VITA HOMOSEXUALIS
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私は何度か彼とつきあった。
断続的に3年ぐらい、かなり長続きした仲だと言えるだろう。
彼とは私が出張で関西に行くときに会った。
私の泊まり先は安い宿だが、フロントを通らずに部屋に入れるところを何軒か発見して定宿にした。
そのロビーで彼と出会い、まず食事をする。
彼はかなり大食いである。
味覚は鋭くないが、腹いっぱいになることを好む。
彼のカラダは大柄である。彼は20代の半ばだが、定職がない。無職である。家にいて、引き込み利に近い生活を送っている。高校のときから不登校になって中退したという。だから学歴は中卒である。中卒ではまともな仕事がないので、彼はもう就職をあきらめている。
これ以上書くと個人が特定されてしまうように思うのでやめる。
ともかく、気立てはやさしく、思いやりが会って、誰にでも好かれる。
私もまた少しは彼の将来を心配しつつ、彼のことが好きだった。
彼は最初にシャワーは浴びない。終わってからだ。彼は服を脱ぎ、トランクスだけの姿になる。
彼はトイレに行く。私はそれを狙っている。彼はあまり酒を呑まないが、全然呑まないわけではない。だから私は彼になるべく飲ます。そうして彼がトイレに行きたくなるのを待つ。
彼はトイレから帰ってくる。トランクスの前はペニスの形が浮き出てテントになっている。そのテントの頂点にオシッコの染みがある。
私はそこにくちづけをする。舌でその染みを味わう。彼のは少し苦味がある。
トランクスをおろして彼のペニスをくわえる。その先端はまだオシッコで濡れている。汗臭い、苦い、酸っぱいような味と匂いが私の顔面を襲う。私は思わず気が遠くなる。
私もトランクスを脱ぐ。私のペニスはもう、我慢汁でねっとり濡れて、触ったところから糸を引く。それはだんだん硬くなってくる。私はそれを彼の口に突っ込む。彼は最初は嫌がる。だが、私のペニスを目の当たりにすると、結局それをくわえこむ。
私はカラダの向きを変える。彼の口にペニスを挿したまま、それを支点に体を回転し、彼の顔に尻を向ける。そうして彼のペニスを加える。私が彼のオシッコをなめたときには、彼のペニスはあだ小さかったが、今ではそれは大きくなって、私の口からはみ出しそうになる。
私たちはしばらくそうやって格闘のようなことをし、ベッドの上で昂奮していく。
ときには私の方が先にトイレに行くこともある。
そんなとき私はわざとオシッコをふるい落とさない。むしろペニスの先をじんわりと濡れたままにする。
そうして彼の口にそれを突っ込む。彼は私のオシッコをなめる。
「どうだった?」
「どうって、べつに」
彼はオシッコには感じてない。私は少し失望する。
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