獅々丸の雑記帳
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今年はちょっと奇妙な花の付け方をした。
前提として、今年は強剪定を行っている。かなりの刈込で小さくした。 でもって、肥料を与えるのをすっかり忘れてしまったのよ。
まず、9月の下旬に少しだけ花を咲かせた。 例年に比べて随分と早い。 しかしこの頃、近所の金木犀も花を咲かせたので、暑すぎて時期でも ズレたのか、と思った。 花が少ないのは、強剪定と無肥料のせいか……と。
ところが。
先週の台風一過の日、庭でカメの世話をしていると、ふと甘い香りが。 見ると、金木犀が蕾をい〜っぱい付けていた。 これは、今年も大好きな香りを楽しめるぞ〜、と思っていたのだが。。。
いくら待っても香りが2階まで上がってこない。 あれだけの蕾が咲いたなら、庭は金木犀の香りに満たされ、その香りは 2階のこの部屋でも充分に楽しめる。 香りに包まれての昼寝は至極の時間。 どうしたんだ?
見に行くと、もう散っている花もあり、今まさに満開。 だが…… 香りが弱い。 寂しい程に弱い。 何故だかは全く分からないけど、満開は満開で、傍に寄りさえすれば それはそれは心地の良い空間を愉しめる。
こういう年もあるか。
ありがとう。 また来年。 楽しみにしているよ。
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