そこにある時間


「出逢うのが遅すぎた」

絶対にそんな事は思わない。この人生で出逢えたこと自体が奇跡だもの。
「あの人」と過ごした今までの「時間」、そしてこれから過ごせるはずの「時間」を自分のための思いでとして綴っていこうと思います。


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2011年08月23日(火) 乞食

私はいつも彼に


愛情乞食


なんて言われていた。

それは小さいころの家庭環境が影響してるんだろうけど・・・。


今日は午後彼と逢えることになった。

いつものように太子の橋の下に向かった。


少しした後奈良に向かい、ガソリンを補充した後喫茶店を探した。

喫茶店を探しながら彼の小さい時のことを聞いたり。



私あもろもろ事情があって小中の友達がいない。

彼は何人かと付き合いはあるらしいけど、ほとんどいないという。


彼が20歳の頃、家でやっていた研磨屋さんが火事を起こし引っ越ししたんだ。



「だから俺、お前の気持ち理解できるねん」



って彼。

奈良に私たちは向かった。


まずガソリンを補充したあと、お茶するために喫茶店を探した。

何軒が見つけるけど



クサイからイヤ

狭い

まずいから


とか理由を言って、喫茶店に入らなかった。

私と入るのがいやだったからなのか、それも本当に気に入った喫茶店がなかったからなのか・・・。


コンビニに行って彼の飲み物とタバコを買って、結局橋の下に戻ることになった。



本当なら彼は今日、平松のおばちゃんちにお金を借りに行きたかったんだた。


2カ月滞納してる住宅ローン

次男坊の授業料

携帯代約8万円


住宅ローンは22日までに口座にお金をいれないと競売にかけられてしまう可能性があった。


だから平松のおばちゃんにお金を借りに行きたかった彼。

だけど月曜日しかまともに時間がとれない私。


彼の優しさ・・・?で彼が私を優先させてくれたみたい。

そして私に愛情とは何かってことを教えてくれた。


家庭の事情から色々愛情不足な私、彼曰く。

彼に言わせると私は


愛情に飢えてる愛情乞食らしかった。


みっともないからと、それをなおそうしてくれてる彼。



「たとえばな、花や空を見てキレイって思うことも愛情なんやで」


って言う彼。



色々話してくれた。


結局、愛情は相手と共感して、相手の気持ちにそって思い行動することなんだそうな。



私には不足してるって。




でも、愛情ってなんだか楽しくて温かい。

少しずつ少しずつ



愛情を楽しめたらいいなって思う。





今日はパックンはなし・・・。

また今度ね、あなた。


Toっちゃん

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