二泊三日で入院していた父親が帰ってきた。 とたんに自分の機嫌が悪くなって顔が歪むのが分かる。 父親がいなかった間は快適だったなあ。 何で帰ってきたんだろう。ずっと入院してればいいのに。
今日は朝寝坊せずに起きることができたので、あれをして、これをして……と計画していた。 が、午後、怒りが爆発しそうな出来事があり(父親が退院して帰って来たこととも関係ある)、それは、40年以上の人生でも一、二を争うくらいに怒り狂うようなことだったので、その膨れ上がる怒りをどうにか抑え込むことに時間を費やさざるを得なくなってしまった。 そのせいで、やろうと思っていたことができなくなった。
部屋で大音量で音楽を流し、泣き叫んだ。 泣いても泣いても怒りは鎮まらなかった。それでも物を投げたり、私の心を踏みにじった人間に加害したりはしなかった。えらい。
加害者は、「愛情ゆえだった」と言えば免責された挙げ句、してはいけないこと(しなくて当然のこと)をしなくなっただけで「じゅうぶん反省した」などと擁護されるのに対し、被害者がひたすら我慢と譲歩を要求されるの、何なんだろう、本当に。 こっちは、もう何十年も譲歩し続けてきたのだが、このうえ、まだ譲歩しろと?
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