見上げる空...そら

 

 

ならんだ文字たち - 2011年09月26日(月)

久しぶりに便箋を前にシャーペンを手にして。

書いた文字はなんだか自分でも懐かしかった(笑)
最近、パソコンばっかりで、ほんと文字を書かないからね。


でも、真っ白な紙を前にしてペンをすべらせていく。
この集中力がいい感じ。


集中してのめりこんで、あっという間に10枚ほどの手紙を書き終えた。
あて先はもちろん決まっている。



15年ほど前には、同じ手紙の送り主に何度も何度も繰り返し
手紙を送っていた。そして何通も何通も手紙をもらった。
馬鹿げたやりとり、でもその時にはとても真剣に。

ただ、あのひとのことを思い続けながらペンを走らせていた。
今と同じように、自分のとるべき道をやはり迷いながら。


大学に入ってから、手紙をもらった。
長い手紙。
あのひとの想いをつづった手紙。
返事をちょうだいね、と言われていて
その返事を何度か書いた記憶がある。何度か書いて、そして、そのどれもがなんだか自分の本心とは違う気がして渡せなかった。
そう、結局渡せなかったんだと思う。確かね…。



だから、この手紙は本当に久しぶり。


頑張って正直に書いたつもり。
でも、それであのひとが嫌な気分になる部分もあるんだろうな。


できるだけ、本心で、できるだけ本当のことを伝えたい。
嘘やごまかしが入らないように。
汚い自分の側面に目をそむけないように。



そして、あのひとの本心にも触れていたい。


...



 

 

 

 

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