VITA HOMOSEXUALIS
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このところ、コロナ禍でオトコとの出会いもない。
しょうことなしにブログを書き始めた。
そうしたら「読者」がかなり増えた。
そのうちの二人とメールの交換を始めた。
しばらくすると「アダルトサイト」を続けるためにはマイナンバーやら何やらの登録が必要と言われた。面倒なので放っておいたらブログは突然閉鎖された。
あんなものを誰かが読んでチェックしていたのだと思うと、空恐ろしくもあるし、ご苦労なことだとも思う。
コロナもやや落ち着いたように見えたので、久しぶりにウリ専の少年を買いに行った。
この頃の子はまるで人形のように顔はきれいである。頬にさわると白磁をなでているような思いがする。そのかわり何もしない。私の隣でごろんと横になっているだけである。
以前は乳首を舌で責めてくれる子とか、いろいろな体位で絡みついて来てくれる子とかがいたものだ。
そんなことを思いながら、ふと九州のウリ専を思い出した。
彼は小柄だが筋肉質で、どちらかと言えばいかつい体型のオトコである。あごヒゲもかなりゴワゴワする。
けれども彼は絡みついてキスをしてくれる。その体は重くて私は潰れそうだ。
だが、彼はあまりこの商売を知らないオトコなのかも知れない。
私と絡んでいるうちに彼はぐんぐん勃起してくる。これは珍しい。彼のペニスを口に含んで舌先でこすってみると少し塩っぱい。つまり彼は我慢汁を出しているのだ。これも珍しい。
私は彼のアタマを私の股間に押し付けた。彼は夢中で私のペニスにしゃぶりついてくる。水を得た魚のようだ、私の目の前には彼の尻がある。私はその割れ目に顔を突っ込んで菊門を舌で舐め回す。
いったん体を離す。彼はふうふうと熱い息を吐いている。顔が汗ばんでいる。
久しくこんなウリ専を見なかったと思う。
もう一度シックスナインの体位を取った。私は彼を手でしごいた。ぬるぬるしてきた。彼はか細いうめき声をあげはじめた。私は手の勢いをゆるめた。彼の亀頭からトロトロと我慢汁が溢れ出した。
「これはイクな」と私は思った。
再び手で責める。彼の陽物は太くて短い。芋のようだ。いつしか我慢汁は乾き、その芋は硬直してくる。
そこで手を止める。再び我慢汁が溢れ、その芋はピクピクと痙攣する。
こういうことを何度か繰り返したと思うが実際は数度だったかも知れない。
突然彼は射精した。
それはおびただしい量で、白く濁った粘液がトロトロ、トロトロと彼のペニスを伝い落ちた。
もちろん、ウリ専の子も射精はしてくれる。だが、毎度射精してくれたのは懇意になったTだけである。
人が射精するところを見るのは自分の射精と同じくらいの興奮をもたらす。ひくひくとペニスが痙攣するからもうすぐだと思っても、しばしばその期待は裏切られる。噴出するときはいつも突然である。そのときの、すべての投げ出したような表情に私は感じる。
それを見たければ、あまり売れっ子は指名しないのが良い。
どちらかというと無骨であぶれているようなのがいざとなったら食いついてくれる。
これもコロナ前の話である。
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