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心臓|静脈|動脈
「少女廻る。螺旋の夢。」
君と待ち合わせた森の中。 僕と待ち合わせた午前零時。
目印にしたのは腐った樹。 その大きな樹の下に 閉じ込めた記憶や言葉は、 罪深い程に美しく 息が止まりそうな程に優しい。
少女で或るが故の儚さ。 酸化する事の無いか弱さ。 きっとそれは、とても残酷で 永遠を夢見たあの頃の純粋とよく似ている。
毒入りの果実に 甘いミルクを混ぜ合わせたら 退屈で溢れる瞳に 甘美な魔法をかけてあげよう。
ねじを巻いたオルゴールは 飽きもせず同じ旋律を繰り返し
螺旋を廻る夢の中、 少女は鮮やかに色付いた。

おやすみ。
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