舌の色はピンク
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2022年04月25日(月) トキノ感想もろた、読書停滞、民話ランプの精

晴れ。あったかい。ていうか日差しは暑い。


くるったようなハンドルネームの人からトキノの感想が届いた。
言葉が綺麗で…とかやさしく…とか
とても好意的な感想で
く…うれしい。
おそらくは女子大生と思われる方なので
世代差を越えて年若い人に届いたっていうのもうれしい。

いっぽうで、成熟した大人に対しても
ちゃんと読み応えあるものになってるかどうかについてはギモンだ。
僕が読んできたものって圧倒的に、
十代から二十代をターゲットにしてきてる。
映画だけだな。映画については成熟しきった層相手のものしか好んで見ない。


夕飯はマグロ。
昨晩ヅケておいたものを
ご飯にのせて海苔とわさびと醤油でたいらげる。
味噌汁とともに。
美味ーい。
でもわさびを雑にのっけたせいで、
妻が咀嚼中にむせかえってしまった。
よく噛んで食べずに呑み込んでしまったのも一因と考えられるが
わさびは目立つ縁に付着させておくべきだった…反省した。

テレビはグレーテルのかまど。
ツーガーキルシュトルテ。
スポンジにキルシュ酒のシロップをこれでもかと染み込ませ、
赤色素少量混ぜたクリームシャンティイーを塗りたくり、
上下をメレンゲ生地で挟む。
クリームシャンティイーでナッペ。小粒のアーモンドを散らす。
色素は本来ちゃんとチェリーでやるべきところを
番組では横着していた。
でもまあ…美味しそうではある、見た目も可愛らしい。
近いうちにやってみようかしらん。


今日は妻が掃除機をかけてくれたり
洗濯をしてくれたりと助かった。
まぁアタリマエのことなんだけれど
それでも身重の体でよくやってくれた。
と褒めちぎった。


あんまり読書がはかどらない。
息抜きのつもりで読み直してる京極シリーズ5作目、
ずっと昔の春に一気読みして楽しんだ覚えがあるんだけど
今はこれがもう退屈で退屈で…。
フーコー入門も思弁的に過ぎて味気ないし、
内田樹先生にもちょっと飽きてきちゃったしな。
今は民話が一番楽しい。

今日の読み聞かせはイラク。
魔法のランプのお話…だったのだけど
少女がランプから出した精霊(イフリート)は
開口一番「おまえを私の妻にしてやろう」とか言いだして
強姦、妊娠、出産……。
まじかよと思った。
で産まれてきた娘は美しく育って、いろいろあって王子にめとられる。
しかし娘は、父であるイフリートから、
あの王子がお前に対し、
イフリートに命をかけてうんぬん…といった
誓いの言葉を吐かない限り、
お前は彼と口を利いてはいけない、と厳命される。
そんな事情をまるで知らない王子は、
せっかくめとった妻が会話もしてくれないから辟易してしまい、
次の妻を探してみた。
イフリートの娘は嫉妬して、新しく来た花嫁の前で、
高所から軽やかに飛び降りてみせた。
「あなたにもできて?」
挑発に乗った花嫁は自らも同じところから飛び降りてみせた。
地面に激突して花嫁は死んだ。
王子は次の妻を探した。
また新たにやってきた花嫁の前で、
イフリートの娘は祝宴を前にして、
調理台にぐつぐつ煮立つ油に手を入れて
肉や魚を揚げてみせた。
「あなたにもできて?」
真似した花嫁は死んだ。
三番目の花嫁は、いろいろ偶然に助けられて、
王子に例の誓いの呪文を知らせることができ、
晴れて王子とイフリートの娘は口利きがかない、
その後はいつまでも仲良く幸せに暮らしましたとさ。
ハッピーエンドにいたるまでに無為な死を置くなよ。

…それでもモロッコに比べるとかなり穏便なんだよな。


れどれ |MAIL