獅々丸の雑記帳
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今日、仔猫を会社から連れて帰った。 まだ生後1ヶ月経たないだろう小さな小さな仔猫だ。 会社のプレハブ倉庫の壁と壁の間でたった1匹で見つかったそう。 家族総出の移動中に何らかの理由で置いてけ堀をくらったんだろう。
普段、俺はこういう件には手を出さない。 最後まで責任を持てない命なら、最初から手は差し伸べない。 可哀想だが、そこまでの命だと考えるようにしてる。
だが今日は……ま、いーやさ。 とにかく俺ん中で色々あってさ、色々あったんだが、俺は考え終えると行動早いかんね。 ひとまず家で面倒見ることにした。 里親に出すのか、うちの仔になるのかは未だ不明。 少なくともあと1ヶ月はうちの仔だ。 明日は早速かかりつけの獣医に診てもらって健康チェック。 病院に行くからと、仮の名前もつけた。
それにしても、今日の帰り道は楽しかった。 先ず間違いなく、今の会社に入って最高に楽しい帰り道だったな。 SS君もこれまでになく優しく滑らかに走った。 力強く鳴く声は、『生きたい』という願いだ。 そばで『生きたい!生きたい!』ってずっと叫ばれてみろ。 なんか嬉しくなってくるじゃないか!!
俺は手を差し伸べたよ。 あとはお前の『生』に対する執着心しだいだ。根性みせろ。
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