One And Only
DiaryINDEXpastwill


2007年08月20日(月) ああ、そうだったのか。


俊さんからのメール。


 金曜日は17時ぐらいの新幹線です


関東を離れて東北へ帰る日。
私は会社を早退しても見送りに行きたいといっていた。

繋がっていけると思っていても。
次にいつ逢えるか約束も何もしていない。
だからせめて最後の最後の時間はできるだけとって欲しいと思っていたけど。

あっさり帰っちゃうんだな。

終電になれば家に帰るのは日付が変わる頃かもしれないけど、
次の日は土曜日でお休みなんだけどな。

それとも次の赴任先はずっと北のほうで、
すぐ寮に移動しなくちゃいけないのかもしれない。


電話してきちんと話をして確認すればいいのだけど。


こんな時になって、私の我儘虫が出てきちゃった。
たぶん、俊さんは私のことはそんなに愛していないのだろう。
関東を離れることは苦になっていないのかもしれない。

負の感情がスタートラインに並んで走り出そうとしている。
スタートガンが鳴ったらきっと気持ちは加速して冷めていくのだろうと思う。


きっと。


俊さんはいつもの週末と同じように思っているだけだろう。
来週末には私が逢いに行こうとしていること解っているのかもしれない。
だから何も特別なことをする必要が無いのだ。

深呼吸して。
気持ちを落ち着けて。

全部が上手く終わる水曜日に、「お疲れさま」って笑顔で言えるように。

その一歩で、これからもう一度優しいメールを送ろう。


のぞみ

My追加
エンピツ