獅々丸の雑記帳
INDEX過去未来


2006年10月05日(木) ザリの居ない国

うちのエビちゃんやレッド吉田君は、アメリカザリガニという種類。
今や日本中に棲息する外来種。
今回の外来生物法からの規制からは『とりあえず』外れた。
しかし、ザリは元より害獣だ。田んぼを荒らす。
いつ規制対象になってもおかしくないだろう。

この国にはニホンザリガニというザリがいる。
しかし、これは東北以北の清らかな水にしか棲息しない。
たまに、アメザリの幼体をニホンザリだと言ってる人がいるが、まず間違いな
く誤りだ。
ウチダザリガニという魅力的な外来種もいるが、これまた本州以南ではほとん
ど棲息できないし、既に規制対象にもなっている。


もし、アメザリが規制対象になれば、捕獲も飼育も許されず、駆除対象となる。
そうなったら、飼育は勿論、捕獲したものの放流も難しくなる。


絶滅危惧種のニホンザリが棲んでる場所以外ではザリが棲めない国。
白か黒か。
そんな考え方でなく、もっと良い方法を取れないのか?

例えば、天然記念物でありながら、限定付きで捕獲も販売も許されてる、我が
家にもいるオカヤドカリ。これは、すごくグレーな判断が巧を奏してるんじゃ
ないか?
俺はバカだから、上手く意見を言えないけど。

さっき話したウチダザリガニ。本州で奇跡的に棲息できた仲間をタンカイザリ
ガニと呼ぶが、そのタンカイもウチダと同時に当然規制対象となった。
これまで、この本州には奇跡的に積みついた希少なタンカイザリガニを守ろう
と、ブラックバスなどを駆除してきた地元団体は、困惑してると聞いた。
今度はバスと同時にタンカイも駆除対象となったからだ。
悲惨だ。

彼らの守ってきた、本州以南の他の水系では棲息できないとされる、人間によ
り外国から連れてこられ野に放たれ、必死に日本に順応しようとした、希少で
魅力的なザリガニ。
お前ら、ちゃんと見たことあるのかよ。


……人間は哀れな生き物だな。


獅々丸 |HomePage