獅々丸の雑記帳
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2020年09月27日(日) 蟷螂に咬まれた日

今日の昼過ぎ。
買い物に出ようと車庫に向かうと我が家の壁を登ろうとするカマキリが。
この年、淘汰されずにしっかりと育ったオオカマキリ。
最近、あまり見かけなくなった立派な体躯の1匹でした。

そやつが我が家の壁、地上10cm位のところに取り付いているのですが、
我が家はコンクリ造りの3階建て仕様、上まで登るのは難儀です。
途中で落ちでもしたら、オオカマキリはあまり上手く飛べません。
それに、運よく我が家を越えたとしても我が家より向うは住宅地で、餌も
植え込みもありゃしない。
季節的にもうそろそろ命も尽きるだろうという時期に、向かうべき先とは
思えない。
道路の反対側には餌も豊富な草原が広がっているというのに。。。

と、いうことで。
我が家からは退散頂くことにした。

でね、何十年かぶりにオオカマキリを捕まえることになったのだが。
コヤツは飼育していた時期もあり、怖さは身に染みて存じ上げてます。
クワガタやカミキリムシのような甲虫と違い、掴み処さえ間違わなければ
顎は怖くない!って訳にはいきません。
体の可動域は広く柔らかく、頭もどの位置でも回ってきます。
カマキリは前脚のカマを構えた姿勢が有名で、武器とも思われてる印象が
強いけど、カマキリもやはり怖いのは顎です。
虫はもちろん、小さな爬虫類も捕食しますので。

カマキリが威嚇行動をする前に捕まえるのが吉。
覚悟をもって右手を伸ばしまして、セオリー通り背を指先で摘まみました。
途端に臨戦態勢。
俺の手の中で腹を剃らせて翅を広げて威嚇威嚇威嚇、、、怒ってます。
翅が紫で、「やっぱりオオカマキリかぁ(嬉)」と気をそらした瞬間・・・
ちょっと持ち手が緩んで掴んでいる位置がズレました。

「痛っつ!」

頭を捻じ曲げて俺に人差し指の腹にカマキリが咬みつきました。
その頃には原っぱについていたので、大きな葉の上にリリースしようと
したのですが、カマキリにそんな余裕はありません。
指の腹に咬みついている顎はけっこうガッチリ皮膚に入ってます。
久々の光景なので痛みをこらえてガチ見しました。
カマキリの奴、キュィィと両顎に力を込めてきて、俺の指を切り裂いて
ます。
皮膚の中に顎が食い込んできます。
両顎がガッチリと閉じました。
次の行動は咀嚼するために顎を開きます。この時がリリースのチャンス。

見極めて葉の上にカマキリを下ろしました。
しばらくキョロキョロした後に、オオカマキリは偉そうに自身の領域に
帰っていきました。

俺の指からは血がプワーっと湧いてきてて。
傷は浅いので、血はすぐに止まるんですがね(笑)。

小さな傷が右の人差し指に残りました。

やっぱ昆虫は面白いナァ。。。


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