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心の余裕の無さなのか意地の悪さなのかのこと。 - 2017年11月24日(金)

色々と思うことがあったり無かったり。

時間をとって日記を書こうとしなければ
なかなか更新するタイミングが無い。
時間が無いというより、タイミング。

実は今は、飲み会から帰ってきたところで
妻も子も寝ているので、久々に更新。

***

最近、家と職場が遠すぎて、というか
ドアツードアで1時間ちょっとくらいなので
距離としてはそうでもないかもしれない。
でも、それなりに遠いのに、中途半端に
家と職場の最寄りも始発駅ではないから
通勤電車はいつもぎゅうぎゅう詰め。
そんな毎日に嫌気が差して、せめて帰りは
ゆっくり帰ろうと思って、たまに特急の
指定席をとってそれに乗ったりしている。

それがこの前、指定された席に座ろうと
思ったら、すでにその席に別の誰かが
座っている。学生のような若者だ。
そんな時、普通はどうすべきなのだろう。

私は、あえて隣に座った。何も言わず。
その車両というか電車は人もほとんど
乗っていないガラガラなのに。
そして隣人が気付くように、わざと
イライラした態度をとったりした。
それでも、そわそわしながらも、若者は
気付かず、最終的に車掌さんが見回りに
来るまで私はずっと隣に座っていた。

車掌さんが気付き、私とその隣人の券を
確認し、その隣人に対して、優しく、
「号車が違っていますよ」と言って、
隣人も「すみません、すみません」と
何度も私に頭を下げた。
私は何も言わず軽く頭を下げただけ。
一旦表に出した怒りは、意固地にも
引っ込めることができなかった。
どうするのが正解だったのだろう。

この出来事を妻に話し、自分で回想して、
本当に私は性格が悪いと思った。
でもどうすればよいか分からなかった。
一言「あの、席間違ってませんか」
そう声を掛ければいいのは分かっている。
でもできない。分からないけど人が怖い。
もし話しかけて逆ギレされて、自分に
身の危険が及ぶのが怖い。
嫌な態度をとられて、自分が凹むのが
怖い。そもそも他人と話したくない。

何気なく、何となく、とりあえず毎日を
とにかく生きてはいるが、こういう時に
やはり自分は社会に適合することが
できていない人間なんじゃないかと思う。
何とか仕事をして、家庭を持つようになり
さも一人前のような顔をして生きているが
そういう事態に直面すると、他人に対して
非常に攻撃的な一面が出てくる。
攻撃的というか、できるだけ接したくない、
自分は間違っていない、他人を信じない。
そういう殻に閉じこもるような性格だ。

この件で、また久々に自己嫌悪になった。
嫌な性格だ。治ってなかったんだよ。
学生時代は、高校かな、毎日毎日毎日・・
自己嫌悪と被害妄想と自意識過剰が自分の
頭の中を常に占領していて辛かった。
久々にそれを思い出した。
妻は明るく朗らかでしかも楽天的なので
一緒に居ると自分までそういう性格になった
そんなように思っていたけれども、やはり
自分はどこまでいっても意地が悪くて、
性格が暗くて、嫌な奴なんだと思った。

でもこいつと向き合って生きていかなくちゃ
ならないとも思っている。

***

2017/11/25 00:27



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