過去日記倉庫(仮名)
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フリフリのおれ的わたし的ベスト2007はこちらより
| 2005年08月10日(水) |
暑気払い2 / Dhafer Youssef、Rachid Tahaなど |
先日ダファー・ヨーゼフでの検索でhitしておりました。私が持っているのはElectric Sufiです。99年くらいに買ったのかなあ。前から中近東の音楽に興味があって、何から聴いていいかわからなかったんだけど、ジャズのレーベルからこういうアルバムが出ているということで購入しました。
編成が中近東系・欧州系半々で、特にドラムがウィル・カルホーン、パーカッションがミノ・シネルでニュートラルな音づくりになってるので聴きやすいと思います。電気マイルスをアンビエントにした感じかな?カルホーンのドラムはロッズ(竹ひごを束ねたようなもの。スティックとブラシの間みたいな効果を出す)を中心に使ってるみたいで、たたきすぎずクールなサウンドが印象的。ギターとトランペットも入っています。
このtpのマルクス・シュトックハウゼン(あのシュトックハウゼンさんの息子さんみたいですね)のアルバムをユニオンで買ったことがあるのですが、超癒し系でチベタンベルとか何だっけチベタンボウル?ヒーリングボウルだっけ?ああいう音がうすーくえんえんと入っていて往生したことがあります…西蔵放浪。早々に手放してしまったよ。今ならちゃんと聴けるかもしれないけどね。ちょっと思い出しました。HMVで検索したら今年アルバム出たみたいなので聴いてみたいなあ。あとオマール・ソーサ(p)のアルバムにも入ってるのね。
ラテンパーカッションのコンピ、Legens of Ritmoを久しぶりに聴く。ドラムマガジンでも連載してたウィリー長崎さんの選曲。特にサルサファンではないんだけど、ジャズをやってるとラテンのフィールを求められたりするので参考にしてました。ティンバレスもやったことあるんですよ…3枚のうち2枚持ってる。廃盤になってるみたいなのでもう1枚買っておけばよかったと悔やまれる。
私でも名前を知っているティト・プエンテ、レイ・バレット、ウィリー・ボボ、モンゴ・サンタマリアなどの名手の演奏がおさめられています。エディ・パルミエリかっこいいなあ…ピアノのモントゥーノ(ラテンのリフ?)とか管がびしぃぃぃっときまっててうっとり。マーズヴォルタのインタビューに出てたラリー・ハーロウのグループもあったね。サルサなんだけどみょーんとサイケな感じのギターが入ってるの…これもミクスチャーなのかな。ちょっと変。あれを聴いて育ったらああなるのかと感心しました。ある意味正統派なのかしら?ぐぐったらジャケもおもしろかった(笑)。聴いてみたくなる。
で、どうせだったらもっと暑苦しい音楽はないかなーと思い、これも久しぶりにラシッド・タハの最新作Tekitoiを聴いた。テキトゥワと読むのね。大きめの画像でお送りします。ライスレーベルのページはこちら。思うにMetalchicksのハウスつながり(ずいぶん微妙なリンク)かもしれないなー。すごいノリノリ。ライに分類されたりするけど、北アフリカのアルジェリア系フランス人の方で伝統音楽をミックスしたハードなロック、と言えばいいだろうか。
タハさんのボーカルがフランス語ではなく何だろう?アルジェリア語?喉の奥で爆ぜるような発音とか音的に非常に暑苦しくていいです(笑)。民族音楽の割合はけっこう多いです。マンドルートという大きなマンドリンのような楽器とかダラブカなどの民族楽器が常に鳴っています。今気付いたのですが、ダラブカはこの人を聴け!と言われている名手ホッサム・ラムジさんがいっぱい入ってます。おお、知らんかった。確かにダラブカ鳴りまくってます。すばらしい…ちゃんと聴かないといけないね。
ニューオリンズのファンクバンドGalacticの入った前作に比べてちょっとだけテクノっぽいです。これも今気付いたけどブライアン・イーノも入ってるのですか。たぶんずっと音づくりをしているスティーヴ・ヒレッジつながりではないかとおもわれるのですが、クラッシュのRock in Casbarのコーラスに入ったりとか、その入ってる曲Dima!(Always!)はカオスドラム担当とクレジットされてます。これがおもしろいです。テクノなドラムにうっすらアンビエントな弦っぽいシンセ音が入ってる。伝統音楽の要素をうまくテクノ化しているのがかっこいいですね。
このアルバムがDVDの2枚組でメキシコツアーでインタビューや楽屋や街でお買い物してる所とかが見れる。字幕が日本語じゃないのでインタビューの内容がわかりづらいのが困った。移民系の立場からけっこう政治的なアピールもする方なのでわからないのが残念だな。そういえばしゃべってる言葉はフランス語だったような気がします。そこでやったVoila Voilaのスペイン語ヴァージョン(Ahola Ahola)もCDの方にボーナストラックで収録されてます。これも移民排斥に抗議するかなりハードな内容の曲のようですが。
それにしてもラシッド・タハinメキシコ。エキゾチックの2乗?濃ゆい。バンドメンバーもアルジェリア系とかアフリカ系っぽいな。ダラブカが1人でずっとたたきっぱなしっていうのがかっこいい。ドラムがYAMAHAなんだけど、緑がかったターコイズブルーでリムがシルバー、他の金具がゴールドっていう不思議な色合いで、なんか民族楽器のように見えた(笑)。
ちなみにやっぱりライブ盤CDも持っていて愛聴しています。こっちはスティーヴ・ヒレッジさんが演奏で参加しています。あーやっぱりVoila VoilaとかGarabとかトランスするのがかっこいいですね。客席のそこかしこからモロッコとかそういう北アフリカの音楽で聴かれる、甲高く喉を鳴らすような声が聞こえてきてびっくりします。絵的にはどういう感じなのだろうか。日本や米国とはぜんぜん違うんだろうなあ。
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ところで中近東の音楽が暑苦しい、というのは愛読しているサラーム海上さんの本で、中近東のクラブ(というかディスコ)が世界一濃いのではないかというのを読んで印象に残っていたのでしょう。やっぱり酒飲むなとか肉食うなとか宗教的な拘束があると、他のもの、特に音楽や踊りで発散させる傾向が大きくなるのではないかと思われます。超下戸の私も日々実感している所ですが…
この本はたしか週刊誌TVBrosで連載してたコラムで、これを読むために買っていたこともあったな…海上さんはずっと音楽記事を書いているので、今でも気が向いたら立ち読みしたりしてます。テクノとミニシアター系の映画に強い不思議な雑誌だったなあ。私は海上さんのコラムに挿絵を描いてる若山ゆり子さんが大好きで(単行本にも入っている)、最近ブログインドより愛をこめてを見つけて大喜び。しかも踊り(ベリーダンス)をされてらっしゃるようで、その記事が読めてとても嬉しいです。インドもいいけどベリーダンス興味あるなー。沖縄にも最近踊り手の方がいらっしゃるようなんだけどまた見たことがない。とても見たいです。
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