獅々丸の雑記帳
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2014年12月11日(木) 姿なき悪意

幾分か前に世間が騒ぎ、ここ雑記でも取り上げた話題。

盲導犬が刺された、という事件。
俺の雑記に意見をくれた心正しき優しい輩もいた。

後日談では、事件そのものが存在せず、実は犬の皮膚病であった。
のでは?という。
それならば、それで良かった。
憎むべき事件がひとつ存在しなかっただけのこと。

しかし、あの盲導犬を刺した“悪意”は確かに存在したのだよ。
その“悪意”に国中の義ある人は意見を述べたのだろう。
「盲導犬にされた“悪意”ある行為を裁くのに器物破損はなかろう」と。

法が進む社会に追い付いてない。
盲導犬を認める社会に、法が追い付いていないことに多くが気付いた。
あの“悪意”はそれを知らしめるのに役立ったはず。
ならば、その国民の声を国は拾って欲しい。

消費税とか秘密保護法とか、大事なのは分かる。
が、国民を豊かにする法律ってのはもっと身近な話題なのだよ。
身近な話題でもこの国では我らが自分では変えていけない。
政治家・法律家の皆さんはさ、そういうとこ拾ってください。


そうそう。
盲導犬を刺した事実がなかったことで、ご本人を責めた輩がいるらしいね。
自作自演とか、安っぽい言葉とかで。
聞くところによると、彼は外に出ることを控えているらしいじゃないか。
盲導犬ってのは、目の不自由な方が少しでも表へ出ることを目的にする手段。
その彼が、盲導犬と共に引き篭もっている。

もしそれが事実ならば。

あの事件で調子に乗って彼を誹謗する輩も“悪意”ぞ。
あの盲導犬を刺した“悪意”となんら変わらん“悪意”であり。
俺はやはりそれも憎む。


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