獅々丸の雑記帳
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2026年01月29日(木) 猛虎丸。

本日、9時40分頃、猛虎丸が逝きました。
18年と11ヶ月と19日、よくよく頑張ってくれました。
先週の余命宣告のあと、もう何度も何度も「眠っていいぞ」って伝えた
のですが、なかなか昇っては逝かず、時には苦しそうに耐えていました。

今日は、休みが消化しきれずたまたまの平日休みで家に居れました。
看取ってやれたし、葬儀も立ち合いが出来た。
寂しいけれど、最高に幸せなお別れでした。
偶然と言えばそうなのだろう、けれど、これは猛虎丸が起こしてくれた
最期のミラクルだと、自分は信じています。


猛虎丸は自分にとって特に意味のある特別な仔です。

ひとつ。
猛虎丸は初めての自分の猫。
我が家には自分の小さな頃から飼い猫がいました。
けれども、猛虎丸以前の仔は家族が貰ってきたり保護した仔で、自分が
連れ帰った仔も実際は友達や会社の同僚が保護した仔でした。
猛虎丸は、初めて自分で譲渡サイトを閲覧し、自分で選んで貰い受けに
いった、猫なんです。
本当の意味での初めての「俺の猫」、それが猛虎丸です。

ふたつめ。
猛虎丸の名前「モコマル」の「モコ」これは我が家の最初の飼い猫の名。
子供の頃に住んでいた岐阜から引っ越す際に、置いてきたモコ。
その当時「猫は家に懐くので連れていくのは可哀想」という話がとても
蔓延っていて、周りのご近所さんが面倒をみるから置いていきなさいって。
放し飼いが当たり前の時代・土地柄で、モコはその後も気ままに過ごした
ようですが、少し後、知識をつけた自分にとってはずっと後悔の種として
残ってしまっていました。
ま、当時5歳の自分が騒いだところで事態に変化は無かったかも、ですが。

初めての俺の猫に「モコ」と名付けるのは決めていました。
「猛虎」は当て字です。
置いてきてしまった我が家の初めての猫「モコ」、今度こそは我が家で
最期まで一緒に過ごすために、ある意味贖罪の対象とも言うべき猫。
それが「猛虎丸」。
何度も伝えた「お前のために俺は頑張る」は本気でそう思っていました。


尿路結石体質で膀胱炎も患った経験から、ご飯は基本療養食で過ごして
きましたが、元気そのもの。
争いごとになった際は、強い仔でした。
小さめの体躯ながら決して一歩も退かず、顎を引いて頭突き突進からの
組んず解れつという戦法で、多分負けたことはないのではないかな。
余り鳴かない仔で、抱っこも好きじゃありませんでしたが、寝てる時に
腕枕に顎を乗せてきて一緒に寝るのが好きな仔でした。
それをされるとね、嬉しくて何度も遅刻しかけたことがあります(笑)。

躰の衰えはそれほど感じなく、年齢の割にはガッシリとしていてきっと
心臓や呼吸器が強い仔だったのじゃないかな、だから先週の火曜日以降
寝たきりで飲まず食わずだったのに、今日まで生き長らえたのでしょう。
最期の息吹きも力強いものでした。

可愛い仔は、骨になっても可愛いかったなぁ。。。


上にはお前の大好きな、お前のことが大好きな妹の美流來丸がいるから
全力で探せ。
多分、もう丹虎丸と一緒にいると思うぞ(笑)!
駆け昇れ!!

最期までお前が大好きな飼い主でいられるよう、俺は頑張れたでしょうか。

一先ず、お別れ。

モコ、良い匂い…
今日も大好き。
色々と…本当にありがとね。


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