獅々丸の雑記帳
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俺が小学校と中学校に通った道をSS君と走った。 多分、愛車と走るのは初めての道。 記憶ははっきりしていたが、道は間違っていないのに、何だか知らない道だった。 「狸山」って呼んでいた山もショートカットするのに使っていた山もみんな無い。 そこには家が立ち並んでた。 登りきった道を右に曲がるんだが、「ここってこんなに狭かったか?」ってな具合。 この時期は紫陽花だらけの道だったはず。 遊び場だった寺にはこんなバリケードのような柵はなかった。 狩り場だった裏山にもこんな……。 あまりに知らない景色の連続にちとブルー入ったそんな時、目の前に古びた家が現れた。
『あぁ、ここ!ここな、素敵な家だろ。俺、小さいときからこの家に憧れてたんだぞ。』 一旦あの時に戻ったら次々とあの当時の景色がよみがえる。 『ここん家でな、小さい頃は餅つき大会をやったんだぞ。』 『この竹やぶでな、毎年たけのこ盗んで食べたんだ!』(爆) SS君と進む細くて楽しい道。
ヘッドライトに切り取られた風景を、俺はきちんと刻んでいくよ。 付き合ってくれてありがとな。
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