舌の色はピンク
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| 2022年06月30日(木) |
理屈と齟齬、一人暮らし疑似再現、めでたい報 |
7時起床。 まだ眠っていたが起こされた。 構ってくれと騒いだあと妻は寝た。
外は猛暑。 朝から居間の冷房をつけた。
昼飯はホイコーロウ風。 風というのは、キャベツと豚肉だけで ネギもピーマンも入れないから。
男性の育休は妻の出産日から…となり、 立会いを希望、予定している僕は 陣痛が始まり次第そのまま休暇へと向かうわけだが、 いつ始まるかわからないというのは いろいろの面で不都合がある。 今はもういつ産まれてもおかしくない時期に入り、 とりあえず確率的には、 週末挟んで月曜日に来れなくなる可能性が高いといえる。 だから金曜日は、他の曜日と比べても シッカリ仕事をきれいに片してあがるつもりでいるのだが、 このものすごい簡単な理屈が 瞬時には伝わらない気がして煩わしい。 「赤ちゃんって土日に生まれる可能性が高いんですか?」みたいな…。 いやいや……。 でもこういう理屈と齟齬ってある。 ていうかいっぱいあった。
出産が無事済んだら妻はそのまま入院となる。 5泊6日にあたるその期間、日に1時間の面会を除いて、 僕は基本的に自宅待機となる。 事務手続きやお迎えの準備など万全に整えるにしても、 正直かなりの自由時間が見込めてしまう。 同棲し始めて以来ついぞなかったことだ。 なにせ仕事もないのだから。 妻には悪いが、 ここでこれからの数年分の気力を養うと割り切って、 自由を楽しませてもらうことにした。 といっても何をするわけでもない。 やるべきことをやったら ほとんど予定を詰め込んだりはせず鷹揚に構えて、 のんびり好きに過ごすだけ。 それはまるで一人暮らし時代を思い出せるような。
帰りは妻が荻窪へ繰り出すというから では互いの用件が済んだら連絡し合おう、としてみたが いざ荻窪駅にたどり着きスーパーへと向かう途中で 妻と鉢合った。 「では…」 「え…」 流れでそのまま一緒に、 彼女の目当てであるタウンセブン内の文房具屋へ向かった。 買い物は一瞬で済み、ついでに前々から興味のあった タウンセブンの屋上というスポットに向かうことにした。 エレベーターでしか行けないらしい。 その間屋上施設に関する情報を得たかったが なぜか開放時間についてどこにも書いていない。 四分くらい待たされてようやく昇ってみたところ 案の定というか もう時間外で閉ざされている。 17時までなんですって。 いいけどさ…下の階にもそれ書いておこうよ…。 あと、出れはしなかったものの まんまるく真っ赤な夕日をビルとビルの隙間から望めはした。 最低限の満足感を得て、 また数分待ってエレベーターで下へ。
妻は眠れない夜や早朝に時間を持て余し、 スマホで世の婦人たちの妊婦期間の苦労話を読んでいたという。 それらを読めば読むほど、 うちの夫はよくできていると再認識したそうだ。 「酒は飲まないし…」 「寄り道はせずまっすぐ帰る」 「家事全部やってくれる」 「全部ではないけどね」
OKストアに寄ってみると、 売り場の照明が控えられていた。 節電の一環らしい。 そういえばこの時期のスーパーに特有な 暴力的な冷気も漂っていない。 東京都が連日繰り返し電力不足の注意喚起しているものな。
今日明日の食材と、 妻の要望に根負けして ピザトースト用のソースみたいなのを買った。
夕飯はかれいの煮つけ。味噌汁。 これにきゅうりの浅漬けとサラダ。 健康的なのですねーっ。 録画しておいたドキュメンタリー見ながら食べた。 小中高生の不登校を扱っていた。 どうして不登校になってしまったのか、 学校の何が嫌なのか、 大人たちはそうした質問で子どもの心情と問題を探ろうとする。 それに対して「わからない」と答える中学生の態度を 大事にしてやりたいと思った。 そうだよな。 言語化した時点でウソになるからな。
あと思い出したこと。 中学くらいの時点の僕はよっぽど無気力で なんの希望もない少年に見えていたらしく 母親からよく 何か好きなものでもないのか 何でもいいから胸張れる得意なもの一つもちなさい と言われていた。 あるわいボケ と思ってたけど言わない。 そういう親子の断絶って、ある。 とくに中学くらいには。
入浴後、旧知の友人から電話があった。 仕事が忙しくなかなか絡めない彼だったが、 15年勤めていたその会社をとうとう辞めたらしい。 路上の貼り紙一枚から始まって、 家族経営のその葬儀社に勤め始めてからは 怒涛の勤めぶりで 誰がどう見てももう辞めなよという状況の中で ずるずるここまできてしまった、 しかしとうとう辞めたのだと。 七人で新規に会社を立ち上げたのだと。 自分は専務取締まりとしてやっていくのだと。 おお…実に喜ばしい。 忙しくなる、とはいえこれまでより休みは増える見込みらしい。 例えば今年は一日も休みをとれていないという。オイオイ。 ともあれたくさん祝福をした。 この年になって、久しぶりに連絡のあった友人から めでたい報をもらえるというのはありがたい。
洗濯物を干すなど済ませて 0時過ぎからマッサージをしてやり、 書きものちょっとだけ進めて、 1時近くなって民話を読み聞かせて寝た。
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