獅々丸の雑記帳
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先日、我が家の歴代の相棒達が眠る墓所へ行ってきた。 ズラっと並ぶ彼らに数匹、その写真がなかったことに気付く。 陽だまりの愛猫『獅子丸』の写真もなかった。(汗) 古参の子達の写真はあるかな……。
俺がこちらに往ぬるようになるまで、あと幾つ並ぶのか。 いずれ無縁仏になったとしても、俺とお前等は縁有って同じ時間を過ごせたの だから、そちらでも縁を手繰り寄せてくれよ。 そんなことを考えながら暫し手を合わせて、願い事ひとつふたつ。
線香の香りには、精神が研ぎ澄まされる力があるよね。
イタリアでは一夏に60万匹もの犬が捨てられるらしい。 一夏とっても、おそらく数えてるのは年一だろうから、年に60万匹ということ じゃないのかな。 その3分の1が認定の保健所や収容所に保護され、特に仔犬である場合は新し い飼い主を見つけることも可能だ。 というような主旨の記述があった。 それと共に、残り3分の2は野犬と化しどこかで息絶えている。とも。 しかし、ここについては俺的には認識が甘いと感じる。息絶えてはいるだろう が、根絶やしになっている訳ではあるまい。 年一の計測が60万匹であるなら、うち何匹が純粋に捨て犬で、他に野犬として 繁殖して増えていってる数もどうであるか、を調べた方が賢明だろう。 おそらく、馬鹿にならない数字だろうと考える。
さて本題。
日本のことも知っておいて貰おうかな。
全国の自治体で1年間に殺処分される犬猫の数。
犬の殺処分数 117,969匹。 猫の殺処分数 235,129匹。 出典:2008年2月発行『ALIVEによる全国動物行政アンケート結果報告書』 (平成18年度版)
犬猫合わせて、35万匹です。
先のイタリアの記事では60万匹の3分の1が認定の保険所や収容所に保護され、 とあるけど、これって本当の意味での保護なのかな?20万匹だよね。 仮に20万匹が保護という名の処分だったとして…。 我が小さな島国ではそれを大きく超える数の犬猫が毎年殺処分されているとい うことです。 しかも、犬ではその3分の1が飼い主の持ち込み、3分の2が捨て犬。 猫に至ってはそのほぼ総数が飼い主による持ち込みだという数値もあります。 実に27万匹の犬猫が飼い主の手によって『処分してください。』って持ち込ま れる訳ですよね。
俺は基本的に野良犬野良猫反対派です。 彼らは人間が恥ずべき存在で、いなくならなきゃならない存在だと思ってます。
が、しかし。 それとは違う次元で、飼えなくなった犬を60万匹放つ国と、27万匹の犬猫の殺 処分を依頼する飼い主のいる国。 どちらが酷いんでしょうな。 いや、俺の主義からすれば捨てないで殺処分の方が、理に適ってるんです。 しかしね、飼っていた犬猫をどうして他人に殺してくれなんて頼めるのだろう か。 なんかやり切れないですよ。
殺処分は安楽死じゃないですからね。その多くは二酸化炭素による窒息死です。 窒息死が楽に死ねる訳ありません。その後は焼却。 生命力の強い子で死にきれなかった子は、生きたまま焼却です。
でもね、この国ではほんの30年前は年間120万匹近くの犬猫が殺処分されてい たらしいです。 30年かけてそれを35万匹までに減らしてきたともいえる訳です。
犬猫を飼っている人は、こんな状況を改善するのに相応しい飼い方を模索し続 けましょ。 犬猫を飼ってない人は、飼っている人に対してモラルや責任感をもっと要求し たらいい。
救い切れない命の数ですが。
その『救い切れない命』を生み出してるは人間です。
その『救い切れない命』を殺しているのも人間です。
そんなことをしてもよい権利は私達にはありません。
どうか、愛の手を。
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