獅々丸の雑記帳
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今日の朝方、虎流來丸が逝きました。 来月の中旬を過ぎていれば12歳。 長生きしたとは言えませんね。
コルクは、神経質で怖がりで気の強い仔でした。 我が家の猫達では唯一の相手を流血させる程に攻撃するコワい存在。 気に入らなければ飼い主でも引っ掻いたり噛みついたりしました。 こう書くと酷い暴れ猫のようですが(笑)、基本的に飼い主のことは好きで、 少なくとも俺と1対1なら超甘ったれの仔でした。 今で言うツンデレでしょうか(笑)。
実は、ここ数日の闘病生活の間、コルクは寝ませんでした。 昨晩の補液の時も、もう躰は動かないようでしたが、眼だけはランランと 輝き、まるで辺りに睨みを利かせているようでした。 ボロボロになっていく中で、それでも生に対する執着心はとても強かった のだと思います。死にたくないという意味ではなく、生きている状態から 離れていくことを拒否するという意味で。 暗がりに行きたがるのは、そこが少しでも敵から身を防ぐことが出来るか らだと思うし、目を閉じてしまったら死に襲われるかもしれないというこ とを、漠然と感じているんだ、と思いました。
昨晩は、お袋の横で2時頃に一緒に眠ったそうです。 4時過ぎに目を覚ましたのはお袋だけでした。
コルクは俺が拾ってきた猫です。 俺が猫を拾うってことはとても珍しい…というか、まずない。 我が家にやってきて、良かったかどうかは分かりません。 でも、俺が拾って連れ帰るというはちょっと奇跡です。 そして。 毎週仕事がピークの金曜日が休みであることは、年に1回あるかないか。 そんな奇跡的に休みの金曜にコルクは逝ってくれました。
お蔭で自分の手で焼き場へ連れて行くとが出来た。
長い尻尾の骨がぜーんぶ残ってて、並べてあって。 可愛かったぞ。 そして、同居の猫さえも切り裂いた、あの爪がいくつも骨に付いた形で 残ってて。 やっぱりお前はコワい仔なんだな。 これなら、どこに行ってもナメられるようなことはないだろう(笑)。
05年の5月末。 コルクを拾った日の雑記にこう書いてある。 『あとはお前の『生』に対する執着心しだいだ。根性みせろ。』と。
言いつけを守ってよーく根性みせたな。 いい仔だ、疲れただろう。
しばらくバイバイ、な。
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