NO UNDERSTANDING, NO LIFE

2007年05月21日(月) デザインは大事


この間、MDプレイヤーを買った。
特に音質にこだわるわけでもない私は、MP3で十分満足していた。一生縁のない機器だと思っていたけれど、今習っている気功がMDメディアで、MDを購入せざるを得なくなったのだ。

私は、こういうとき、適当に何でもではなく、とことんベストを追求する。今市場に出ているものの「デザイン」「価格」「性能」「評判」を調べつくして、総合的にベストなものを選ぶ。この作業は、楽しい。好きだ。

今、手元にあるのはパナソニック製だ。私の型のMDは基本的にはもう生産終了している。60年代(適当)を思わせる、ちょっとレトロだけどおしゃれなデザイン。4色あって「ピンク」「ブルー」「オレンジ」「シルバー」。正直最初は「オレンジ」が欲しかった。オークションやネットショップではまだまだ全色売られていたけれど、気功のMDは悪い気を吸うらしく壊れやすいらしいので、「長期保証」は外せない条件だ。それを満たしているショップで扱っているのは「シルバー」「ブルー」だった。「シルバー」はちょっとそっけない感じでパス。「ブルー」は最初はどぎついかな?と思ったけれど、よくよく見れば悪くないと思って、取り扱いショップのあるアキバに買いに行った。

みなさんはアキバの卸売りショップに行ったことがあるだろうか?なかなか普通とは違う雰囲気で面白い。入り口から入ると、いきなり商品が積みあがっている。そして、低めのカウンターが
あり、その後ろでは、社員の机が8つくらいずらーっと並んでいる。若めでラフな格好の人たちが、働いている。アキバは気取らない。私が欲しいものを伝えると、これまた若いけれど、やり手そうな男の人が商品を取り出してくれた。現金払いが常のようで、近くのコンビニにまで、お金を下げに行く。戻ると男性客が1人いて、もくもくとプレステ3を買っていた。

ところでここの5年保証はなかなかすごい。普通大手家電店は、1年目は100%保証してくれるけれど、2年目以降は割合が下がってゆく。ここは5年間100%保証で、しかも、購入代金を超える修理代金になった場合には、現物を交換してもらえる。若手のやり手スタッフも、熱を入れて、この保証について話していた。私とスタッフは壊れることを前提に話を進めていた・・・。

そして、今使用しているのだけれど、ちらっと見たときに、きれいなブルーの2色使いを見ていると、何かが満たされる。デザインの効用はやっぱり大きい。身近にあるものは、いつも見るものだから、できるだけ自分の美意識に叶うものを置くと生活が充実する気がする。

ちなみに他のいろはこちら。


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