夢現

寝返りを打つたびに
こぼれ落ちる記憶は
あまりにも遠すぎて
いとしすぎて
からっぽの心さえ
締めつけるけれど


今はまだ
波に揺られて
このままじっと
目をとじて


果てなく続く暗闇を
夜のかけらで追い払ったら
早くおいでよ


夢で、待ってる

2007年04月06日(金)
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