過去日記倉庫(仮名)
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フリフリおれ的わたし的ベスト2007はこちらより


2008年01月12日(土) 土曜日 / Let it shine

連休中も仕事なのでたくさん更新しました。久しぶりに書いたけど言葉出てこないなあ…悲しい。もの忘れもひどいし。先日もいいかっこしようとして韓国の俳優のこの人に似てるでしょうっていう話をメールに書いて、名前がぜんぜん違うということにいまさき気づきました。えーと…、このジャケの人なんだけど。訂正すべき?しかし日を置いて気付くっていうのが重症というか末期というか…うーん、恥ずかしいなあ。

今日の話題はこれではなくて、あんまり小唄つながりで(笑)新作出たてほやほやのブラック・スネーク・モーン。誕生日特典で半額で借りてきた。やっぱり今年1本目はこれしかないでしょう!と思って見ましたよ。去年はミス・リトル・サンシャインというホームドラマ、その前は500発の弾丸というマカロニウェスタン+ホームドラマでしたね。どれもよかったです。

ちょっと前に旧作のハッスル&フロウを見て期待感を高めて待っていたのですが、予告編でサミュエル・ジャクソンがトラクターに乗っている所だけでどんぶり飯がいける状態(馬鹿)。好きなのサミュエル・ジャクソン…それだけでいいんだけど、クリスティーナ・リッチも出るというので楽しみでした。ポスターの図案がかなりえぐいけど、作品の映像はそんなにどぎつくはないですね。テーマも家族愛とか信心とかそういう素朴な所につながっていくような感じ。損得考えずゆるやかにつながっている人間関係というのもここにあって、南部の環境についても考えさせられる。監督のコメンタリを聞きたいんだけど、レンタル用には入ってなかった。買うしかないのか。

RLバーンサイドに捧げられた作品。アルバムのジャケが元ネタなのではという指摘があってなるほど!と思いました。ブルースとは男と女の間のことだよというサンハウスのモノローグから映画は始まる。まじめに生活を送っていたのを飽きられて弟に妻を寝取られた男、幼少時の虐待の記憶から逃れるために男を求める女の子。彼女と一緒になって自動車工場をつくるという夢のために海兵隊に志願するも、すぐに不安神経症で銃が実戦で撃てず除隊されてしまう男の子。幼児期のトラウマに苦しむ女の子の様子がもろ悪魔憑きなのはどうかと思ったけど、その辺がおどろどろしくて南部の暑苦しい空気とブルースの音に溶け合っている感じがしておもしろかった。ブルースの風土。

サミュエル・ジャクソンがもともとギター弾きで、更生して?まじめに農業を営むものの、妻にこんなんじゃ錆び付いちゃうわみたいに言われて出て行かれる。そういうことがあった後すぐに女の子を拾って悪魔憑きなのを目の当たりにして(笑)除霊いや病気を治すという言い方で家にしばらく引き取って面倒を見る。でも男もモヤモヤがだんだんたまっていく感じで、最後に毒を食らわば皿までとギター弾きに出かける所がおもしろかった。サミュエル・ジャクソンはもうちょっとうまいかなと思ってて期待はずれではあったけどかなりかっこいいです。

クラブの場面もいいんだけど、家で弾いてる所もとてもよかったです。マイギターがBBキングのルシールじゃないけど、おそらく元妻のローズにちなんだローズピンクなのが泣かせる。嘆き節に添えるギターの音がぶっとすぎでしびれました。なまずとか黒蛇とか名曲の弾き語りもあり。後は歌を口ずさむ場面がよくて、やっぱり賛美歌とか黒人霊歌みたいな歌なんだけど、暴れる女の子をなだめて眠らせるために優しい声で歌う歌が子守唄ではなく嘆きに満ちた歌詞であったり、こういう時にふと口をついて出てくるものなのかなと思った。南部人の習慣みたいな。

またブルースの一夜を過ごした朝に、何かできるような気になって(笑)女の子がギターを持ち出して歌を歌っている場面があって、それもフォークソングというよりもっと素朴な賛美歌みたいな歌(白人霊歌というのもあるようなのでそれかもしれない。また黒人霊歌なのかもしれない。)でよかった。輝いている小さな光がある、この輝きを謙そんして隠す必要があろうか、蓋をして消してしまう必要があろうか。輝かせよう、輝かせなさいといった単純なフレーズの繰り返しなんだけど、クリスティーナ・リッチの子供みたいなか細い声で歌われるとたまらなくよかった。


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