ゲスト:金原ひとみ 最前列。ミルクのアーガイルワンピース。 キクチさんはグレーのスーツに薄手のパーカーをインナーに。足元は白スニーカー。ちなみに金原さんはジミー・チュウのサンダル。 シャサーニュ・モンラッシェ・レ・ヴェルジェの06年。
キクチさんの前説 1.「下北沢のミスタードーナツ」ケータイ小説と指輪の奇妙な物語 2.慶応大学の学生が「どーやったら小説家になれるんすかね?」と訊いてくる世界
コンテンツ ・ラテン=踊る、他殺、国文学=病弱、自殺という対立。ラテンとヤンキーの繋がり。 ・インターネット世界に不在という立場に立つということ ・上記2項目における被差別感。文学界と音楽界、それぞれのヘンリー・ダーガーとして。 ・金原さんが執筆時実際に聴いていた音楽と、キクチさんが著作を読んで思い浮かんだ音楽の聴き比べ。
キクチさんが「TRIP TRAP」という短編集の「沼津」を大プッシュ。「ギャルに読ませたい」とのこと。ギャルに読ませたいような物語を私はあまり好まないなあ、きっと。不勉強で読んでませんが。つーかキクチさんは何度も「誰もそう思わないけど(鬱的な美少女のイメージで売り出されているけど)、金原さんほんとはドヤンキーだよね」みたいなことを言っていたが、彼女はデビュー時から見るからにあきらかにヤンキーである。
帰りはnewportというおひとりさま向きカフェ的なところでディナープレートとワインをいただいた。黒板メニューだったから頼んでみたけどやっぱビオワインって私的には外れが多いかな。酒にヘルシーはいらんというか……。ディナープレートはおいしかったです。チキンのブラウンソースに、新鮮野菜山盛りのサラダ。ライスかフォカッチャが選べたのだがフォカッチャを注文したにも関わらずライスのプレートが出てきて、まいいかーと思っていたら注文を取ってくれたお姉さんがすぐさまそれに気付き、結局後からフォカッチャも出してくれた。そして当然のように完食。ランチプレートがこの味だったら、近所にあったら嬉しいかもな、この店。 ちなみにナイト・ダイアローグのたびに白寿ホールの近隣案内地図に掲載されている「インコ」という名前の店をさがすでもなく探していたのだが、どうやらこの店の前身らしい。 さらに深夜に明太子パスタ。冷蔵庫に保存食とかがいっぱいある家庭、みたいのを夢見るときがあるけど外食も好きなのでなかなか思うようにはいかぬ。
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