獅々丸の雑記帳
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丹虎丸、19年と5ヶ月と2週間、随分と一緒に過ごすことが出来た。 とは言っても、誕生日は保護してくれた方から聞いての予測日なので、もう少し 長いのかもしれません。
2006年の9月の初めに愛知県から我が家へやってきた保護猫で、その見事に 赤い虎柄から「黄赤を表す丹の字」をつけて「丹虎丸(にこまる)」と名付けた。
ライオンタイプのがっしりとした体格で、猫らしくないパワープレイヤー。 「しなやか」という猫にありがちな表現は彼からは感じたことは一度もない(笑)。 それとね。 飼い主が大好きで、抱っこを要求し喉をペタ〜っと私の首肩につけて甘える仔で、 その時のゴロゴロ音がすごく大きな、愛おしい仔でした。 そうそう。 猫にもタイプがあるのですが、丹虎丸は鳴いてコミュニケーションを取ろうとする 猫でしてね、璃乃丸が数年前からそうなるまで、我が家ではこの仔だけでしたね。 人に懐く猫が好きな方には最高のタイプです。
やっぱり長生きした烏丸と死に様は同じような感じで、老衰だとこうなのかも。 ただ、鼻が詰まってしまう症状が随分長く出て、注射での安定を続けていました。 呼吸が出来なくて死ぬなんて、可哀想過ぎますもん。 先生の適切な処置のお陰で最期まで静かに本当に安らかに逝くことが出来まして 感謝しかありません。
もう何年もニコ爺と呼ばれて過ごした丹虎丸。 赤毛の他にも特徴があって、それが長い犬歯…猫歯?…でした。 長くて、口を閉じると下顎の両脇に先端がハッキリと見えるほどでした。 牙のせいで下唇が変形してましたもんね。。。 焼けてお骨になった頭蓋骨にも両牙がちゃんと残ってました(笑)。
長寿を祝って金色の骨壺。 色付きの骨壺はやはり烏丸に次いで2匹目。
7年以上も前になってしまうが、上には美流來丸が待っていると思うので探せ。 お前とミルクが組めば怖いモノなしだろうよ。 『ステファン“ブリッツ”ニコ』、蹴散らせ(笑)!
お前みたいに抱っこできる猫がもういなくなってしまって寂しい。
一先ず、さらばじゃ。
楽しい時間をありがとう。
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