ESCAPE
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2007年09月28日(金) わたしは、


久しぶり、エンピツ。

やっぱりここは私の隠れ家だ。
ホームだ、という感じがする。
色んなブログを試したりしたけれど
いつかは、またエンピツを使いたいなって思ってた。

ここもいつかは彼にばれちゃうのかな。
それを必死に阻止したい気持ちもあるし、
見つかっても仕方ないかなという気持ちもある。

ただ思うことは、
もし万が一この日記をあなたが見つけても、
どうか悲しがらないで欲しいということ。

それは私の我侭かもしれないな。
でも、あなたに傷ついて欲しくないの。

だけど、ひとりの部屋も欲しいの。












数週間前、昔の彼氏に会った。

札幌に寄る用事があったらしく、
いきなり電話がかかってきて「今会える?」と。
久しぶりの連絡でいきなりそれかよと思ったけれど
丁度私も時間が空いていたのと、
その時期は彼と毎日のように小さな言い争いを繰り返していた時期だったこともあり、
たまには昔好きだった人に会うのもいいかもってことで会ってきた。

全然変わってなかった。
人ごみのなかでもすぐに分かる。

3年間会ってなかったので
近況をぽつぽつ報告しつつ、
やっぱりこの時期になると就職どうするの?とか
普通の友達みたいに話した。

カジュアルになったね、と言われた。
服装のことかと思って「そう?」と答えると
よく笑うようになった、今の方が全然いいよと。
そうかな。
きっと短い間だったけど、きみの隣にいたときも
今と同じように笑っていたよ?
そんなことは、言わなかったけれど。

きっと今の彼氏のおかげだね、と彼は少し寂しそうに笑った。

あなたのメールアドレスは、いつ変わるのかな。
私の名前の、漢字の一文字を
英単語に代えて、私にしか分からないように
自分のアドレスに入れた彼。

そのアドレスを、もう変えてもいいかなって
あなたがそう思える日が来ることを私は祈ってる。


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