待ちぼうけ日記。

2016年11月18日(金)  ブレーキ、もう少しきつめでもいいですよ〜。


あの人が今までの駅で降りなくなってから、
「なんか遠いなあ・・・」と思っていた。

いつも遠目に見ている感じ。
老眼なので一応見えるけど。

ふと気づいた。
降りる駅が変わったから、
乗る場所も変わったんだと。

きっと、
今までより少し後ろ寄りのほうが
都合がいいんだろうな。

じゃあ、
私も1つだけ
後ろよりのドアから乗ろうっと。

金曜日に試してみた。

あの人は私と同じドアから乗ってきた。
同じ側に座られてしまったけど、
隣の隣の隣だ。
近いよ。

でも、
快速に乗り変える駅では
私とは別のドアから降りたあの人。
少し離れてしまうかも。
と思ったら、
別のドアの位置には人がたくさんいて、
あの人は私が降りたドアの前の列に並んだ。

私は、
ただ最寄りのドアから出て
そのまままっすぐ歩くだけで
あの人のすぐ後ろに並べた。

前に左後頭部にあった
ホクロ?
シミ?
悪性っぽかったら怖いなと思っていたけど、
久しぶりに見たら
面積が半分ぐらいになっていた。
下半分がキレイになくなっている。
何なんだろう・・・?
ただのシミ?

快速のドアが開いたら
たまたまドアの右横が2人分ほど空いていて、
あの人と私がそのスペースに立った。

ふと自分の前を見ると、
次の駅で降りる女性が座っていた。
黒髪にオレンジ色の髪が所々混ざっている人。
髪を染めたら白髪だけオレンジになってしまったのを
わざと楽しんでるのかも?
とか思ってときどき見ていたので、
覚えてしまった。

次の駅で彼女が降りたら、
私が彼女が座っていた席に座らなきゃならない。
でも座るとあの人を見上げることになって
自然に見ることができなくなっちゃうのよね。
うーん。
私はどうせそのまた次の駅で降りるから
わざわざ座らなくてもいいし・・・。
どっちかというと
あの人に座ってほしい。
そのほうがよく見えるし。
あの人は私より遠くまで行くんだし。

次の駅で女性が立ち上がった。
私は少しドア側に移動して
「座りませんよ」アピールをしようとした。

そうしたら、
黒オレンジさんの隣の人も立ち上がって
2人とも降りてしまった。
2人分席が空いたので、
あの人と私が隣同士に座ることになった!


一体、
どれぐらいぶり?
隣に立って
しかも
隣に座るって。

もしかしたら
初めてかもしれない。

運転士さん、
もっと揺らしてもらっていいですよ。
ブレーキ、もう少しきつめでもいいですよ〜。
へへっ。

腕から
あの人の呼吸が伝わってくる。
冬は服がもこもこしているから
こういうことができるのよね。
夏はさすがにちょっとムリだけど。


あっと言う間に
私が降りる駅に着いてしまった。

じゃあね。
と、
伝わるはずのない言葉を
頭の中でつぶやいてから、
潔く立ち上がって電車を降りた。

あの人は、
多分、目をつぶったまま
音楽に集中していたと思う。

あ。もしかしたら
私が座っていた端っこが空いたから
端っこにつめて座り直したかも?
お尻と背中にぬくもりを感じたかもしれない。
夏じゃなくて良かった。
夏は座席がひんやりしてるほうがいいもんね。

来週も会えるかな。


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