交わらない世界の端っこで

仔犬を足元に遊ばせながら
この世の終わりを画策する


どんなに特訓を重ねても
彼に靴は当たらない


君の世界は交わらない
見上げた果てが同じ空を映していても


君の嘆きは届かない、届かない、
怒りなど何の役にも立ちはしない


君に伝えるべきだった
愛を持て、正しく生きよ


ポケットには生卵を
いくつか余分にしのばせておくようにと
2008年12月17日(水)
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