獅々丸の雑記帳
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暁に乗ると訪れる道があります。訪れると言うか、普段使う道から脇道に逸れる コーナーです。片側1車線の広めな道。見通しは良く対向車は年に数度しか見か けません。 それは40度弱くらいの鋭角の左コーナー、それも曲がった先が緩やかに下って いて状況的には最高です。 どんな状況かって? 私は平坦な曲がり角にして90度の交差点を左に曲がってスピンしました。さらに 鋭角で先が下っていればもっと尻が出やすいはずです。そういう状況です。(笑)
初めての時、まるで停まるかのような減速でした。それでも恐怖心はステア操作 を遅らせて、恥ずかしいことに前輪からしてセンターを割ってしまいました。下手 っぴの大周りです。もちろん誰にも見られてはいませんが、とても恥ずかしかった です。 すぐにステアリング操作の練習をまたはじめました。 ロックトゥロック、特に戻し操作を素早くすることに専念。 何度かのトライの後、なんとかセンターを割らずに曲がることが出来るようになっ たのですが、少しでも速度を乗せると、曲がり終わって操舵角0の時にクルマが 正面を向かないのです。いつもさらにIN側に鼻面を向けてます。 ステアの戻し速度が遅いんだと思いました。
早目にウインカーを出す。バックミラーは闇に浮く赤信号の灯りだけを映した。 シフトを2速に落し、さらにHOLDボタンを押し込む。(オートマです) 暁のエグゾーストはドラ猫のような咆哮をあげた。 暁の向かう先も闇。 この速度なら頭は振らなくて良い、左足でブレーキをギュっと踏み込む。 ステリングを握る腕にGを感じるとそれが合図であるかのようにステリングを送る。 瞬時に暁が反応する。1トンを超える赤いドラ猫は身を翻すように回った。 『曲がる』というよりも『回る』という表現がしっくりくる、そんな向きの変え方だ。 ステアを戻し終えるのと暁が進行方向へ頭を向けるのがピタッと一致する。 右のドアミラーに視線をやるとセンターラインが綺麗に映っていた。 獅子丸はニッと笑うとアクセルをドカンと踏んだ。 (かなり脚色して書いてます。(笑))
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