明け方、夢の中で誰かに抱かれていた。目覚めたあともその感覚が残っていて、自分でも驚くほどに体が快感を欲していた。入れられたいわけじゃない。むしろ入れなくていいから、体の隅から隅まで丁寧に大事に触れられたい。そして、敏感なところを指で責め立てられて、ふしだらに天へ昇りたい。