|
心臓|静脈|動脈
ジルとメドール。
空気はただ澄んでいた。
君が見た空はマーブル。 水彩が混ざったようなマーブル。
僕には白く映った空。 透き通るような白。
僕は何を間違った? 君は何を間違った?
二つの針が進む度、近付いてくる時。 側にいるという「安息」。 引き裂かれるという「残酷」。
寄り添う肩。 それに救いを求めるのは得意じゃない。
それならさ。
十字架の下に二人座ってさ。 水とレモンを分け合って。 笑って。
目に映る全てを。 その全てを焼きつければいい。
それが二人の「永久」に値するんだよ。
悲しくないんだよ。 きっと。
ジルとメドール。
おやすみ。
|