ブログの喧騒が時々、すごく嫌になる。仮想空間も最近では、個人情報がどうの、ネット詐欺がどうのセキュリティーがどうのというわけで、逆手にとった親切で、結果的には「個人特定した上で参加できますよ〜」というものが多くなってきた。確かに、１０年前からネット参加している身としては、最近のシステムは荒らし対策も素人にもわかりやすい機能があるところが多くなっていると感じている。でも、にぎやかで商魂たくましいポータルSITEとそこからオコボレ頂戴のアフィリエイト軍団ってのが、ウヨウヨと行商のごとくアリの行列をなしているインターネットだったりもするんだが…。

でも結局、そんなシステムの巧みな技にまんまとハマって個人情報はタダ流れよ。情報はあちこちで高くリストが売られているっていうし、ブログポータルだって、いまやサバイバル。仁義なき戦いが繰り広げられていて、業界流の派閥もあったりして…。生年月日と名前で個人情報調べるのは簡単なことらしいから(某金融勤務の知人にいろいろ聞きました)。

あれよ、知ってる？読んでる？きっちり読んだことある？

たかがブログ程度でも、規約をよーく隅々まで読むと、記入された情報は公的機関からの要請があったときだけに開示するわけじゃないのよね。派閥には回っちゃうってことよ。

ってことはよ…。

私なんて、あちこちのブログポータルかなりはしごして使ってみたから、ネット業界の主要会社とその関連会社(この関連という表現は言い回し、理解の仕方でどうにでも言い訳できると思ってますけど)には、個人情報は回ってるってことよ。

個人情報の流出なんてことは、もうネットに参加した時点で「オワッタ」と思ったほうがいいね。それが悪魔の手に回るかどうかなんて、そんなこと。回ってあたりまえじゃないの。いったいどんだけの関連会社、その従業員、閲覧可能者がいるんだって話よ。見ようと思えば簡単なんじゃない？


たださ…ふふ。

ブログに写真のせて、見知らぬ人に、

「あら、あの人のブログ読んだことある、変なこと書いてるのよ」なんて、ファミレスあたりでニヤつかれるほうが、よっぽど嫌だなと思うわけ。

だから、「都道府県名」とか「生年月日」とかあまり書きたくないわけよ。



ばかだろ…。

これぞ、妄想。

でも、こんな小さな小さな悩み、警戒、
きっと、誰でもひそかな自意識過剰、持ったことあるでしょ？

こうして、仕掛けられている私達の個人情報はやがてネット社会の住民基本台帳と化していくのさぁ


今日はバイト休み…というか、まだ３日の深夜０時なんだけど。「えんぴつ」時間は、４日です。いや、日本はどこも４日。