獅々丸の雑記帳
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2007年10月24日(水) 思考回路3

『分譲』
気になったので先ずは意味を調べてみる。
分譲とは『分けて譲ること。特に、土地を区分して売ること。』とある。
俺の知識としては、欠けてる部分はない。俺もそういう意味だと思ってきた。
そして、『引っ掛かった』のもその意味に因ったものだった。

『分譲』
『分』は分けるという意味だろう。これは間違いない。
『譲』は譲るという意味だろうな、と思った。譲るとは『与える』と同じ意味
だろう、と。
土地を分けて譲るから『分譲』。

しかし、俺が目にした光景は、数ヶ月前まで建っていた家を取り壊して平地に
なった土地をそっくりそのまま『分譲』していたのだ。
つまり、『分けて』ない。

分けてないのに『分譲』ってのは変じゃないか?

それが違和感に通じたのだ。


考えを廻らす前に確信の得れなかった『譲る』について調べてみた。
色々と意味のある中でそれらしいものは、
1.自分の所有物・地位・権力などを他人に与えてまかせる。
2.「売る」の婉曲な言い方。
だった。

1については俺の知識とほぼ合っていたが、『与えて“任せる”』という単に
与えるだけではない意味がわざわざ含まれることに驚く。任せるとあるからに
は、『譲る』って言葉を使うシチュエーションはもう少し限定されるのかな。
でも、今回の疑問については大した問題にならないはず。

2については、後述。

凡そではあるけれど、俺の認識は間違っていなかったとする。
とすれば、土地を他人の手に渡すことを『分譲』と呼ぶようになった背景には
『分けて譲る』という行為があったはずなのだ。だから『分譲』と言うように
した。それがいつしか『土地を売る』という意味に変じてしまって、ついには
『土地を分けない』場合でも『分譲』という言葉を使うようになったんだろう、
と仮定した。

さっきの譲るの意味、2についても同様のことが言えるだろう。そもそも1の
意味であった言葉が、2の意味も持つようになったに違いない。


つづく。


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