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2008年01月17日(木)
初めて思い知ったことは、「日常」のことだった
明日は助かる患者さんを見たい。

そう昨日の日記に書きましたが、
その願いは叶いませんでした。

今日は2人搬送されてきたのですが、
2人とも心肺停止になってから発見まで時間が経っていたようで、
手足の末端にはもう血の気がなく、
体温も測れなかったそうです。


一人は、自殺と思われる患者さんでした。

ここにはグロすぎて書けませんが、
普通ではまず死ねないやり方で亡くなりました。

先生たちはこれで死ぬなんて根性入ってるなと言ってましたが、
わたしも患者さんの状態を見てそう思いました。


やはりかわいそうなのは残されたご家族でした。
娘さんはすっかり力が抜けてへなへなとしゃがみこんでしまいました。

正直、患者さんを見ても
うわーひどいとしか思えませんでしたが
ご家族を見たときは胸が痛みました。
患者さんを見て感じるものが少なかったのはきっと、
もう亡くなっているのがはっきりしていたから。

明日こそは、救急部の真髄を見たいです。

今までの実習ではあまり機会がなくて意識した事が無かったけれど、

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それを思い知ったとき鳥肌が立ちました。


もう一つぞくっとしたことがあります。

大学に入る前は救急車のサイレンにはあまり何も感じませんでした。
大学に入ってからもどこの病院に搬送されるんだろうくらいで。

でも、今日救急部の中で、
こちらに近づいてくる救急車のサイレンを聞いたとき、
あ、ここに来るんだとすごくリアルに感じて、
ちょっと怖くなりました。


救急部もあと一日。
明日こそは助かるところを見れますように。




最近、ストレスがたまってきました。
わたしの暇な時間のうちのかなりの部分が
彼のために費やされていて、
そして彼のために早起きしたり、時間を作ったり
ということにちょっと疲れました。


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今日、ちょっとそんな感じの発言をされて、
表情には出しませんでしたけどちょっと悲しかったです。

でも、あと1ヵ月切ったので
ほんとに彼には頑張って欲しい。

実は今風邪を引いているのですが、
わたしにはどうにもできずちょっと悔しいです。




とりあえず、
国家試験が終わったら高いものでもおごってもらいます(笑)

それくらいは許されますよね?


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