舌の色はピンク
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| 2021年12月07日(火) |
広告代理店、SDGs、目的意識 |
曇りのち雨。 そんなに寒くない。
朝はシチュー。 全然食べ飽きない。 妻も今朝は口にしていた。
僕が家事をしているところにやってきて パーンチといってクッションで叩いてくる。 「私だけの力じゃない。 お腹のなかの子も力を貸してくれている。 そう、私のスタンド…」 「それどっちかっていうときみの方がスタンドなんじゃないかな」 「ハ」
弁当は牛焼肉。 順当に美味い。
広告に漫画が使われるケースが増えている。 実際のコマを転用して文字だけコラされてるやつ。 今日見たのはガラスの仮面。 まさか今もなお連載中の作品で仕出かされるとは。 憤懣やるかたない。 いかにも広告代理店のカスみたいなセンスってかんじ。 面白くもなんともないし新奇性もないし単なるバカ向けっていう。 しかし少数の人間を不快にさせようと、 多数の人間に無視されようと、 目当ての層から一定量の気を惹けさえすれば それは広告的には正しく、目的が達成されているのだ。 ほんと人間のクズだな。
広告代理店の仕事っていうのは 目先の目的をいかに果たすか (クライアントに向けたソリューション) にかかっている。 で、持続可能性っていうのはそうした視野への牽制というか、 目的意識をもう少し奥に向けてやる取り組みなはずだった…のだけど、 SDGsの旗印のもとでは SDGsの達成自体が目的化されている。 というより、させている。 そうして市場原理に組み込ませている。
アーいらいらする。 広告代理店に務める人間だって、一人ひとりは優秀で、 それなりに理念や思想、独得の嗜好もあって、 人格的に問題があるわけでもなく、 知り合えば情も湧くだろう。 だから憎悪すべきはシステム、秩序、構造の方だ。 が、それを形作っているのもまた人間の集まりである。 そもそも人間の集まりが憎いというのはある。
あと、知り合うと憎めないから知り合いたくない、 他人として温存しておきたい、 というのは一つの主題だ。 他人なら憎める。 この呪いは捨て切りたくない。
今日は荻窪からOKストアに寄って帰宅。 妻は腰の痛みを訴えている。 左側だけだそうだから ただ単に妊娠によるホルモンバランス、 見を庇う姿勢の取り方などで痛んでいるのかとも思われるが、 ざっと調べたところ妊娠初期の腰痛は切迫流産の危険性もあるらしい。 とりあえず東京都の妊婦相談センターに電話をさせた。 なんと22時まで受け付けている。 担当の方もいかにも有能な語り口。 相談に従い、とりあえずは様子を見ることにした。 けど一応、また明日の昼には担当区域の保険センターにも電話相談することとした。 今回ばかりは慎重すぎるくらい、臆病すぎるくらいでいいだろう。
夕飯は和食にした。和中華か。 ブリの切り身に塩を振って10分放置。 水気を切ったら 醤油ポン酢みりん酒ごま油豆板醤の液に15分漬ける。 パプリカ1コ、玉ねぎ1/4コを切ってサラダ油で炒める。 一度フライパンから取り出す。 ブリに片栗粉をまぶして、両面を1分半ずつ焼く。 パプリカ玉ねぎをもどす。 漬け汁は味が濃くなりすぎないよう加減して足す。 実に美味かった。 濃い目の味付けだから、付け合せの切り干し大根は味薄め。 たくあんと味噌汁もいい仕事してくれた。
食後、妻は横になりたいといい、 普段ならば食べた直後横たわるのは厳禁としているが 今回は寝させておいた。 僕は冷凍してあった求肥を食べた。 そこそこ日が経っているので一人で食べた。 きな粉と黒蜜でいただく。美味い。日本茶もよく合った。 21時半、妻に梨を出した。 やはりベッドで横になっていたいというから風呂までは寝させておいた。
バナナジュースを飲みながら、 松本人志のVISUALBUMを再生し、巨人殺人を観た。 見事な作品だ…。 もう何度観たかしれない。今後も何度でも観るだろう。 人物がいい。 一人ひとりの人物もいいし、関係性もいい。 東野のポジションは抜群だ。 すでに仲良しな関係にある四人組に放り込まれた中で異質感を漂わせてる。 この五人自体を「おもんない男たち」として描ききってる意地悪さもたまらない。 これが男の集まりだよねえって生々しさもある。 女性にはなかなか通じない感じがよく出てる。 部屋の感じも好きなんだよな…。雑魚寝の…。 そもそもが 「友達数人あつまって友達を殺す」 っていう たいへんグロテスクなことやってるんだよな。 それもゲラゲラ笑いながら、軽率に。 世の中がうるさくなりきる前に こういう作品残しといてくれて大感謝だ。
双亡亭を2冊読んで寝た。
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