雨。晴れ。やっぱ雨。熱がフィルターまで届いたら。それまでに落とした灰の数が、君と見た景色の数に並ぶ。その瞬間何故だろう。僕は酷く寂しくなる。笑いながら泣く。影ふたつ。傘ひとつ。雨の日の記憶。そして今日。僕が生まれて何回目の雨だろう。影ひとつ。傘は無かった。雨に打たれた。なんでだろ。自分を笑った。自分で笑った。嬉しかった。冷たかった。おやすみ。