獅々丸の雑記帳
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我が家の爺さん猫、烏丸。
最近じゃ俺は『カラス』って呼ぶより『爺さん』って指す方が多いかな。 もちろん、カラス本人(猫)には名前で呼ぶけどね。
そんな爺さん。 足腰、目、耳、最近じゃ吐き戻しもみられ、いつ召されてもおかしくないし、 まだまだ生きてもおかしくない毎日。 若造猫らとは時間を異にしてののんびりとした暮らしっぷり。
ただね。 我が家の若造らは御歳2〜3歳児が多く、やんちゃの盛りだ。 しかもここらの年齢は個々の我が出てくるようで、上へのチャレンジ精神も旺 盛。 2歳児の中で優劣をつけたがるし、3歳児へも果敢にアタックする。 3歳児は2歳児を抑えようとするが、どうもそのうちの1匹だけには相性悪く て追っかけ回される、とかね。
で、たま〜にだけど、そんな若造らが爺さんカラスをも猫視眈々と狙う瞬間が ある。
痩せて小さくなった爺さんだ。 良いように遊べると思ってのアタックなのだろう。
しかし。 アタックを受けた爺さんは、俺の心配を他所に『老兵』と化す。
若い頃は強い先輩後輩がいてボスを取れはしなかった烏丸だけど、取っ組み合 いの経験ならまだまだ若造らには負けていない。
アタックされた瞬間は流石にヨロけて劣勢にはなるが、すぐに『シャーッ!』 という掛け声と共に若造に対峙。
その目を相手から逸らすことはない。
前足を突っ張って、さらに背と首を伸ばし、すぐさま『上から見下ろす』態勢 を作ると、ジャブを一閃!
それでも相手が怯まなければ、まだ1本も欠けてない犬歯(猫だけど)で猛然 とアタックする。
しかも、カラスは攻撃時に吼える(猫だけど)タイプだ。
一瞬だけど、ちゃんと肉食獣と化す老兵、烏丸。

その迫力に若造らはタジタジだ。
まだまだ爺さんには勝てない……。
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