舌の色はピンク
DiaryINDEXpastwill


2021年12月16日(木) かっこいいギャングの逆説

晴れ。
弁当は妻の分のみで、鶏肉を唐揚げ風に焼いて
ニラをタレとしたもの。ニンジン、サラダ。
テレビはいつも通り8時までNHK。
そっから朝ドラのバカみたいな曲が流れ出してしまい
慌ててチャンネルを回した。
最近はよくどの番組もこの時間帯、動物特集をしている。
今日は妻がそれに引っかかってしまった。
可愛い、ってだけで抜群に釣れるからな。
フクロウはたしかに可愛かった。

朝から病院に行く妻を元気づけて、
ゴミをまとめて家を出た。


10時過ぎ、妻からLINE。
問題なし。無事だったとのこと。
ホッッッッッッッとした。
子には手足ができていたという。こわ。


昼休みは歯医者。
みがし残しが歯石になりかけとのこと。
以前は歯石除去でタイヘンな思いをした。
それに比べれば今回はずいぶん楽だ。
いっそう歯磨きに気をつけることと、
1,2ヶ月に一度歯医者にかかればいい。

30分もかからなかったのでそのまま中華屋で飯を食べた。
ついた席のすぐ横の窓が空いていて身体が冷えきった。
店内でそこだけっていう。
コロナ禍だから勝手に閉められないし。席も移れない。
冷風をなんとか耐えて食べたチャーハン。うまかったぜええ…。


夕飯はサバの味噌煮。
フライパンに少量の油引いて
味噌をかるく炒めて醤油みりん料理酒砂糖を溶き、
生姜と長ネギを並べ、
サバを乗せて熱を通していく。
美味いのだが、妻はどうしてもぶっかけがいいと譲らず、
やむなくそっちも作ってやった。
なにぶん美味しいからな、ぶっかけは。

空手バカ一代。
ギャングの一人が格好良かった。
機関銃の使い手で、組織の中核を邪魔者扱いして
容赦なく撃ち殺す残忍な男。
だが一方で、居住地では子どもたちのヒーローでもあった。
そのスラムではギャングは憧れの存在。
マシンガンの撃ち方教えてくれよ、とせがんで聞かない。
「かっこいいよなあ。
カロルは死ぬときだって、ニカッと笑ってみせるんだぜ!」
フラグは十分に立っていた。
さてそのギャングは飛鳥拳とともに敵対組織へ乗り込む。
飛鳥が殴る飛ぶ蹴る、ギャングが撃ち殺すという荒っぽい攻め方だったが
なんとか目当てのボスを仕留めることができた。
がギャングは撃たれてしまっていた。
もう長くないと悟り、
せめて最期にあの子どもたちに言っておきたいことがあると言い、
飛鳥に運んでもらった。
さて子どもたちの前へたどり着くと、カロルはヒィヒィ喘ぎ、
みっともなくのたうちまわり、
死ぬのは嫌だと泣き叫ぶ。
その情けない姿に子どもたちは幻滅し、
なんだよがっかりしたぜ、
ギャングなんてカッチョわりい、と言い捨てて去る。
ギャングは満足して息絶える…。


夕食後、聖剣伝説2に付き合おうとした矢先、
ネットスーパーから大量の商品が届く。
米10kgは大物だ。頼んだ甲斐がある。
飲食品に消耗品と、整理するだけでも大仕事だった。
ゲームは30分ほどだけ。
洗いものをして、ほうじ茶と塩大福を出した。
もんくなく美味しい。
この家には和菓子が合う。
似合うというだけで美味しさにブーストがかかる。


胎児の写真を見せてもらった。
たしかに手足らしきものが生えている。
ほとんど枝だ。
こんなものがお腹にいるのかと思うと空恐ろしい。

「そういえばさ。関係ないんだけどさ。
生前って言い方あるけどさ。
死んだ人に対して、死ぬ前のことを指して言うけどさ。
実際、言葉通りの意味に照らしたら、
この子っていま、生前じゃない?」
「その文法に従うと、慣用的に整然と言い習わしてる状態は、
死前ということになるね…」
「いやだな」


入浴後、バナナジュース。
やはり見るものがないと締まらない。
ダラダラと夫婦でテレビを見て過ごす。
この時間はこの時間でかけがえのないものだけれど。

妻は0時頃寝室へ行き、
僕は30分ほどだけ読みものを書き進めた。
タイトルは
「だれがトキノを救うのか」
に改題した。
まだどうなるかわからない。


れどれ |MAIL