獅々丸の雑記帳
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今日は祝日なのに出勤、とはいっても休日出勤って訳ではなく祝日は普通に出勤日 なんだけどさ。 そう決まっちゃえばあんまり苦にもならない性格の私は、ま、面白くないのは面白く ないとしても普段どおりSS君と走っていた。
道路沿いの車庫から黄色いベンツのオープンカーが出てきてた。 この道をもう数年通っているけれど、そのシャッターに閉ざされたガレージにこんな 車が入ってるとは夢にも思わなかった。 運転席にはキャップを被った中年?の男性。 シャッターは今まさに下りようとしていた。私の視界で何かが動いた。それは小学生 中学年くらいの男の子。(低学年、高学年があるなら中学年もあるだろ?) 多分、シャッターを操作してたのはこの子なんだろう。後ろからベンツの右側に回り こむと、助手席のドアを開けちょこんと収まった。 これからお父さんとドライブだろう。 朝8時、早朝ドライブにはちと遅いが、それでも充分に風を楽しめる時間。 とても幸せそうな風景。
橋を通りかかった。その欄干に2本の釣り竿が立っていた。傍らに私の感覚だとかな り年配の夫婦らしき人物が立っている。そこね、歩道から糸を垂らすので立ちっぱな しで楽しむ釣り場なんです。釣り竿の1本は待機中、1本は奥さんがなにやら旦那さ んにレクチャーを受けながらリール操作と悪戦苦闘中に見えた。 その旦那さんね、松葉杖をついてました。 怪我した旦那さん、入院中は大好きな釣りが出来なかった。松葉杖付きながらも退 院、でも独りじゃ釣りは無理、だから今まで一緒に行ったことのない奥さんが付き添 う、それもただ付き添うだけでなく一緒に楽しんでみようとした初めての日じゃないか? そんな想像が頭に浮かんだ。 とても幸せそうな風景。
他にも私が見えないところで、もしくは気付かないところで、『幸せ』はいくらでも転が ってる。 多分ね、きっとそう。
だからね…… 下を向いてあるってちゃダメだよ。 ただただ慌しく時間を過ごしちゃダメだよ。
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