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私の「ぎー」が噛んだ - 2019年02月16日(土)

2月6日
私たち家族の最愛の猫が亡くなった。
19年も一緒に暮らしてきた猫。名前は「ぎー」オスの猫。
小さいときに捨てられていた猫を保護した人が里親を探していた。
一目見たときに可愛くもない面構え...
抱いていた猫を「いりません」と言えず家に連れてきた。
この時はシャムネコのような色合いと毛質だった。
ところが大きくなるにつれてアメショーのような模様が全体に出てきて
成猫になったときはアメショーと間違うほどに化けた。
化け猫であった。。。

19年の歳月
私たちは随分と癒されたが「ぎー」はどうだったんだろう
野良でいるよりはましだったはずだよね。
今年の初め頃、急に変調をきたした。
目が見えなくなり、耳も聞こえなくなった。
それでも自分でトイレに行った。
食事も家具等にぶつかりながらも嗅覚のみで食べていた。
日増しに痩せ衰えて行くのがわかった。
いつからか私が食事をしているところに来て
「私を抱っこしてくれ」とねだる。
家族皆して食事していても私のところにくる。
目も見えないのに...
今思えば最後のお別れをしているような...
撫でていたら急に今までになく強く噛んだことがあった
私に「私を忘れてくれるな」と言っていたのかもしれない...
少しずつ自分なりに死を悟っていたような気がする
少しづつ食事を減らし、最後は水しか口に含まなかった。

夜、ボウリングから帰り、寝ているような「ぎー」を見て
就寝したが朝には亡くなっていた。
19年一緒にいてくれてありがとう!
ぎーの噛んだ痛みは一生忘れない。。。




...




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