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うたかた
sakurako

2011年04月17日(日)
オーケストラ・ニッポニカ 第19回演奏会

W.L.ドーソン/ 黒人民謡交響曲 (1934/1952)
唯是震一/ 筝とオーケストラのカプリチォ (1954)
A.ドヴォルジャーク/ 交響曲第9番「新世界より」 (1893)

筝 奥田雅楽之一
指揮 阿部真也
管弦楽 オーケストラ・ニッポニカ

熟練した技術のプレイヤーが集まってこその注意深い響き、良い意味で奇をてらうことのない誠実な演奏を堪能しました。素晴らしいアンサンブル!
珍しいお琴の生演奏が聴けた2曲目、よく聴き知っている「新世界」(とは言え通しで聴いたのはいつ以来かしら!)も素晴らしかったのですが、私は1曲目の黒人民謡交響曲が特に印象に残りました。バスクラにコントラファゴットにコールアングレにチューバ、という少し珍しい構成の響きも面白かったし、ポリリズムを取り入れた難しいフレーズを難なくこなしているところなど、あまり詳しくない私でもすごいなあと。

ここのところ世の中に何かと不安感みたいなものが充満してますが、心安らぐひとときを過ごすことができました。