ミルクに垂らした一滴の赤が渦を巻いて別世界へ。出口の見えない森の中。レースを纏った僕は、僅かな光を頼りにニンフと出逢う。半透明のその姿はあまりにも綺麗で乾いた心を潤してくれた。次の瞬間____________。眼帯で平衡感覚を失った僕の身体は、枯葉の絨毯に包まれ、甘く残酷な夢の続きを見る。そしてただ。同じ名前を繰り返す。おやすみ。