド系。武闘派。ハンサムで背が高い。
ボーイズの割にという枕詞はつくが、良くできた設定に構成だったと思う。いつものこの作家さんの話の倍ぐらい作りが凝っている。裏社会物は一般書でたまに読むので、ボーイズであまりひどいのは背中がかゆくなるが、この作品は気にならなかった。ただ設定が凝っていると喜んでいただけに、受が事の真相を知った下りは今ひとつだった。普通のボーイズなら全然悪くないが、それまで期待しつつ読んでいただけに残念。まあ、更にエピソードを増やしていたら、受と攻が仲直りのHをやっている暇がないので仕方がないか。
最後のまとめ方はうまく締められていたと思う。普通は人殺しネタは気になるのだが、この作品は元々殺し屋さんなので気にならなかった。攻を誤解して「殺してやる」と自力で追い続ける受の性格は天晴れ。なかなか気概がある。この作家さんの中では丁寧に作られた話ではないか。ただ話に目がいって萌えきれなかったのが残念。萌えたというより面白かった。という話。
出会った時は16歳最後は18歳。中国マフィア。抗争もの。復讐。
ボーイズ小説・ロマンスを殺せ(アズノベル)鳩村衣杏
役者志望の攻は人気作家の受の身の回りの世話と恋愛をぶち壊すために破格のバイト料で雇われる。出版社の新入社員を偽って受の家に入り約束通り家事をしながら目を光らせるが…
表題と続編。悪くない。が、ぱっとしない。シャレードから出ている話は二つとも好きだが、アズノベルから出ている話は今ひとつ。
受は恋愛作家。天然ボケで家事は壊滅的に駄目。恋愛をすると話が書けなくなるので編集が一計を案じて攻が雇われた。可愛い顔で家族愛に飢えている。攻は役者志望だが親に反対されている。大学卒業後劇団に入るつもり。実家が定食屋なので家事全般が出来る。しっかりしてハンサム。受には弱い。
続編はくっついた後の話なのだが、仕掛けは良いが駆け足っぽく見えた。表題はこのぐらいの長さで良かったが、何か全体的に勿体ない。
攻の受に弱い性格は好き。受の一人称俺のまま話が進むのがどうも違和感を覚えた。
役者志望22,23歳×恋愛作家29、30歳。7歳差。表題は攻視点。続編は受視点。
ボーイズ小説・歯科医は愛を試される(ルビー文庫)水壬楓子
1日違いの誕生日で産まれた頃からの幼なじみである受と攻。長じて二人とも親の跡を継ぎ、受はパティシエに攻は歯科医になった。受の妹が攻の兄と結婚することになり受は攻と同居することになったが…
悪くないが良くもない。
受はずぶとく楽天的。大学卒業後海外を放浪し帰国。パティシエとしては腕がいい。攻をずっとライバル視している。攻は努力型の秀才で昔から頭も顔も良かった。学生時代は生徒会長も務める。受がずっと好きだった。
高校時代1度攻に強○され、それ以来仲が悪い。Hシーンは3回。話は起承転結そこそこまとまっているが、「おお」と思えるエピソードがないのであまり印象に残らない。
28歳幼なじみ同級生カプ。歯科医×パティシエ。
2004年02月18日(水)
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漫画・魔王の系譜:浜田翔子/エウクロス物語:ユキムラ
漫画・魔王の系譜(ビブロス)浜田翔子
子供の頃誘拐された主人公は、それ以来実業家の父親に守られ屋敷の中だけで暮らす。18歳の誕生日が近づきおもり役として一人の男を紹介される。そして誕生日のパーティで父親は突然、主人公にすべてを譲ると宣言して…
ファンタジー。面白かった。この作家さんの話はなにげに好きかも。主人公の少年が魔王の魂を持っていて、目覚めて云々というあらすじ。一応ボーイズではないようだが、1話目がビボーイなのでヤオイテイストはふんだんにある。能力が完全に目覚めていない状態で守り役に守られながら手下が集まってきている状況。普通に話として面白い。悪魔ネタが好きなら読んでみても良いのではないか。守り役の男の付き従い方が好みだ。続きも楽しみにしている。
エセファンタジー。悪魔。魔王物。主人公の青年は18歳。女の子とのHシーン有り。疑似近親相○。
ジュブナイル漫画・エウクロス物語(ビブロス)ユキムラ
架空の国。エウクロス王国で起こるオムニバス。短編6本。ヤオイテイスト有り。
絵が好きで新刊が出ていたので買ってみた。初単行本らしい。架空の国で生きる人たちの話。一つ一つの話はほんのりと心が温かくなるような感じで悪くはない。ただこれといった一押しのエピソードが無く、割と淡々と話が進むのでインパクトが無い。全体的に小粒。1本はゼロに掲載されていた話だが、残りは同人からの再録なので持っている人は注意した方が良いと思う。
作家さんが同人でちまちまと書き貯めていたシリーズらしく、年表もついて歴史も決まっているようだが、1冊目のこの本で話の端々に「これはこれこれという意味です」と注釈がつくのはどうなんだろう。作家さんの中だけで話が出来上がっていて一見さんにはなじみにくいというか。メインの話が別にあってその番外のような印象を受ける。
次も買ってみるけど。どうでもいいがこの作家さん、指輪物語が好きそう。
ファンタジー。ほのぼの。切ない。
2004年02月17日(火)
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ボーイズ小説・純愛しまショウ!:彼方はるき/
ボーイズ小説・純愛しまショウ!(リンクスノベル)彼方はるき
短編3本。コンビニでバイトする軽いノリの高校生の同級生カプ。柔道部に絡んだ先輩後輩高校生カプ。弁護士に引き取られた高校生カプ。
悪くはないが良くもない。一応全部読んだ記憶があった。全体的に軽いノリの文章。弁護士物は少し重い。Hは少ない目。初めの話にしか入っていない。短編なので少し物足りない。1つ目の話はともかく弁護士ネタは1冊の話にしてじっくり読んでみたかった。
学生率多し。コミカル。シリアス。同級生カプ。金髪碧眼後輩×弱気な先輩。新米弁護士×児童相談所に預けられた高校生。
2004年02月16日(月)
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ボーイズ小説・唇まであと何cm!?:宮本恭名/社長秘書の昼と夜:池戸裕子/許可証をください!:烏城あきら
ボーイズ小説・唇まであと何cm!?(ゲンキノベル)宮本恭名
従兄弟のやっている芸能プロダクションに再就職した受は、そこで臨時に小学生・攻のマネージャーをすることになる。子供が苦手でどう接して良いか分からず戸惑っているが言い合いをする内に相手の内面が分かってきて…
正直、前にこの作家さんの本を1冊読んで合わない人だというのは分かっていたのだが、今回小学生12歳が攻という設定だけ興味がわいて買ってみた。んで、予想通り合わない話だった。
受は就職した会社が危なくなりリストラされる。子供が苦手。顔は良い方。攻は子役で役者として才能がある。仕事に対しては熱心で学校も出来るだけ頑張ろうと努力している。10歳の時に見かけた受が気になりずっと片思いしていた。因みに二人の初Hは攻が14歳の時。
まず受の性格に魅力を感じない。仕事が出来ないしやらないし気も利いていない。自分の感情(?)に振り回されて仕事場から駆け出すし、文句ばかり言っている。このキャラのどこが可愛いのかさっぱり分からない。嫌なキャラだから魅力がないのでなく、嫌なキャラならその手のキャラなりに魅力的に書く事は出来ると思うのだが。入社したての会社から放り出されたのは、不況のせいではなく受の性格のためかもしれんと思ってしまった。
攻が割と良い男だったので、とても勿体ない。
後、受がプロダクションに入社した経緯や理由が、途中までまったく書かれていなかったので座りが悪かった。さらっと数行で説明してくれた方が私は落ち着く。しかも書かないのは何か伏線があるからかと思ったら、まったく関係ないし。ついでに200P過ぎるまでずっと受視点で書かれていたのに、不意に攻視点で4Pほど書かれてまた受視点に戻っているのが気になる。
視点の入れ替えはままある技法だとは思うが、全体の4Pだけなのはやめてほしい。
期待できたのは設定のみで後はさっぱり期待できなかった。受の性格がもうちょっとむかつかなければ楽しめたと思うのに。
一応芸能界物。12歳天才子役×22歳新米マネージャー
ボーイズ小説・社長秘書の昼と夜(キャラ文庫)池戸裕子
広告代理店に勤める受は秘書に異動になる。そこには同期で出世頭の攻がおり、受は入社した頃から密かに片思いしていたが…
初めは外見は格好良く仕事が出来る受が、片思いする姿が可愛いとかなんとか楽しんでいたのだが、読み進めていくうちに微妙な気持ちになった。
受はスタイルが良くファッションセンスも良い。仕事にやりがいを持っており、異動後も頑張っている。攻に片思いしており向こうから告白してくれることを願っている。攻は受とは違ったタイプの良い男。仕事が出来て寡黙な方。
最初は振り向いて欲しくて頑張る受の前向きな姿に結構可愛いとかなんとか思っていたのだが、途中から首を傾げたというか。攻を誘う行動がだんだんなりふり構っていないと言うか中学生のようで頭が良く見えなかったのと、仕事に支障を来して居るんではないかと思ってしまった。最後はぐだぐだした感じ。そう言えば、受がプレゼン中にライバル会社の責任者と恋愛のことで昼食をとる下りがあるのだが、それって会社の倫理(?)としてはどうなんだろう。
攻とのHも唐突っぽい。好きな作家に興味有る設定で期待して読んだだけにぐったりしてしまった。残念。
社会人物。同僚。先輩秘書×後輩秘書。28歳ぐらい?
ボーイズ小説・許可証をください!(シャレード文庫)烏城あきら
中小の化学薬品の工場に勤める受は、初めての四大理系卒の若手として期待されている。上の命令でフォークリフトの免許を取ることになり教えて貰う事になったのは苦手意識を持っている攻だった。何となく構えてしまう受だが、攻は淡々と接してくれて…
表題と前後編の続編。その後の書き下ろし。とても面白かった。こういうの大好き。ガテン系と書かれていたが工場の親父萌えというかブルーカラーの話。
受は工場初の理系四大出身の専門知識を持った社員。仕事に対する姿勢は真面目で天然ボケ。可愛いが女っぽくはない。攻は製造部門の若手で周りからも兄貴分として慕われている。高卒だが仕事に対しては真面目で熱心。工場を良くしていきたいと思っている。迫力があり体格は良い。
最近「ガイアの夜明け」や「プロジェクト×」などを見て下町工場の親父や縁の下の力持ち的エピソードに萌えているので、渇いた喉をちょうど欲しかった飲み物で潤してくれた感じ。工場の話がメインなのはあまり見ない設定かも。作業服、ヘルメット、安全靴姿の攻が格好いい。
作家さんも元製造業で働いていたのか、或いは興味があるからか、仕事の部分のエピソードが、知識が無くて分からない部分もあるのだが、身にせまっていて読んでいて面白い。
表題を読んだときはそこそこ面白い。程度だったのに、その続きの前後編ではまった。書き下ろしの部分も十分楽しめた。3冊出ている作品の中では一番好きかな。
私はボーイズにエロシーンは無いよりあった方が良いが重要視はしないというスタンスでいるが、この作家さんのHシーンは萌える。淡々と書かれているが内容は濃厚な感じ。
ありがとう。ごちそうさま。続きが雑誌で載るらしいが出来ればこの感じをキープして欲しい。
社会人物。ブルーカラー。25歳同じ年カプ。現場たたき上げ攻×理系四大卒。
2004年02月15日(日)
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ボーイズ小説・愛しかいらねえよ。:ふゆの仁子/プライドの欲望:ふゆの仁子/お坊ちゃまにセクハラをV:名倉和希
ボーイズ小説・愛しかいらねえよ。(ダリアノベル)ふゆの仁子
銀行員の受は、上司に連れられて行った先のキャバクラでかつて付き合っていたやくざの跡取りである攻と再会する。高校時代数ヶ月付き合っていただけだが攻のためを思って身を引いたのだ。再開後関係が再燃するが…
わりと面白かった。やくざの情婦? 復縁元鞘などへぼい設定なのだが、やくざの跡取りが普通の学校生活を送り、その頃受と付き合うという設定が好きなのかも。
受は人当たりが良く委員長をしていた。真面目。成績も良い。顔は童顔で女顔。攻と別れてからは地方銀行に勤め合併により都心で働くようになる。仕事は出来る方。攻はやくざの跡取り。東京の高校で教師を殴って退学となり地方の高校にやってくる。顔はもちろん良い。頭も悪くない。襲名後はトップとして幅を利かせている。
高校時代付き合っていて立場上別れて、就職後偶然再会してHするようになりお互いの思いを確認してハッピーエンドというどってことのない話。単純な分引っかかった部分はあまり無い。個人的には攻が襲名を嫌がって受を連れて逃げようとした下りがよく分からない。別に襲名してそのまま付き合っても良いと思うのだが、嫌がった理由が不鮮明であるのと、再会して攻の女としてHしていたのに急に解放してやると攻が言った理由。このまま付き合っていたら危険だから止めとけという理由が一応ついていたが説得力がなかった。それなら元々付き合うなよ。
個人的に萌えツボだったのでそれなりに楽しめたが、全体のバランスとしては今ひとつのような気がする。
それにしてもどうしてこんなべたな設定に萌えるのか。ま、楽しかったからいいや。
やくざ×銀行員。同級生。20代半ば? 高校時代に付き合い8年後元鞘。
ボーイズ小説・プライドの欲望(キャラ文庫)ふゆの仁子
広告代理店のアートディレクターの受は大きなプロジェクトのチームに入り、そこでヒットメーカーの攻と出会う。コンペ目前に受が足りないところを教えて欲しいと攻に尋ねたところ、欲望が足りないと言われ迫られるが…
面白かったはず。はーずーだけど…。設定等は好みだしそこそこ読めたのだが、どうしてこう、読み進めるうちに微妙な気持ちになるのだろう。
受は派手で小綺麗な外見。仕事に対してずっとコンプレックスを持っているため、緻密で計算された作風になる。見た目ほど遊んでいない。攻はCM界でずっと成功してきた。自信に満ちておりやり手。生粋のゲイ。もちろん顔は良い。
なんつーか、「お前には足りないとこがある」「何ですか。教えて下さい」「欲望だ」→Hする。という展開が……な気持ちになる。それで何故か足りないところが分かった気がする受もすごいが。案外お似合いなのかもしれない。割れ鍋に綴じ蓋。
その展開を2回繰り返して自信作を提出した受を否定してしまった攻の言い訳が、「一目惚れして気をひきたくてあおってました。うっかり本気になったので、受の本当の姿を他人に見せたくなくて実は良い出来だったがつい否定してしまった」云々。
お前。私情を持ち込んでうだうだしとらんと仕事しろ。と突っ込んでしまった。受にしつこく一人Hしたのかと尋ねたり、こんなろくでもない男とは別れて良いと思う。この場合だけは別れても気持ちよく読み終えられただろう。
社会人物。広告業界。CD30代?×AD20代後半?
ボーイズ小説・お坊ちゃまにセクハラをV(エクリプスノベル)名倉和希
大企業の御曹司である受は12歳の時からの恋人・攻に夢中。同じ会社に入社して日々頑張っているが、世間知らずでどんくさいので仕事に関しては今ひとつ。初めての接待に連れ出されその先の社長にセクハラされはねのけてしまうが…
思っていたのと違う系統の本だったので驚いた。最初からアホエロ本と分かって読めば気にならないのだが、好みのものを読めると期待して読んだのでがっかり感が強い。
受はビール会社の御曹司。末子で家族中から溺愛されて育つ。可愛い系? 12歳から家庭教師に来た攻一筋。10年の付き合い。ドジで間抜けで頭もあまり良くないが頑張ってはいる。攻は頭が良く眼鏡が似合うエリート。受のために受の会社に入り直し出世コースを歩んでいる。二人の仲は親公認。立派なバカップル。
ここのあらすじを書くときには、本の表4のあらすじも参考にしているのだが、本に書かれているあらすじのような、お坊っちゃま飼育ラブコメには見えない。
受のあまりの働けなさに、頼むから攻と結婚でもなんでもして家庭に入って出てくるなと思ってしまった。いくら新人とはいえ頭が悪すぎ。大企業の子供なら小さい頃からそれなりの教育を受けさせろよ。下手に権力持っている人間を教育せずに野放しにすると下の人間が迷惑する。色々微妙すぎ。
一応社会人物。33歳課長×御曹司新入社員23歳。ギャグ?
2004年02月14日(土)
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ボーイズ小説・Gのエクスタシー:ふゆの仁子/キャンディ:ひちわゆか/氷点下の恋人:春原いずみ
ボーイズ小説・Gのエクスタシー(キャラ文庫)ふゆの仁子
高校生の受はバイト先で、かつての知り合いでありわずかな間ロックバンドでデビューしていた攻に出会う。たまに会うようになった時同じ高校で芸能人である人間にライブハウスに誘われて…
バンド物で挿し絵が苦手だったが結構面白かった。挿し絵の人の絵自体は嫌いではないが、小説の挿し絵で濃い絵を持ってこられると小説のイメージが濃い方に書き替えられ、内容に集中出来ないので。
受は昔ピアノを習っておりそこで攻と出会っていた。高校ではギターを買うためにバイトしている。派手で遊んでいる見た目の割に、真面目ですれて無くあまり遊んでいない。攻はバンドのボーカルとしてデビューしたが1枚CDを作っただけで引退。今はエロゲのプログラムを作っている。顔は整っていて体格も良い。昔の恋人を忘れていない。
過去に捕らわれてよわよわした攻だが嫌いではない。最近しっかりした受と弱い部分のある攻のカプが好きだ。ただ攻は昔プロダクションの社長と恋人で(そして多分受)そういうのが苦手な人にはつらいかも。別の作家さんが書いていればリバになっていたかもしれないが、この作家さん年下の丁寧語受が多いのでそっちになった感じ。またこんな話を読んでみたい。
バンド物。元芸能人のプログラマー(20代半ば?)×高校生17歳。攻は昔受。
ボーイズ小説・キャンディ(ビーボーイノベル)ひちわゆか
建築関係の会社員である受は、仕事相手の攻に恥ずかしい格好をしているところをみられてしまう。それから甘い言葉で調教され深みにはまっていくのだが…
表題と続編、もう一カプ。二つのカプの攻は兄弟という設定。二つともSM風味。面白かったと言うべきなのだろうが。
受は有能な会社員で攻の作品が好きでまだ無名だった頃からひいきにしていた。顔はよく楚々とした感じだがM気質。攻は新進の家具デザイナー。眼鏡をかけシャープな印象。仕事に対する姿勢は真面目。
もう一つのカプは元気で人好きのする高校生と数学教師。
鬼畜SMは好きだし、良くできた話だと思う。デザイナーの攻の弱さは好きだし、Hシーンはねっちこいし構成も悪くない。のだが何故かあまり萌えなかった。好きな素材でそこそこいい腕のコックに好きな料理を作ってもらっているのに、美味しいけど好みでなかった感じ。我ながら勿体ない。
多分理由の一つは、よく出来た作りだとは思うのだが、作為が見えすぎて引いてしまうのかもしれない。前作の「12時の鐘」もそれが透けて見え今ひとつ乗り切れなかったので、作風なのか。
言葉責めの台詞は浮いて見えた。SM調教ものだがぬるい。
乳首いじり。SM。鬼畜。教師×生徒。デザイナー×会社員。
ボーイズ小説・氷点下の恋人(キャラ文庫)春原いずみ
保険会社の新米リサーチャーである受は、ブラックリストに載っている医者の攻に診断書のことで会いに行く。冷たくあしらわれるが接していくうちに攻の事故に対する考えが見えてきて…
うまくあらすじが書けてないが、とても面白かった。攻受のやりとりも色々有り、軽い謎解きも有り、充実している。2冊続けて当たりだったので嬉しい。
受は元白バイの警官。辞めてから保険会社の不正書類の調査をする部門で働いている。バイクを愛し正義感が強く真っ直ぐな性格。工学部出身で分析能力も優れている。体はしっかり作られているが背は平均。攻は整形外科医。白皙の美貌で立ち振る舞いも優雅。表面はアイスのように冷たいが自分の正義を持ち行動する。やくざにも屈しない。
どちらが受か攻か。よくあるパターンでは新米保険屋が攻の大型犬攻×女王様受タイプに見えるのだが、逆だった。寝るまでどちらか分かりにくく書かれているのは珍しい。たいていの本は攻や受が「攻です」「受です」と挙手しながら登場するから。
メインキャラの性格が細かく書かれているし、脇キャラも立っている。受の上司が老獪でその部分もちゃんと書かれている。話はボーイズにしてはよく調べてあるように見えメインの謎解きも有る。受や攻も仕事しているしちゃんと頭が良く見える。全体的にほどよく作りこまれていると思う。この作家さんがこういうタイプの話を書くとは正直思わなかった。この作家さんの作品を全部を読んだわけではないが、今までで一番気に入ったかも。
整形外科医30代×新米保険屋25歳過ぎ。社会人物。
2004年02月13日(金)
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ボーイズ小説・漆黒の君主:上原ありあ/SoSweet!:佐伯まお/ワイルド男がやってきた:水月ありーな
ボーイズ小説・漆黒の君主(ショコラハイパー)上原ありあ
貧乏翻訳家である受は隣人の留学生攻とゲームをした。目隠しをされ次に目覚めた先は北欧の小国の後宮。受を寵姫にすると宣言した攻はこの国の皇太子だったが…
砂漠の王子様の北欧バージョン。目先が変わっていると思い、買ってしまった。つまらない。
受は北欧のファンタジーをいつか翻訳したいという夢を持ち、一度会社つとめをしていたが辞めて翻訳家になった。顔は綺麗。攻は北欧系の白人と日本人のハーフ。母親の母国である日本に留学していたが受を見初めて強引に連れて帰る。容姿はそのまんま黒髪の王子様。丁寧な口調。丁寧な態度。
全体的に中途半端に見える。受が連れてこられて閉じこめられて、Hされて強引な攻が好きなんだろうかと葛藤して、お家騒動が起こって愛を確かめ合って(…)終わる典型的なパターンなのは良いのだが、お家騒動を起こした王子の攻がその場からさっさと逃亡して後始末の責任をとらなかったのはどうも。大筋の設定は良いと思うのだが、それにともなう攻の行動は頭が良いようには見えない。
ついでに受が攻を好きになる理由がよくわからん。いやハンサムだし王子なんだが、せめて身分を隠して受と接していた頃のエピソードをもう少し入れてくれれば、説得力も増したと思うのだが。せっかく絢爛豪華できらびやかな後宮に入れられたのに、初めてのHが外で次が車の中、その次が逃げた先の狩猟小屋というのが可哀想?
さらにどうでも良いことだが、表紙のイラストの受が一瞬おむつをしているように見えた。好きな絵師さんなんだけどね。
22歳皇太子×24歳翻訳家。北欧の王子様物。
ボーイズ小説・SoSweet!(花丸文庫)佐伯まお
和菓子屋で働くことになった受はその店にバイクで向かう途中ベンツを傷つけてしまい殴られる。なんとか店に辿り着くとそこでは葬式が行われており、雇って貰うはずだった主人は亡くなった後だった。その席でベンツの主と再会するが、攻は僧侶として招かれていた…
表題と続編。この作家さんでは2冊目。悪くはない。悪くはないがボーイズラブのラブの部分が薄かった気がする。
受は専門学校を出たばかりで和菓子屋に就職したばかり。可愛い顔。負けん気が強く研究熱心。攻は豪快で破壊生臭坊主のように見えるが、檀家や子供には優しい。甘い物に目がない。受が勤める和菓子屋のお得意さま。髪は長めでワイルドっぽい。バタ臭い顔だがハンサム。
話は割としっかり書かれているとは思うのだが、受の成長ものや周りのエピソードが中心になってしまい、攻と受が出会って相手を気に入って付き合うようになっての段階があまり掘り下げられていない気がする。あっさりと寝てあっさりと付き合うようになったように見える。そしてあまり葛藤しない。Hシーンは隠微な感じはまったくしない。スポーツのよう。悪くはないが萌えとは違う気がする。
僧侶20代後半から30代ぐらい?×和菓子職人20代頭? 一応成長物。
ボーイズ小説・ワイルド男がやってきた(花丸文庫)水月ありーな
夏休み前の時期、受の高校にネイティブアメリカンの男・攻が表れる。受は昔アメリカの居留地で迷い攻に助けられていた。攻は受が運命の相手だと言うのだが…
表題と続編。設定だけ見ていたらトンデモ設定のトンデモ本だと思うのだが面白かった。この表題が花丸に掲載された時に、よくこんな突拍子もない設定のカプが載ったよなと驚いたのだが、この作家さんの作品だとは覚えていなかった。
受は普通の高校生。昔は少女のように可愛かった。5歳で母親を強盗に殺され、しばらく精神的にまいっていたが父親に連れられていったアメリカで攻と出会い立ち直る。勉強は真面目にする方。負けず嫌いでさばさばしている。攻はネイティブアメリカン。受が魂の半身だと分かり、いつか嫁に貰うため(女の子だと勘違いしていた)よく働き鉱山のオーナーになる。立身出世の人。がたいが良く運動神経も優れている。顔はもちろん良い。すれていなくて真面目な性格。
この作家さんの好きなところはテンポのよい文章もあるが、しっかり者の受と格好いいけど情けない攻を書いてくれるからだと思う。とてもツボ。
終わりの空港でのシーンは攻が情けなくて可愛かった。
面白いとは思うのだが、エセファンタジーというかエセサイキックな展開で、ネイティブの動物の精霊が出てきて、魂が空を飛んだり相手の危険を夢で見たり、敵に精霊をとばしたりしているので、そういうのが苦手な人は読まない方が良いかも。因みに世界平和のためには戦っていない。
普通の学園物で5歳児に15歳が恋をしたと書かれても、ただのショタかいと思うのだが、精霊が出てきて魂の半身とか書かれると、5歳の受に片思いしたとしても何となく納得できるのは、流石精霊のおかげ。
Hシーンは少ないが表現はこゆい気がする。
この作家さんの出した本の続編が切実に読みたい。同人ででも出してくれないものか。頑張って買いに行くんだけど。この本も続きが見てみたい。
鉱山オーナー28歳×高校生18歳。10歳差。エセサイキック。ネイティブアメリカ。精霊。
2004年02月12日(木)
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ボーイズ小説・締切前はキスだけ!:新田一実/ひかげの薔薇:鹿住槇/豹くんの異常な愛情:金丸マキ
ボーイズ小説・締切前はキスだけ!(エクリプスノベル)新田一実
編集の受は倒れた同僚の代わりに有名作家・攻の原稿を受け取ることになる。上がっていなかった原稿を書かせるために攻を自宅へ缶詰にし家事を手伝いながら書かせるが…
面白かった。この作家さんの味が出ている本のような気がする。
受は編集者。本に対してこだわりがあり大きな出版社から小さな出版社に転職してきたほど。綺麗系の顔気が強く意地も悪い。癒し系がタイプのゲイ。攻はハードボイルドの人気作家。ハンサムで行動や表情がいちいちハードボイルドの主人公のようにきめている。バイで女にもてる。食事のうまく作る相手に惚れやすい。
特にギャグではなにのだが、所々ツボに入って笑ってしまった。この作家さんのキャラは妙にさばさばしているところが好きだ。濃い話でもどろどろしない。受の男の趣味の悪さや、攻のあほなファックス攻撃がツボだった。
この作家さんの文章は何故か好きだ。華美でない言葉がぱんぱんと進んでいく感じ。綺麗な山なりの起承転結ではなくどこか蛇足に見えるエピソードの入るいびつさ。慣れるまでは読みにくかったが、慣れてからはハマった。
癖があるしカプはあまりらぶらぶしていないので読む人を選ぶかも。私は好き。
20代半ば作家×20代半ば編集。ギャグ風味。
ボーイズ小説・ひかげの薔薇(ビーボーイノベル)鹿住槇
バーテンから財閥の跡取りの攻の愛人になった受は、囲われて手当をもらって生活しているがいつか捨てられると思い攻を好きにならないよう自制している。ある日バーで男に声をかけられて…
表題と続編。とても面白かった。雑誌掲載時から気に入っていたが続編もろとも良かった。
受は天涯孤独で三流大卒でバーテンをしていたところ攻に見初められ愛人になる。母親も愛人だった。顔は良い。頭の回転も悪くない。プライドが有り真面目。攻は財閥の後継者で既婚者娘が一人有り。頭も顔も良い。鬼畜っぽい面もあり生粋のゲイ。
この手の話は攻の奥さんがネックになってくるのだが、今回の設定は気にせず萌えることが出来た。不倫は基本的に好きではないが、この話のようなら許せる。
受がずっと男としての気概を持っているのは好感が持てる。続編になってもただのカプのラブラブを書いているだけでないのも良い。攻のプチ鬼畜さがカプになっても萎えずに残っているところも萌える。そして結局受に対して弱気な部分も良い。
受攻共々好みのタイプで好きな展開の話だった。満足。
愛人物。最終的に受は攻の会社に入る。30代財閥系会社社長×20代頭の愛人。
ボーイズ小説・豹くんの異常な愛情(コバルト文庫)金丸マキ
大学生の受(多分)は恋人が出来てもなかなか長続きしない。アパートの隣に住む東大生は恋愛対象外としてまったく意識していなかったが付き合っていくうちにうち解けてそれぞれの事情を知るようになり…
前回の「南くん」よりは物足りないが、まあ面白かった。安定していると思う。
受は厳しい親元で暗い学生だったが上京してゲイとして楽しんでいる。運命の恋人を捜しているがなかなかうまくいかない。お洒落に興味がある。顔は良くショットバーでバイトしている。攻は機械おたく気味の東大生。親は再婚同士で連れ子の妹といい仲になりかけていた。真面目で清潔好き。
カプとして成立してからが短いのでそこらへんが物足りないのかも。Hシーンそのものは書かれていないが最後の攻視点の話ではちゃんとやっているようだ。言葉のやりとりなど小技は相変わらず良い。前から思っていたが、このノリは榎田さんと同じ系統な気がする。他にも幾人か同じ系統の人がいるが。
どうでも良いことだが、ウイルキンソンジンジャーエールは私も好き。ウイルキンソン自体は亡くなったけどね。
学生同士。18,19歳?東大生×21歳大学生。ギャグっぽい。
2004年02月11日(水)
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ボーイズ小説・透明なココロ:ふゆの仁子/ワガママな独占欲:ひろとあひる/寂しい真珠:春原いずみ
ボーイズ小説・透明なココロ(アイスノベル)ふゆの仁子
高校生の受は退屈な毎日を送っていたが、ある日友達に乗せられ、ゲイの出会い系掲示板の書き込みに返事を出し会うことになる。やってきた男は普通のサラリーマンで話すうちに再び会う約束をすることになるが…
地味で淡々と話が進むが面白かった。高校生だった受が出会って別れて社会人になって再会するまでの話。この作家さんで良かったのは久しぶりかも。
受は高校生。両親はそろっているがあまり構われず退屈な日々を送っている。頭は悪くない。顔も割と良い方。攻は優秀な外資系銀行員。既婚で妻と子供有り。真面目そうな容貌だがやることはやる。結構ずるい面も有り。どこにでもいそうな感じ。
前の感想でこの作家さんの派手な設定を取り除いて、地味な話が読んでみたいと書いたが、これがそんな感じ。一応攻はそうは見えないながら、優秀な会社員ではあるが、話全体は淡々と地味地味に進む。
攻の小心者っぽいところは悪くない。
出会って2度目にHになだれ込み、しかもえらく感じていたのだが、(ページの都合上仕方がないのかもしれないが)受が攻と出会って好きになる納得できるエピソードを入れてくれた方が良かったかも。それ以外は好きな感じだった。
無駄にきらびやかな設定では無く、こういう雰囲気の話をまた読んでみたい。
学生から社会人まで。出会い別れ再会。20代後半会社員×高校生。再会時は30代半ば部長×20代新入社員。シリアス。
ボーイズ小説・ワガママな独占欲(アイスノベル)ひろとあひる
家族にあまり構われなかった受は愛情に飢えている。大学で後輩の攻から告白され付き合うようになったが、就職活動で内定を受けた会社から海外勤務だと聞かされ、側にいて欲しいがワガママを言うと嫌われると思い我慢しようとするが…
読むの疲れた。表紙とあらすじを見て興味を持ち、初めての作家さんで試し買いだが駄目だ。
受は優しく穏やかな外見で厳しい祖父母に育てられ真面目に成長した。大学ではボランティアサークルに入っている。自由奔放な従兄弟がいる。攻は孤児院育ちで海外で働きたくて就職先を選んだ。受が一目見て気に入りサークルに入る。3つ後輩。
取り敢えずしょっぱな14歳の受が「寂しいのを慰めてあげる」とか言われながら12歳の従兄弟にやられるのは驚いた。ついでに大学に入って寂しさにまけて大学の先生と不倫しているのも驚いた。それで清純系とか書かれているとかなりひっかかる。受は寂しいんだか可哀想なんだかを何度も繰り返し書かれているが、単調に言葉を並べているだけで表現力なさすぎ。
全体的にぐだぐだと話が進む感じで盛り上がれなかった。つまらない。
因みに最後は攻が受にポロポーズしている。
学生から社会人へ。一応くっついて一度別れて元鞘。
ボーイズ小説・寂しい真珠(ショコラノベル)春原いずみ
海外のトップモデルの受はリハーサル中顔を怪我して治療のため戻る。入院中事故にあった瞬間の写真が送られてきて脅迫されているのか確かめるため送り主で写真家である攻に会うが…
面白かった。この作家さんはあまり好みのツボが合わないのだが最近の作品は好みのものが増えた気がする。
受は何様のトップモデル。元モデルのマネージャーにワガママ放題で醜聞も多い。怪我をして攻に合ってから反省し成長しようとする。東洋の真珠と呼ばれている。攻は元戦場カメラマン。親友を亡くしてファッション界のフォトグラファーになる。がたいが良くシャープな雰囲気。理知的な目。
鼻っ柱が強くわがままな受が省みて自分を変えていこうとする姿は好感が持てる。切り口がちょっと違っていて良かった。といっても構成という名の積み木が並べ替えられただけなのだが。攻が途中消えているような印象がある。陰から見守っているのだが、マンツーマンではなく受は自分だけで成長しようとする。途中つまづいてマネージャーと出来たりするので、攻と心を通わせて云々という過程はない。甘い話ではないがたまにはこういうのも良いかな。続編があれば読んでみたいが、失速しそうな気はする。
モデル物。カメラマン×トップモデル。一応成長物? 攻以外とのHシーン有り。
2004年02月10日(火)
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ボーイズ小説・Crash,Crash,Crash:篁釉以子/一番でいさせて:高尾理一/君だけがたりない:松岡なつき
ボーイズ小説・Crash,Crash,Crash(アイスノベル)篁釉以子
ヘアメイクアーチストの攻は雪の日に助けて貰った受の事が忘れられない。ある夜仕事の打ち上げでクラブにいた時に男二人に追いかけられている受と再会し助けて家に連れて帰るが…
表題と続編。なんつーか前半分は微妙。後半は投げたくなった。
受は北海道が実家の大学生。実家の農場を継ぐはずだったが姉が旦那を連れて帰り継ぐ事になったので東京の大学に通う。ゲイであることを悩み、攻に偶然ふれたことで肉欲を感じて更に悩む。純朴ですれていなく可愛い系。攻は格好いい系でスタイリッシュ。10年ほどイギリスにいた。野心家でイギリス人の恋人がいたが振られて以来真剣になれる相手は居なかった。
初めは楽しんで読んでいたのだが、攻の元恋人がやってきてからは、はあ? な展開ばかり。最後までなんじゃこれはーと突っ込みながら読んでしまった。元恋人が攻に「野心家で仕事をとるために色々するところは自分と似ている。だから元鞘に戻ろう」(意訳)と言うのだが、そんな性格だとはさっぱり知らなかった。もっと前の部分で書いてくれ。のんびり流されるように仕事しているんだとばかり思ってた。
それで何故か元恋人になびき、受に引け目を感じつつも一緒にロンドンに行って仕事をしようとする攻。具体的にどんな仕事がもらえるのかも分からず、日本でそれなりに名がうれているなら個人で行っても良いと思うし。元恋人の紹介する仕事がどんなものか分からないので一緒に行く理由がさっぱり。んでやっぱり受の側にいたいと出発成田に向かう途中でタクシー返して戻ってくるのだが、向こうでやるはずの仕事はどうなるのだろうか。もしまだ具体的に契約を交わしてないのなら、それはそれでそんな元恋人の口約束だけでロンドンに渡ろうとする攻の愚かさが際だち、仕事の契約をしていたならそれを放り出す無責任が光る。攻が一人で酔っているだけのように見える。
ついでに文章が「かわいそうに○○(受の名前)は…」とかいうような枕詞がつくと作家さんが自キャラ萌えしているようでちょっと引く。
健気受属性があるのでつい読んでしまうのだが、展開が別の意味で驚くことが多すぎ。
20代後半ヘアメイク×大学生19歳。一応シリアス?
ボーイズ小説・一番でいさせて:高尾理一
両親を交通事故で亡くした受の元に大学時代同棲していた攻がやってくる。従順な犬のような男で付き合っていたが、とある事で別れた男だ。よりを戻したいという攻を家に連れて帰り再び同棲まがいのことをはじめるが…
悪くない。全体的に少し物足りないが。典型的な女王様受と下僕攻。作家さんも好きな設定だそうだ。
受はバイで美人で昔からもてた。ワガママで家事は一切出来ない。コンピューター会社に就職。両親をバスの事故で亡くす。一人っ子。攻はがたいが良い面倒見の良いタイプ。酒に弱い。受に惚れて同じサークルに入り同棲したがふられる。実家は犬を飼っている。広告代理店勤務。
攻が好きなのは、Hの相性が最高だからと、ていらいもなく言える受はある意味男前。脇キャラの先輩は少し都合がいい気もしたがこんなものか。女王受はたまに性格が鼻につくタイプがいるがこのキャラは大丈夫だった。同棲しても家事一切は自分より仕事の忙しい攻にさせている。何様〜。ただ続編は犬一匹にここまで話をひっぱるかーとバカップルっぽく見えた。次の作品も設定が好みなら買ってみる。
同級生カプ。大学から一度別れ社会人になって再びくっつく元鞘。現在は20代後半。
ボーイズ小説・君だけがたりない(クリスタル文庫)松岡なつき
メキシコ留学中、山中で旅の途中で強盗に襲われ身ぐるみはがされた受は、牧童の格好をした攻に助けて貰う。校は牧場主であり、足の怪我が治るまで屋敷に置いて貰うことになった受は攻に一目惚れしたと迫られて…
面白かった。ハーレクイン風。男女ものなら結婚してめでたしめでたしなのだろうがゲイバッシングの強いメキシコではくっついた後も大変そう。
受は普通家庭の大学生1年の交換留学でメキシコに来ている。遺跡が好き。勝ち気でプライドを持つ。ゲイではないが攻にひかれる。攻はメキシコでも有数の富豪の一人。生粋のゲイだが偽装結婚をした経歴有り。黒髪褐色の目浅黒い肌。支配者の風格があり堂々としている。体格も立派。
順当な話でひっかかるところは得になかった。普通のハーレクイン系の話として楽しめる。ただ個人的に一目惚れ系はあまり信じていないので出会って3日でHまでするぐらい好きになる内容はそれなりの説得力が欲しい。牛を追って夕方帰り牧童共々みんなで水浴びをするシーンがあるのだが、うけも誘われて一緒に水浴びをしているところ、話の流れで攻が切々と家庭の事情を語るシーンはちと笑った。
それにしても馴染みのない外国設定にすると説明が大変そうだ。個人的に先住民の反乱は入れない方が(端折った方が)良いと思うのだが。入れても良いけど脇の情報量が多いとゴールに向かっての目先がぶれる。因みに昔の同人受視点を3人称に書き直してのリメイクなので買っている人は気をつけた方が良いかも。
ハーレクイン風、30代(?)牧場主×留学生20歳ぐらい?
2004年02月09日(月)
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ボーイズ漫画・デオドラント(シャレードコミック)石田育絵/俺様的。:神崎貴至/ボーイズ漫画・もっと(ハアト)したい:越智千文
ボーイズ漫画・デオドラント(シャレードコミック)石田育絵
先輩弁護士×後輩弁護士のシリーズ4編、従兄弟で幼なじみの大学生のカプ短編1本、「スィートブルーソナタ」の別カプの話2編(同人誌より収録)。
悪くない。メインの弁護士の話は一応出来上がるまでの話だが、すぐに別れてしまいそうな危うさがある。受から白黒はっきりさせようとする話は、この作家さんにしては珍しいかも。
「スィート」の話は好きだったが、別カプにも萌えていたので久しぶりに読めて嬉しい(同人も持っているけど)。受の初々しい感じと後輩大学講師の一途っぷりが好みだ。ついでにこのカプのHシーンはフェチっぽくて良い。ていうか今よりこの頃の話が一番好きだ。
弁護士カプ。シリアス。大学生カプ。大学講師×メーカーの会社員。
ボーイズ漫画・俺様的。(アクアコミック)神崎貴至
表題シリーズ3本と別のシリーズ2本。表題はモデルクラブを経営する親の元、自宅が寮になっているのでその裏方をしながら学校に通う受。極度のブラコンで世界で活躍する兄を尊敬している。そこに口説いてくる新人モデルの攻が…
という話。別シリーズはテストで上位を競う高校生二人の話。雑誌では読んでいたが単行本を買ったのは初めて。何となく3Pが読みたくて、表紙に3人描かれてあったこの本が目に付き買ったのがきっかけだが、感想は可もなく不可もなく。買って損したとは思わない。ビーボーイの自衛隊の漫画のイメージが強かったがこういう話も描けるのね。と思った。萌えるわけではないが楽しんで読める。という感じ。ただ思ったのがモデルや写真の話を描く場合、キャラが決めているコマを視覚的に惹きつけるような絵が描けなければ、話としての説得力が他の話より格段に落ちる気がする。
二つとも学園物。モデル物。俺様攻×意地っ張り・流され系受?
ボーイズ漫画・もっと(ハアト)したい(ビブロス)越智千文
高校生受の悩みは年下の従兄弟が無邪気に好きだと迫ってくること。学校で気になる女の子もなんだか怪しい雰囲気で…
同じシリーズ7作。そのうち攻が中学になってから初Hの書き下ろし1編有り。まあ面白かった。昔はこの作家さんのこのノリが好きでも嫌いでも亡かったのだが、最近ほのぼの系が好きなので雑誌掲載の時より楽しめた。
受は普通の高校生。彼女が欲しいと思って可愛いクラスメートにほんのり片思い。しかしその彼女は攻でやおい女。攻は年下の従兄弟。子犬系のつきまとって好き好きと感情をダイレクトに示す。大きくなったら大型犬攻になるか?
できればこの初以降の話も読んでみたかった。そっちの方が好みだったかも。
ほのぼのギャグ。小六×高二。
2004年02月08日(日)
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ボーイズ漫画・プラス20cmの距離:桜城やや/王子の方舟:円陣闇丸/南の国の王子様:水野透子
ボーイズ漫画・プラス20cmの距離(ガッシュコミック)桜城やや
受攻は同じ大学。高校の頃にうっかりやってしまって以来何となく関係が続いている。受は自分が突っ込まれてばかりなのが不満で新しく恋人を探そうとしたが…
表題のシリーズ3作と短編2本。おまけの表題シリーズの番外。新刊かと思ってうっかり買ってしまったが、何となく覚えがある。もしかすると新装というだけで古い本の再録っぽい。泣ける。話はまだ面白いと思えたのでマシか。いやでも前に読んでいると言うことは2回同じ本を買っていると言うことか。やっぱり泣ける。でもこのころの絵のが好みかも。
大学生カプ・受はサッカー部。高校生カプ・攻が入院しているところで出会う。キス止まり。幼なじみ高校生カプ・受験話。ほのぼのギャグ。
ボーイズ漫画・王子の方舟(ビブロス)円陣闇丸
短編集。表題シリーズ3本。監禁ネタ、続編。西部物。高校生と作家の話。の計7本。
面白かった。最近の雑誌連載は何が言いたいのか分かりにくいが、少し前のこの本に収録されているぐらいの話は萌える。ただ表題シリーズは分かりにくい。
ようはクーデターで滅んだ亡国の王子が冷凍睡眠されており、その記憶が一部シムシティファンタジー版みたいなゲームに活用されていて、そこでゲームのプレイヤー・郵便配達の子供と出会い、その子は現代に生きておりコールドスリープから目覚めた王子を引き取りに行き、王子の弟は実在したが過去の世界で既に死亡。過去でも現在でも王子に仕える男がいるが、過去は実体、現在はクローンか何かのコピーの姿。ということなのよね?
取り敢えず1:王子が冷凍保存されたわけ。2:それをテーマパークの人が活用した経緯。3:仕える男が何故コピーされていたのか。4:その男が何故王子の記憶をサルベージして生身の肉体を目覚めさせたのか。5:何故このタイミングだったのか。というのが分からない。わーかーらーなーいーー。
西部物と作家の話はフェチっぽくて良かった。特に西部の受(多分)の下半身を女にくわえさせて、攻(希望)が受に顔を近づけ観察しているシチュエーションは良い。萌えをありがとう。
でもやっぱり王子はわかんない。
監禁。西部。義兄弟。堅物のリーマン。ひも。
ボーイズ漫画・南の国の王子様(ビブロスコミック)水野透子
亡くなった庭師の祖父の借金のかたに南国の王子の元に連れてこられた受(日本人)は…
表題シリーズ3本とビブに載った悪い男シリーズ3本、読み切り1本とおまけの書き下ろし表題の番外6P。
相変わらずな内容に相変わらずな展開。受の性格と顔はみな同じ。攻は今回肌にトーンを貼っていたのでほんのちょっと違う。
雑誌掲載の時に読んでいたはずだが南国シリーズの受が、成人していたと書いてあるのを読んで驚いた。悪い男の受も保険医なので成人しているのだが。
どちらも成人しているようにはみえん。
それでもつい買ってしまう新刊。ぴるぴるしているのが妙に和む。
ショタ物をいくつか読んで思うのだが、お約束のパターンが他のジャンルより強い気がする。ワンパターンの黄金道を進んでいるものが多い。
とある国の王子×日本の大学生。高校の保険医×そこの生徒。吸血鬼×高校生。ショタ。
2004年02月07日(土)
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ボーイズ小説・くちびるに銀の弾丸:秀香穂里/オキテ破りの恋愛営業:樹生かなめ/嫌い嫌いも好きのうち:愁堂れな
ボーイズ小説・くちびるに銀の弾丸(キャラ文庫)秀香穂里
ゲーム会社の広報にいる攻は新しく引き抜かれて入ってきた有名なクリエイターの受が気になっている。しかし受は攻にだけ冷たい。ある日仕事上の失敗で受と飲みに行くことになり攻の事が気になっていると知りベッドに誘うが…
面白かった。かっちりしていた地味な前作の文章より、華やかさがいくらか加味され目を引く文章になった気がする。前のかっちりした文章も好きなので寂しい気もするが、こっちの方が読みやすい。
受は人気ゲームをいくつか出してヘッドハンティングされて入社してきた。真面目でスケジュールに厳しい。仕事熱心で気も遣うが、思っていることをつい口にしてしまう部分もある。繊細でゲイ。顔も整っている。万華鏡の収集や絵本を読むのも趣味。攻は女の間を渡り歩く軽い性格。自分の仕事に自負があり仕事は熱心。顔も良くスポーツも出来る。アウトドアな外見。傲慢。
話の半分以上攻が何様だったが、遊び半分で付き合いだした受が切れたところあたりで反省し、真面目に受の事を考えるようになった展開は好きだ。あとがきを読むと人でなしな攻を目指していたそうなので、それは十分に伝わった。そういうタイプが反省し(?)、受に対して真摯になる展開は萌える。何様な攻は頂けないが、ちゃんと改心するならそれは甘いモノをより楽しむための辛いスパイスみたいなもの。
ただ受の事に真面目になったとしても、「好きだ愛してる一生離さないー」とまでは突き抜けずに、どこまで行けるか分からんけど…と、ちと先行きが不安に思う部分も残している。そこら辺は感情の流れとしてリアルなのだが、不満に思う人もいるかも。ついでに仕事の話もきっちり書かれている代わりに受攻の書き込みが物足りない部分もある。
次が出たら買いたいが、この作家さんの話は面白いとは思っても、萌えとは思わないような気がする。何となく。
社会人物。ゲーム会社広報28歳×ゲームクリエイター31歳。攻視点。
ボーイズ小説・オキテ破りの恋愛営業(ピアスノベル)樹生かなめ
総合病院の跡取り息子で医者の受は、弟の醜聞をもみ消してくれた製薬会社の営業マン攻と寝る。薬品を買うように言われるのかと思っていたが、予想外に恋人になってくれと言われ…
表題と続編2編。面白いかと聞かれると微妙。相変わらずボキャブラリーは少ないし、話はたためてないし、キャラもかぶっている。ポケットが少ない。
受はゲイの医者。顔立ちは母親似の綺麗系? 天然ボケというより世間知らず。仕事の姿勢は真面目。院長の父親は愛人の元に行き母親は育児放棄で旅先で死亡。弟と関係していた時期もある。因みに弟も医者。女性関係が派手で手を出しまくり。攻は体育会系営業マン。男で好きになったのは受が初めて。一見さわやか系だが医者の女性関係の後始末をしたり、間男に暴力もふるう。基本はやさしい。
この作家さんの攻は、アレが立派で絶倫、日に何回もするというのはデフォなのだろうか。この攻も例に漏れずそっち方面が強い。そして若いだけあって早○。
受が他の人にやられてしまって逆上した攻が押し倒すのだが、そのときの挿し絵の攻は鼻水までたらして泣いていた。鼻水まで出してるのは久しぶりに見たかも。
相変わらず脇キャラもとんでもないのが揃っていて、気を抜けば食い散らかされそう。そういえばこの作家さんも後味悪いエピソードが入っている事が多いのだが、これが気にならないのは、多分メインキャラが元々壊れていて目くそ鼻くそであるのと、ひどい人間にも向けられるとぼけた優しさみたいなものが感じられるからかも。
医者物。24歳若手営業マン×36歳外科部長・医者。ギャグ。近親相姦有り。
ボーイズ小説・嫌い嫌いも好きのうち(リーフノベル)愁堂れな
企業合併により課長から補佐に降格した人事の受は、やり手の若い課長に対抗心を持つ。合併によるリストラで勧告をする役を引き受ける。精神的にまいっている時、攻にホテルに連れ込まれ無理矢理やられてしまうが…
表題と続編2つ。なんと言えばいいのか。すっきりしない腹の中の座りの悪い気持ちを味わった。前のリーマン物でも思ったが、会社でのエピソードがあまり見たくないたぐいのものが多い。作家さんはリーマンものが好きでそれなりにリアルを書きたいのかもしれないが、ボーイズであまり見たくないリアルさというか。
受は顔もスタイルも良い出世頭だったが、合併で降格され新しい上司が出来るのでコンプレックスを持つ。繊細で気にしやすい面も持つ。攻はやり手の会社員。顔も頭も良い。会社員として冷たい部分も持つ。強引。
表題ではリストラを通達する役を持った受が、昔世話になった先輩に告げなくてはならず悩んだり陰口を言われたりして精神的にまいっていく下りがあるのだが、派手な活躍が見られるわけではなく、微妙なリアルさで嫌な気持ちになる。気分晴らしに漫画でも読もうとしたらいきなり「嫁姑いびりいじめ泥沼10年戦争」みたいな漫画を読んだ気分。地味で目立たない割に精神ダメージがきつい。そんなリアルさはいらん。
前もそんな感じだったのだがリーマンではこんな話しか書かないのだろうか?
ついでに続編が総会屋の話で、受が総会屋と一緒にいるところを写真に撮られて脅迫される話だが、中学生でも分かるやってはいかん行動をいちいちやってくれて分かりやすい。その写真は攻がマスコミを押さえて貰って握りつぶす。思い切り会社に迷惑をかけていて、どこら辺がやり手の会社員なのかさっぱり。おまけにそれだけ迷惑かけても会社を辞めさせられないよう手回しされており(まあ当たり前と言えばそうなのだが)、人望のある先輩を辞めさせられるときあんなに悩んでいたのに、我が身がやはり可愛いのね。と思ってしまった。人望ある先輩より受の方が確実に会社に不利益を与えているんだけどね。こんなとこまでリアル。
会社のエピソードが全体的に後味悪かったので、カプのアラがあまり目立たなかった。何で受が攻に引かれたのかよく分からなかったんだが。それさえも些末に見える。ずっとこんな調子の話しか書かないのなら買うのはつらい。
リーマン物。28歳課長×29歳課長補佐。一応シリアス。
2004年02月06日(金)
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ボーイズ小説・ピアニスト:ふゆの仁子/キープハート:火崎勇/きらきら:真船るのあ/僕らはキスからはじめよう:池戸裕子
ボーイズ小説・ピアニスト(リーフノベル)ふゆの仁子
「プロフェッショナル」の続編。ピアニストの受は記憶喪失の間に世話になっていた攻にほのかな好意を寄せている。コンサートをひかえたこのときに攻の元恋人が現れたり、コンサートへの嫌がらせを言われたり不安な事が続くが…
微妙。「プロフェッショナル」の時よりは読めたが、何もかもが微妙。受キャラとか好みなはずなんだが、前回同様泣き寝入りぽく感じる読後感だった。
受は音大の学生。ピアニスト。こけら落としの会場での演奏を控えている。ピアノ一筋だった。綺麗系の顔立ち。攻は元オークショナーで美術への造形が深い。多少ワイルド系だがスーツを着ると似合う。
攻の昔の恋人が出てくるのはいいのだが、今ひとつ攻の中でどう解決されているのかよく分からない。一応説明はされていたけど、現状の説明で心情の説明で無かったというか。受視点だったので分かりにくくても仕方がないのか? その分消化不良。全体的に微妙に中途半端というか説明をもう1,2突っ込んで書いてくれればと思うエピソードが多かった。座りが悪い。
30代はじめの美術関係者×ピアニスト18歳。シリアス。続編。
ボーイズ小説・キープハート(コバルト文庫)火崎勇
幼い頃兄を亡くした受は引っ込み思案で他人に嫌われることに臆病な性格になってしまった会社に勤め先輩に飲みに連れて行ってもらったバーで厳しい言葉で受を叱る攻と出会う。はじめは苦手だったが話をするうちに…
可もなく不可もなく。やっぱりこれもぬるく感じる。別にHが激しくないからぬるいとかではなく、エピソードのつっこみが甘いというか。高校生向きの世界名作劇場を小学生向きの文に改変したようなイメージ。コバルト向け?
受は元々お兄ちゃん子で何でもついて行ってた元気な子供だったが、兄が亡くなってからは外に出なくなる。仕事も本来そこそこできるみたいだが、性格が災いして今ひとつとけ込んでいない。攻は性格がきつくワイルド系? 実はデザイナーで受の兄の友達。昔から受のことを知っていた。
兄の死を引きずる家族が新しく歩き出すようなテーマも入っているので、受の家庭の事情も多少出てくる。そういうものを扱う姿勢は悪くないんだが。だがーという感想。また出るなら買うと思う。
社会人物。バーテン(20代終わりぐらい?)×会社員22,23歳。シリアス風。
ボーイズ小説・きらきら(コバルト文庫)真船るのあ
人と一線ひいて付き合う風紀委員の受は、毎日遅刻するだらしのない攻に頭を痛めている。ある日ふとしたことから二人で体育倉庫に閉じこめられ…
ボーイズラブ入門編のような話。どって事のないかわいらしいエピソードが続く。悪くはないが読み慣れた人間としては薄味。
受は過呼吸症を持つ人付き合いが苦手な風紀委員。真面目でまっすぐ。綺麗系の顔。攻は父親が入院して新聞配達のバイトをしている。どちらかというとワイルド系? 他の生徒に人気がある。
コバルトの雑誌掲載だったので、このぬるさは仕方がないのかも。まあ雑誌でいくらボーイズラブ特集とはいえ、コバルトでがんがんにH入られても困るし。花丸で連載していた「俺様」よりはこっちのが好み。俺様は設定が素っ頓狂過ぎてついていけなかった。こういうちょっとしたキャラの話も書ける人だと思うので、またこんな感じの話は読んでみたい。
学園物。同級生、同じクラス。クラスの人気者×真面目な風紀委員。ほのぼの。
ボーイズ小説・僕らはキスからはじめよう(パレット文庫)池戸裕子
彼女にふられた受は海で攻に一夏だけ付き合わないかと持ちかけられる。一緒に遊ぶようになり楽しい夏を過ごしたが、当初の約束通り別れる事になる。しかしその後ばったりと再会し再び一緒に遊ぶようになったのだが…
面白かった。あまり期待してなかった分、うまく好みのツボをついてくれた感じ。
受はバスケ部在籍の普通のどこにでもいるような高校生。顔も頭もスポーツも普通。ゲームが好きでよくゲーセンに行く。攻は近隣の学生にナンパキングと知れ渡るほど軽薄で遊ぶのが好き。背は高めで顔は良い。
自棄気味で攻と付き合うようになり、一緒に遊びながらも危うい雰囲気になったりキスしたり手をつないだりして、攻の事が気になるが男と付き合うのも変だしーと終始悩んでいる受の心の動きが読んでいて楽しかった。こういう友達以上恋人未満な関係でゆれる話は好きだ。攻の受に対する真面目さも好感が持てる。双方の誤解が解けての仲直りHは「失敗」するところも好きだ。続編があるなら読んでみたい。しかし攻にプチストーカーかけられていてもあまり気にしていなかった受は男前?
この作家さんは平凡なキャラが相応に悩む姿を書くのはうまいと思うのだけど。そこら辺が好みだ。ただかっとんだギャグは(……)という気分になる時もある。
ほのぼの。学生物。同じ年カプ。高二。
2004年02月05日(木)
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ボーイズ漫画・コイ茶のお作法:桜城やや/デザートムーン:嶋田尚未/本気じゃねえから:富士山ひょうた
ボーイズ漫画・コイ茶のお作法(あすかコミック)桜城やや
乱暴でがさつな受はものを壊されて切れた妹に落ち着いてほしいと茶道部に連れて行かれる。そこで部長を務めるのは家元の息子で同じクラスの攻だった。付き合ううちに相手の良さが見えてきて…
面白かった。目当ての漫画を読むために久しぶりにシエルを買っているのだが、この漫画が連載中で初めの方が分からなかったので買ってみた。が、期待してなかったためか予想外に面白かった。
ギャグもおきまりだがツボを押さえていて笑った。
受はがさつで乱暴者。運動神経だけは良い。猪突猛進で正義感はある。顔は良い方。攻は優等生タイプ。茶道の家元の家系で穏やか。真面目で悩むこともあるが、基本的に性格は「良い」。
頭から4話分入っていて、初っぱなからやっているのかと思っていたが、Hしたのは3話目だった。何となく誤解しててごめん。Hメインではなくちゃんと読ませる構成になっている。こういう単純であっけらかんとした精神的にしっかりした受は好みだ。続きが出たら是非買いたい。
基本的に絵柄は好みがあってもあまり気にしない方だと思うのだが、この作家さんの描くキャラの口元だけはどうしても気になる。何故こんなに口の端が持ち上がっているのだろう。
学園物。茶道部部長×腕白。同級生高二。ギャグ。
ボーイズ漫画・デザートムーン(ドラコミック)嶋田尚未
男の体液を摂取することによってスーパーマンみたいに変身できる受は、政府に保護され変身しては災害現場から助ける仕事をしている高校生。ある日カメラマン・攻にうっかり正体を知られてしまい…
とんでも設定のとんでも漫画。この作家さんが好きなので一応楽しめたが、人を選ぶと思う。
受は変身する家系の初めての変身する男の子。親戚から色々言われてコンプレックスを持っている。変身すると天使のように美形。人間の数十倍の力を持ち空も飛べる。攻は元は風景のカメラマン。変身した受に会いたくて報道もやっていた。変身前の受と付き合ううちにひかれていく。
男の体液を摂取すれば変身できるのなら、別に精液ではなく血液や唾液でも良いんではないのか? とちと疑問だったが、そうするときっと作家さんがつまらないのだろう。ついでに代々変身して事故を助ける代わりに政府に保護されるという設定。取り敢えず曾お祖母ちゃんの時代から人助けをしているらしいが、ボディラインに密着した服はいつから採用されているのだろう。つか大正や明治時代からやっているのだろうか。
変身できる後継者が男と出来てしまって次の世代はどうなるんだろうかと思ったが、親戚がいるらしいのでそっちから新しい超能力者が出てくるのかもしれない。
トンデモギャグ。カメラマン×変身高校生。
ボーイズ漫画・本気じゃねえから(あすかコミック)富士山ひょうた
彼女と別れた日に拾った高校生・受になつかれ、友達のように付き合うようになったカメラマン・攻。好意を持たれているのは感じていたが何もないままの関係が続く。ある日受が「試しにHしてみない」と持ちかけ弾みで押し倒すが…
面白かった。この作家さん、こういう曖昧で相手のことを悩んでぐるぐるする話はうまいと思う。「1Kアパート」とかのノリに似ている。
受は同性に興味ある高校生。片思い中だったクラスメイトに彼女が出来てふらふらしていたところ攻に拾われる。普通で平凡な学生。あっさりしている。攻は見習いカメラマン。ワイルド系? 拾ってしまったものはつい世話してしまうようなタイプ。見知らぬ相手をいきなり部屋に泊めるという大らかというかのんきな面もある。
きらびやかな要素はなく割と地味だが庶民的でいい味を出しているカプ。好感も持てる。きらびやかな設定も好きだが、たまにこういったそこら辺にいる青年のカプを見るとしみじみする。この続編があるなら是非読んでみたい。
見習いカメラマン23歳×高校生16歳。ほのぼの?
2004年02月04日(水)
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ボーイズ漫画・ぼくらの運勢:松本テマリ/MOONY:宮本佳野/愛に気づけよ:楢崎壮太
ボーイズ漫画・ぼくらの運勢(あすかコミック)松本テマリ
表題3話+短編3本。学生率多し。SFファンタジーっぽいのも有り。全体的にギャグっぽい。ほのぼのとした雰囲気だがエチもしっかり入っている。
可もなく不可もなく。前の単行本「王子様」の方がまだ好きかも。話的にはあまりひねりもなく順当に進みあっさり終わっている感じのものが多い。絵は好きなのだがあまり話は凝っていない。
この中ではSFファンタジーっぽい「恋する機械」が一番好きかな。
ボーイズ漫画・MOONY(マガジンマガジン)宮本佳野
とある大学の寮に住む学生のオムニバス。個人的には最初のカプの話が好き。相変わらず関係がややこしいというかゲイの数珠繋ぎ。そして同人からのネタ出し。あまり沢山の種類の話が描けないっぽいポケットが少ない感じ。いや好きな話なんだけどね。初々しいHシーンとか、好きと気になるの境界線で悩むキャラの姿だとか。そういう部分の描写は好き。
ただこれまでと同じような話なのでどこまで飽きずに読めるか。これからも買うかどうかは、いつまで飽きないかにかかっているのか。作風は良くも悪くも安定していそう。
大学生。オムニバス。
ボーイズ漫画・愛に気づけよ(新書館)楢崎壮太
短編5本。学園モノ。昭和初期っぽいものなど。学生モノ多し。中の「青い果実」が何となく気に入って買ってみた。初めての単行本らしい。可もなく不可もなくと面白いの間に針が指している感じ。面白いと言うには物足りなさもある。全体的にほのぼのとしており、Hシーンは1つしか入っていない。ほとんどキス止まり。表情など硬さが残るが話の雰囲気は好きなので、またこんな感じで描いて欲しい。
学園物。ほのぼの。高校・大学。昭和初期っぽいもの。
2004年02月03日(火)
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ボーイズ小説・トライアングルラブバトル:吉原理恵子/眠る体温:麻生玲子/となりのベッドで眠らせて:鹿住槇
ボーイズ小説・トライアングルラブバトル(ルビー文庫)吉原理恵子
超絶美形傲岸不遜乱暴者・攻と天然ボケでバスケの天才・親友の二人の幼なじみに囲まれる主人公・受。誰がどう見ても一般人なのだが二人に愛されまくりな生活は…
表4の攻の描写を見て失敗したと後悔しつつ、苦労して読んだあらすじをここに書こうとして1冊まるまる使って導入の部分にもなっていなくて、自己紹介のみで終わっていたことに気づきしばし呆然。この作品もどこまで水増ししながら書くつもりなのだろう。
受は日本人にあるまじき突然変異の青い目のために両親に捨てられ母方の祖母に育てられたが中学3年に祖母が亡くなり、敏腕弁護士を父に持つ攻の家に住まわせて貰いながら高校に通う高校2年生。中学時代はトップ3ぐらいの頭で顔は良く料理もうまい。攻は人形のように整った顔立ちをしていたが口が悪く性格も過激。何故かカリスマを持っていて親衛隊もある。本気を出せば学年トップにもなれる頭。パソコンに強い。
設定等は広海シリーズのそのまんま。カプもそう。言われる台詞、親衛隊の有無周りの反応もコピペ。広海シリーズが好きなら楽しめると思うが。
広海シリーズの前から徐々に顕著になってきた性格の悪い美形とスポーツマンにはさまれ愛される(そして必ずカプになるのは美形の方)という図式はまだ健在。よく飽きないなと思うのだが。それともそういうのが求められているから同じ話を書き続けているのだろうか。たまには他のパターンも読んでみたいと思うのは無理なのか。
なまじ昔の堅い文章を知っているだけに何度も期待してしまうが、諦めた方が良いのか。
設定は悪くないはずなのだが、王道を貫いているし。ただ話が殆ど進まないのは一番駄目だ。延々モブキャラたちからメインキャラへの賛美シーンを読んでいるとナルッぽく感じてしまう。何故だろう。
引っかかった部分はいくつかある。主人公が居候している先の家の合い鍵が欲しいとバスケの幼なじみにねだられ、攻がそれを訊き嫌がる下りがあるのだが、普通赤の他人の家族が住んでいる家の合い鍵を親友だとしてもほしがるものなのだろうか。バスケの幼なじみの非常識さも大概だが、それを普通に聞いて疑問を持たない主人公も相当。攻が嫌がるのを見て「やっぱりなー。妬いてるなー」(意訳)などと思うのんきさ。いっぺんにひいた。それとも私の常識が間違っているのだろうか。
取り敢えず続編は買ってみるが、これも話が進まないまま尻切れトンボの立ち消えで、気づけば絶版になっているような気がする。
幼なじみ。三角関係。カリスマ美形×青い目の一般人。高二。
ボーイズ小説・眠る体温(ゲンキノベル)麻生玲子
攻は風俗の取材が多いフリーライター。ある日仕事で飲食の記事を書くことになり取材した先の店長・受が気に入りその店に通うようになる。受はバーテンだが酒に弱く、ある夜二人で飲んだ後に受の部屋にいき迫られるが…
悪くない。風俗ライターとバーテンの話ながら、この作家さんらしくすれた感じのしない話で読後感は悪くなかった。
受は接客が好きで叔父の店の雇われ店長をしている。客あしらいが上手い。綺麗系の顔で立ちふるまいは落ち着いている。酒に弱く呑まれるとセックスがしたくなるタイプ。結構天然で可愛い部分もある。攻は男臭く野性味あふれる外見。風俗の女性にもてるためそっちの仕事が多い。基本はフリーライター。男は受が初めて。物わかりが良く頼りがいはありそう。
終盤までは受を狙うストーカーを撃退して大団円なんだなーと読んでいたのだが、ラスト30P弱でいきなり前ふりもなく受の初めての男のエピソードが出てきて、「?」となった。攻が初めての相手を知り引いたのは分かるが、だから何がどうなるわけでもなく、なし崩しにばたばたと解決しているし何故ここでいきなりこのエピソードを入れてきたのか分からないと思った。
全体のバランスが悪い。この作家さん、デビュー前の同人の時から読んでいるが、こういうバランスの悪い構成が多いような気がする。きれいな山なり起承転結になっていないというか。
いつもこれで雰囲気はいいのに萌え切れずに転けてしまう。もったいない。
ついでに受攻の視点の切り替えが中途半端に変わるので、一瞬読み直してどちらの視点か確かめなくてはならなかった。これもよくあるけど。
片方の視点だけで書ききる力量はあると思うのだが。
キャラは好感が持てた。次も設定が好みなら買ってみる。
フリーライター(30代?)×バーテン・店長(20代半ば〜後半?)。ストーカー。プチ近親相姦。
ボーイズ小説・となりのベッドで眠らせて(キャラ文庫)鹿住槇
高校生の受はアパートで一人暮らし。隣室の優しい大学生の男と恋人で体の関係もある。ある日ベッドに入っていたところ大学生の親友・攻がやってきて見られてしまう。それからアパートを焼け出された攻は隣室に居候し何かとちょっかいをかけてくるようになる。そんな時大学生がイギリスへ短期留学することになり…
なんつーか微妙。好きな作家さんなんだが微妙。ようは別の人と付き合っていた受が新しい男と付き合うようになる話なのだが、あとがきに「読者に嫌われそうな優柔不断な受で」とか書かれていたがそういうことではなく。どこまでも中途半端な座りの悪い感じの話だった。
受は高校生、多分高二。母親は幼い頃死亡父親は単身赴任中。アパートで一人暮らし。可愛い系の天然ボケ。寂しがりやで隣の大学生と付き合うようになったのも寂しかったから。攻はワイルド系のハンサム。大学でももてる。頭はそれなり? 受に一目惚れして奪うチャンスを狙っていた。
三角関係と書かれていたが、三角関係とは文字通り三人の人間がごちゃごちゃして中の二人がくっつくみたいなイメージがあるが、昔の男は受の心がこっちにないのを悟ってさっと身を引く辺り、普通に受が過去の男と別れて今彼と付き合うようになったようにしか見えなかった。
受が父親とうまくいってないと最初に書かれていたがいつのまにか立ち消えになっているし、攻に引かれていく過程がよく分からない。体で流されている感じ。いや別に体で流されるのもありなんだろうが。なー。好みではない。
最後の過去の男が身を引く下りも「え、終わったの?」てな感じだったし。何とも座りが悪かった。
過去の男と新しい男。大学生×高校二年生。
2004年02月02日(月)
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ボーイズ小説・しあわせはいつだってホームメイド:高月まつり/名前のない関係:椎崎夕/可愛いコには恋をさせろ!:猫島瞳子
ボーイズ小説・しあわせはいつだってホームメイド(アイスノベル)高月まつり
3つ子の兄弟の家に従兄弟が同居する事になり、それ以来9年ずっとこの従兄弟を可愛がっている。従兄弟が高校生になり彼の幸せのためにそろそろ彼女を選んであげようとリストアップし付き合うように薦めるが…
私はこの作家の持つ素っ頓狂でドメスティックな雰囲気を味わうためにかっているが、それ以外の楽しみを求めると微妙な内容。いつものノリではある。
受は小さい頃に母親に3兄弟の家に預けられそれ以来そこで居候している。可愛い系の顔でスタイルも良い。天然。長男になついている。攻は三つ子(一卵性)の長男で受を猫かわいがりしている。格好いいし頭も良い。将来は法曹の世界に進む予定。
格好いい3兄弟が受の事をトイレの中で話している下りを読んで、この作家さんのドメスティックさをしみじみ感じた。
どうでもいいがこの作家さんの作品を読んでいると高校生の演じる劇を彷彿する。浮いているキャラの台詞だとか、たどたどしい雰囲気だとか。でも何となくほのぼのしていて悪意が無いのでヘボくはあるが楽しめる。
相変わらず現実ではあり得ない人間関係。攻が三つ子である必要性はあまり感じられなかった。もうちょっと何かあると思っていたのだが。
天然ボケな作風は好きなのだが突き抜けて見えない。
高三高校生×高一高校生。ギャグ。
ボーイズ小説・名前のない関係(花丸ノベル)椎崎夕
バーテンの受はつきあっていた男に妻子があることを知り別れを突きつけ、その夜にバーの常連だった攻と寝てしまう。受はその場限りの関係だと思っていたが、別れた男につきまとわれ、嫌々攻の側にいることになるが…
本当に久しぶりの新刊。消えるかもしれないと思っていたので、新刊が出てくれた事はとても嬉しい。相変わらずペシミスティックな文体で主人公は「どうせ僕なんて」と厭世的。悪くないに一歩足りない。月村さんや榊さんが居た頃の花丸のような雰囲気。
受は8年実家に帰っていない。綺麗系の容姿。独身としか付き合わないのが信条で付き合っている間は一人と決めている。一途で我慢強い。攻は顔が良く寡黙。何を考えているか分からない。料理や身の回りのことは一通り出来る。
花丸デビューの単行本が2冊、雑誌掲載が1つだけだが、この作家さんの持つ雰囲気は好きだ。しかし。
読んでいて既読感が拭えず何故かと思っていたのだが、脇キャラの立ち位置が似ているのだ。主人公にとっての加護する存在、姉的存在。攻の悪友など。デビュー作にかぶる。実は同人でも同じ立ち位置の脇キャラに固められた作品があるのでこれで3作似た作品が並ぶことになる。多分これが一番書きやすい人物関係なんだろうが。ちょっとポケットが少ない? と感じてしまった。
ポケットが少ない作家は他にも沢山居るのでそれは構わないのだが、出来れば生き残って欲しいのう。
探偵35歳×バーテン25歳。シリアス。
ボーイズ小説・可愛いコには恋をさせろ!(リーフノベル)猫島瞳子
祖父の経営する小さな出版社でバイトする大学生の受は、新しく表紙のイラストを描くようになった攻の元に行き、表紙モデルとして怪しいコスプレをさせられる羽目になるが…
私はこの作家さんのドメスティックさを気に入って買っているが最近は今一つ。
2カプ入っている。もうひとカプは官能小説を書く新人作家。
受はきつい美人系の顔で女性のように華奢。頭は悪くないはず。エロ雑誌を発行している出版社の祖父の車をお釈迦にしたという弱みを持つ。攻は日本画の大家を父に持つ日本画家。新しいことをしたくてエロ雑誌のイラストを引き受けた。金髪に頭を染め青いカラーコンタクト。ヤンキーのよう。関西弁。
相変わらずドメスティックでほのぼのはしている。受が貧乳のモデルをするため女装やコスプレ、緊縛などやらされるが意外にもHシーンは1回ぐらい。別カプはそのエロ雑誌で新人賞をもらった作家・受とその隣に住む高校生・攻の話。話が短すぎて無くても良かったのでは? とちと思った。しかしこの作家さん、ものすごく関西弁に固執している気がする。
元々薄い内容だが、リーフの作品は特に薄い気がする。次は設定次第。
画家×大学生。コスプレ。ほのぼの?
2004年02月01日(日)
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