獅々丸の雑記帳
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2009年11月05日(木) アンチ

しかしなんと『アンチ』が多い企業なんだろう。

トヨタ。

F1撤退に関する感想をバァーっと拾って読むとそれが良く分かる。
走っても馬鹿にされ。
走るの辞めても馬鹿にされ。

応援しないチームが撤退したんだから、アンチは喜べばいーじゃん。
撤退したことにまで文句言わなくたってさ。

と俺は思う。

トヨタが欲しかったのはF1という世界でのブランドだろう。
例えばフェラーリのようなね。
でも莫大なお金をかけてもそれが得られない。

しかも本国じゃ『いま車を買うヤツなんていねーよ。』的な不況に名を借りた
車不人気。
『車で走り回るなんて阿呆のすること。今はエコだろ、エコ。』的な安い意識
に名を借りた車不人気。
プリウスが売れてるって言っても、売れてない中で売れてるだけなんで、企業
の財政を押し上げる材料にはまだまだならないしね。
車業界の端っこ……とは言え、車の流通業界としたら真っ只中な会社に勤務す
る俺としたら、この国の車購入意識の減退の酷さは壊滅的に思える有様よ。

そんなご時世で、頑張っても取れないブランドを追っかけても勿体無いと判断
するのは別に不思議じゃない。

トヨタの何がそんなにイヤなのかねぇ。
2000GTを作り、ヨタ8を作り、レビンもセリカもMR−2もスターレットも
作ったメーカーだぞ。
ま、元々俺は『好きなクルマ』の背景にメーカーの有様なんて求めない性質な
んで、そうじゃない輩には我慢出来ない点でもあるのかもしれないが。

それにさ、トヨタはフェラーリに張れなくても、カローラという世界的に見て
も数少ない『売れた車』を持っているのだし、そっちの部門でもっともっと頑
張って欲しいな。

この国じゃ、スポーツカーはダメなんだよ。
仮にエンツォがこの国の人で、この国でフェラーリを作ったとしたら、フェラ
ーリは今ほどの名声は受けなかっただろう。
つか、潰れたんじゃね?多分。

外国では心意気で作られた車が購買層の心に訴えかけ、心が欲することで財布
を開かせることで名車が生まれることが間々ある。

この国では売値ありきで作られた車が購買層の金に訴えかけ、金が工面できる
ことでやっと心が動かされるのが普通だ。

それは悪いことじゃないんだけどね。
その姿勢こそが、この国の大衆にマイカーを所有させ、世界有数の市場にまで
伸し上げたのだからさ。

この国じゃ根っからのスポーツカーは育たないし、同意語になるけど売れもし
ない。
だって現に、フェラーリが好きとかフェラーリの音が好きってヤツは多く目に
するが、フェラーリを買ったヤツってのには中々出会わない。

俺ね、おそらく今までの車購入に使った代金でフェラーリ1台は買えます。
欲しくないから買わないけど、俺に買える位なんだから、本気で思ってたら世
の中にフェラーリが買えるヤツはゴロゴロいると思うね。

でも買わない。

あー、ちなみにフェラーリじゃないんだけどポルシェが本気で好きで、本当に
頑張ってとうとう買っちゃった知合いならいるんすよ。
だから、本気の度合いは分かってるつもり。

そんな土壌でモータースポーツが育つ訳ない。
もっとハングリーなお国柄なら可能性もあるかもしれないけど。
ハッキリ言って豊かだからなぁ……ここは。

まーいーか。

トヨタはF1撤退して資金が浮く訳じゃないだろうが、そのホンのちょっとで
も市販スポーツカーの開発資金に使ってくれたら嬉しいな。

それがニッチな要望でも『欲しい車を選べる市場』を作り上げてください。
安くて良い物を作るのがこの国最も得意とし、また世界に望まれる技術だとも
思うのです。

頑張れー。

間違っても国産メーカーまでが『もう日本相手に作っても仕方ないな…。』な
んて考えだけにはならにでくださいよ。

面白いクルマを出してくれたら、そのクルマのファンにはなるからさ!


そんなことより、本題。(導入部が長ぇ〜。)

ブリヂストンがF1撤退したことの方が重大なんじゃないのけ?
こっちの反響は低いようだけどさ。

タイヤはどんな車にも今のところ必須なパーツであって、一応スポーツ界最高
峰と言われるF1からの日本メーカの撤退ってのは凄く残念な気がする。

ブリヂストンのタイヤ、好きだし。

あ〜あ。


本題終わり。(本題が短ぇ〜。)


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