小学生と二人でカラオケに行く。 といっても別に、とうとうリアルロリコン道に足を踏み入れたわけではない。お嬢さんがアニメとかばっかり好きなのを不憫というか異様に思った同僚が「娘と遊んでやってくれないか」と相談してきたわけ。相談されてる時点で軽くオタと思われてそうだがスルー。っていうかお嬢さんがたまに会社に来ていたりして、ボカロの話とかで盛り上がっていたのよね。「若い人は詳しいわねやっぱり」とか言われて。 カラオケ行ってゴハンでも食べて、友達のこととか他に部活とか(健全な)興味はないのかとかさりげに聞いたりするべさと思ってたんだけど、小学6年生にして完全に腐ってた。修正不能だ、お気の毒だけど。正しいオタク道を歩んでくれるよう祈るばかりだ。勝手にイベント行ったりしないようにちゃんとした友達ができて、分別も礼儀もあって、勉強もして、そんな。だったらオタでも恥ずかしいことじゃないよ、と知るのが一番な気がする。 以下、会話抜粋。 娘「黒執事は何気に声優が豪華だから好きです」 私「小野さんとか? アナタ神谷とか宮野のほうが好きそうだけど」 娘「よくわかりますね! 宮野さんが一番好きでー、でもデュラララ! 見てから神谷さんもいいかなって……」 ね。 因みにカラオケはボカロばかり2時間ぶっ通しでした。レン君でさえ彼女にとってはお兄さんであるという驚愕は名探偵を知ったとき年上だったという告白を受けたときの衝撃によく似ている。
乗り上げる身体を押しのけようと伸ばした腕を気紛れに少しずらして両の親指を喉仏に当ててやると、うっとりと目を閉じて口の端だけでちいさく笑った。 「絞めろよ」 楽になりたいんだ、と言って窓の三日月に視線を投げた。 「後悔しても知らねえぞ」 「……とっくだよ」 だからキモチイイんじゃねえか。 オマエがそんな風に言うならオレはオマエを絶対、楽になんかしてやらねえ。地べたに這いつくばり終わらない後悔を味わいながら惨めに笑ってオレを抱き続ければ、いい。
朝まで覚えていたロールシャッハの先行申込を忘れてへこんだ。明日冬コミの申込とかオンリーの参加検討とかいろいろしなくては。あとkppr行きたい。キクチさん公式サイトに載ったから当分混雑するんだろうな。
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