舌の色はピンク
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2022年03月20日(日) 調布、男の晴れ着、シンデレラサイクル

8時起床。
めずらしく朝の眠気が心地よく
ずっと布団に入っていたかったが
そんな日に限って妻が目を覚ましている。
「お腹すいた」
「鬼か」
そんなやりとりを十数分しながらまどろんで、
休日トーストを焼いて日曜日が始まる。


まずは図書館へ。
コレといって借りたいものがなく
新着図書から庭造りの本だけを借りた。
続けてOKストアでパッパと買い物。
入店したときにはレジが空いててよいと思われたが
10分後には並んでいた。
どのレジに並ぼうか、ここかなと選んで番を待つ。
その列では左右に一台ずつあるレジの、どちらかを直前で選ぶことになる。
右のほうが客数は少なかった。
がこちらの店員さんはだいぶ手つきがもたついている。
左の方は二人がかりでサクサクと進んでいた。
左を選んだ。
案の定、こちらの方がペースがはやい。
このまま進んでくれよ…と祈ったところで、
右レジの方でなにかエラーが発生したらしい。
すると、左レジの人が一人そちらへとられた。
その都合のせいか、左レジでは会計が滞ってしまい、
右レジの問題が解決してからも、
左レジでは待ちが発生していた。
しかも途中からは参与できないのか、
左レジに戻ってきた一人は直立不動で待機している。
結果的にはヤタラと時間がかかった。

店員さんを恨むつもりは勿論ないし、
店に不備があるとも思わない。
前に並んでいた客になんらかの不手際があったとしても、
攻めるのはお門違いだ。
だからイライラするのはおかしい……
と断ずるのも本当はオカシイ。
なんか僕はこう、ここに、世界の妙理があると確信しているのだ。
核心は
「その時時で最適な判断をしたとしても」
であって、かつ
「その時時で最適な判断をしたからこそ」
でもある。
ぜん………っぶわかってるから、だから嫌なんよ、
ということが、生きてるとよくある。
ただこれはたやすく誤解されがちなので口には出せない。


風呂は諦め。
洗濯物を干して、10時半、ミュークルドリーミー。
このアニメのいいトコを寄せ集めたような回だった。
カワイクッて狂ってて面白かった。
これまでのキャラクターも勢揃いして
ラスト2分でカンペキに終了した。
カーテンコール的な集合絵だったし。
でも最終回は来週。
サブタイトルが「くるくるきっとくる」。
とうとうシリーズ終わっちゃうかもしれない。
アアア 絶対終わってほしくない……。

11時から庭で草むしり。
雑草のたぐいとザクザク抜いていく。
ていうかニラが多い。
花ニラというらしい。
食べるには向いてないそうだが臭いはまんまニラ。
この季節はまだ生き物がいないから
一切ビビらずに強気に草をむしれるのは楽しい。


昼飯は醤油ラーメン。
ネギとメンマだけ足して庭で食べた。
ものすごい幸福感。
美味しいし気持ちいいしあったかいし涼しいし。
向こう一ヶ月くらいはこうしてチョイチョイ外で飯食べたい。


義父から返信があった。
かんたんな挨拶文だったけれど、
さらに妻から、電話でも報告させることにした。
明日の夜にこちらから電話をかける。
二言三言でも会話してくれればいい。


洗い物を済ませたら出支度。
12時半前に家を出た。
のんびりと自転車をこいでいく。
西荻でDVDだけ返したらあとは自由。
ただなんとなく調布方面に向かおうというつもりでいたので
西南を目指した。
途中で母親から電話があった。
先日叔母に贈ったPCを設定してやってるらしい。
叔母から謝辞の言葉も頂戴した。
「お世話になってきた恩返しですからね」
「全然世話なんかしてないのに」
「いえ、小さい頃からの」
そう伝えると叔母は笑っていた。

吉祥寺界隈は避けたかったが結局は
井の頭恩賜公園の知らない区域に着いた。
井の頭公園といえば10代20代のワカモノの多い、
まったく気の休まらない公園だけれども、
その果ての端っこの部分のようだった。
子連れの家族勢がほとんだ。
ナワバリでもあんのかってくらい
たんなるワカモノはいない。
でも雰囲気良かったな。
たんなる草っぱらでピクニックなんかしてて。

しばらく走りやがて調布エリアに入った。
ちらほらと大学生が卒業式帰りと思しき晴れ着姿で歩いている。
そのなかに、男の晴れ着姿というのがあった。
女装、って感じでもなく
ファッションで、って感じでもなく
ごくごく自然に馴染んでた。
なんかこうそこに強いメッセージ性とか込められてなくって
無理してない佇まいが好感持てた。
現代的であることよなあ。
いや個人的にはオカマ嫌いだし
トランスジェンダーにだって複雑な思いがあるのだけど
これは良かった。

布田って知らないなあでもこの辺栄えてるなあと観察していたら
そのまま調布駅に着いていた。
デカイ駅だ。
以前一度は訪れたはずだけれど全然印象が違う。
見どころはそんなにない。
典型的な地方の繁華駅。
おなじみのチェーン店の看板が駅前に並んで
路地にチョコチョコと個人店がある。
そっからは国領駅を経由して、
千川を通り過ぎ、千歳烏山あたりで迷うことにした。
自由な旅 それ自体が目的となっている
全然腹立たないで済む
全然高校生の時と変わらない
わーわー言って走ってる
そういえば中高生の頃はまったく金使わんかったな
ラーメンぐらい食ってもよかったろうに

クタクタで帰ってきたがやることは多い。
まずは手を洗う。洗濯物を取り込む。
服をしまい、布団一式をセット。
ブラックオリーブをオーブンにかける。
妻が買ってきた竹のすだれの設置が任せたが部分部分は監督した。
あとは掃除機がけと夕飯作り…を前にして、トーストを食べた。
チーズのせて焼いて、さらにベーコンをのせたもの。
美味い。まあ…そりゃまあ美味いよな。
掃除機がけは30分ほどかけて丁寧めに。
今ぐらいからどれだけ床をきれいに保てるか次第で、
今夏の虫の出現率も変わってくるってもんよ。
オリーブは110度のオーブンで150分くらい乾燥させて
ドライオリーブに…するつもりが、
事前に水分を拭き取るのを怠けたために、180分くらいかかった。
し、以前つくったみたいにはカラッカラにならなかった。
こりゃリベンジだな。

夕飯は肉じゃが。
具はいつも通りに玉葱人参豚バラしらたき。
味もいつも通りにめんつゆ醤油みりん生姜。
あと大根のウールガイも用意した。
今日の買い物で買いそびれたから余ってた大根をつかった。
そしてポテサラ。
……今回はアボカドを加えたから、一晩経ってその水分がにじみ出ている。
色も悪い。
味は悪くない…から、傷んではいないだろうと判断。
でもチョットびびって、全部はつかわず、一部捨てた。
ドライオリーブとアンチョビペーストを加えた。
ご飯は少なめにしたがトータルでお腹いっぱい。
今夜も満足の夕飯でした。
ダーウィンは総集編で、あんまり見応えなし。


食後、土日の間に届いたバルミューダのサーキュレーターと
ブルーノの空気清浄機を開けた。
どちらもそう大きくはなく、重くもない。
しかし家電が部屋の中に増えるのは望ましくない。
あんまりノレない、というのが正直なところだ。
サーキュレーターはなるほどそこそこの風力で、
窓を開け放して風を楽しむ初夏には活躍しそうだった。


それからしばらく、
居間から一続きになっている6畳の部屋の方で
スポット照明を頼りにへうげものを読んでいた。
21時ごろ妻の方へ義母から電話があり、
どうやら次の土曜日に来るという話になった。
歓迎したいところなのだけれど
もともと土曜日は掃除にあてるつもりだったから
掃除前か掃除中に招いてしまうことになるか。
膨らんだお腹を見たいだけとのことで、
滞在時間も短いようだからこちらとしてはいいのだけども
なんのもてなしもできないのは寂しい。


入浴前、卵白余ってたからフィナンシェの生地をこしらえた。
先週と同じくほうじ茶の。
冷蔵庫で生地ねかせて入浴後に焼いた。
なんかえらい上手く焼けてメチャンコ美味しかった。


今夜も民話読み聞かせ。
フランスのサンドリヨン。
シンデレラの原型みたいな話。
魔法使いではなく聖母が諸問題を解決してくれる。
継母とその実子は嫉妬のあまり石になったというエピローグが酷。
解説によると「継母たちにいじめられた継子が彼女らを見返す」、
シンデレラサイクルといわれる話は
欧州のみならずインドやミャンマー、日本と世界中にあるらしい。
その祖型は9世紀頃の、中国の葉限という話。
この話だとラストで継母とその実子は
どこからか飛んできた石に当たって死んだ。雑だし酷。
日本のも。
二人とも荷車ごと田んぼに落ちてタニシになった。雑だし酷。


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