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履かないスニーカーを眺めて/ふきのとう
斜陽
なにかが
ちょっとづつずれていくのを
見てみないふりをしていた
永遠なんてないことぐらい
とっくに気づいていたのに
多分君はずっと
覚えているんだろう
ふたりで歩いた夜の歩道も
空を舞う鳥でさえも
きっと僕は全部
忘れてしまうだろう
あの日のまぶしい夕焼けと
僕を呼ぶ暖かな君の声を
胸の奥に 深く
しまいこんで
2007年02月17日(土)
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