心に悪魔を飼っている。天使が媚びた笑みを浮かべるとき、悪魔は泣いている。悪魔が表に顔を出すとき、天使は乾いた声で嘲り笑う。結局、私たちは永遠に分かり合えないのだろう。被害者と加害者なのだから。ときどき、髪を鷲掴みにして壁に頭を叩きつけてやりたくなる。