舌の色はピンク
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| 2022年04月27日(水) |
肌荒れ、ユーロスペース、アダムとツバメの内通 |
曇り。なまあたたかい。 今朝も妻は先に起きていた。 僕は7時半に起床して、のろのろと弁当を用意。 牛丼。 トーストはいつもより5分早く、7時55分に妻を呼んで食べた。 NHKで天気予報をしている。 いつもより5分早いだけで こんなに天気教えてくれるんだなあ、 と妻はしみじみしていた。
駅に着く直前、前を歩いていた女性の肌が目立って荒れているのが目についた。 皮膚の炎症というのか、細かい赤と黒が肘を中心に散布している。 見目麗しいとはいえない。 僕の方では、妻もアトピー持ちであるし とりたてて嫌悪感めいた思いは湧かない。 ただ、社会通念とかの一切を抜きにしたフラットな印象として、 見目麗しくないなとは思う。 こういう自然感情を圧殺したくはない。 人間の美醜にはいろいろな基準があるが 死を連想させる病、病を連想させる不具、 不具を連想させる不調…といった状態が忌避されるのは、 それはもう当たり前のことなんだと一度受け入れて、 そっから話を始めるべきだと思う。
割拠、再開したいから書き進めてみた。 大方のルートはできた。 やはり祭りを描くこととなる。 難しいな。 書き上げる事自体は難しくない。 ここまできたらそれなりに成立もさせられる。 でも面白がってもらえるかは別だ。 主題を描ききって、最終的にちょっといい気持ちになってもらえる、 そういう作品に仕立てる努力を突き通す。 タイムリミットはあと2ヶ月。
21時50分帰宅。 今夜は妻が夕食を作ってくれている。 麻婆豆腐。 ついこの前にも作ってくれたはずなのに 全然記憶にないという。 覚束ない手つきで頑張っていた。
ネギを刻んで豆腐を切ってひき肉とともに クックドゥーのソースで火を通すだけだから ほとんど失敗しようのない料理ではあるが 手順をなじませる意味で十分に調理の意義はある。 しっかり美味しかったし。
妻は妊娠高血圧を気にして蒟蒻畑を買っていた。 塩分と糖質をいよいよ控えなければと、 ようやく自分でも律する気持ちになってきたらしい。 私知らなかったんだけど炭水化物って糖質に換算されるんだね、 とのん気なことを言う。 知識や理論から攻めてみたほうがいいのかもしれない。
明日アネット見に行くことに決めた。 数年ぶりの映画館。 カラックスの新作映画……。 思えば十数年前にホーリー・モーターズを観て、 全身の蒙が啓かされたみたいな革命感を得て、 それ以降映画の趣味も見方も変わって、 いろいろいろいろと観てきて、 そうして今カラックスがホーリー・モーターズぶりに撮った新作映画を 奇しくもあのときと同じ渋谷ユーロスペースで観る、というのは、 自分のここ十数年の映画体験の総決算というか、 これまで培ってきた鑑賞能力が試されるような感じがする。 と勝手に身構えている。
あとは2時間半の上映に尿意が耐えられるかどうか…。
読み聞かせ民話は…どこだったっけ。忘れた。 蛇がなぜ嫌われ者かについて。 よく知られた楽園追放になぞらえつつ、 アダムがツバメと内通して蛇を騙す話となっている。 いや内通はそう記述されてるわけではないけど…。 蛇が悪魔に遣わされて この地上で最も美味い肉はアダムの肉だとそそのかされて でもアダムは イヤイヤ、蚊に世界を旅させてすべての生きものの血を吸ってもらおう、 そしてどの血が一番うまかったかを評してもらおう、 とそれらしいことをいって 蚊を放って世界中を旅してもらって さて報告だと帰路についたところでツバメをやって 一番美味しいのは蛙の肉だよと蛇に報告させる…。 かくして蛇の好物は蛙となったのさ。 って…。 蛙かわいそうだし。 ツバメ二枚舌だし。 アダムとツバメの関係性が不透明な分、 なんかアダムの ぼくは知りませんけどね― ツバメさんが勝手にやったことですよねー という記者会見での言い逃れ回答が目に浮かぶようで なんか地味に鬼畜な話で 面白かった。
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