Skipper Johnの航海日誌

2007年09月27日(木) 2010年にGDPが日中逆転も_日経ビジネス独自試算

2010年にGDPが日中逆転も_日経ビジネス独自試算

日本が世界第2位の経済大国の座から滑り落ち、中国に逆転を許す。10年も20年も先の話ではない。日経ビジネスの試算では、中国の成長率が名目ベースで年率10%、人民元の対ドルレート上昇率が毎年5%、日本の成長率が名目2%と仮定したところ、早ければ2010年にも中国の国内総生産(GDP)が日本の数字を上回るという衝撃的な結果が飛び出した(日本の対ドルレートは変動なし、2007年と2008年は国際通貨基金(IMF)による成長予測の数値を採用)。
(9月21日 日経BPオンライン)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070920/135510/

戦略ポイント: 流れに逆らわず、生き筋を極める

中国がGDPで日本を追い抜く日がもうそこまでやってきたようです。遅かれ早かれ抜かれると思っていましたが、あと3年ほどなんですね。時代の流れを感じます。

1950年代、毛沢東は「GDPで英国に追いつき追い抜け!」と号令を掛け、大躍進運動を発動しました。むやみな素人製鉄による非効率化や飢饉にも見舞われ、大躍進は頓挫しました。��小平の改革開放政策以後、とっくに英国を抜いた中国はついに隣国・日本のGDPにも迫ってきました。

中国はこれだけの広い国に13億人の人民を抱える国ですので、これからもGDPはどんどん伸びていくと思われます。特に、インフラの更なる整備に加え、単純な加工から高付加価値な商品の生産にシフトしていくともっとGDPが伸びていくかもしれません。

日本はGDPで抜かれても悲しむ必要はありませんね。一人当たりのGDPは中国が2000ドルくらい、日本は3万ドルくらいで圧倒的に多いわけです。一人あたりでは日本人のほうが多くの生産をしていることになります。

日本と中国は地理的に近く、今後は生産する工業製品などもかなりかぶってしまうと考えられます。こうなってくると中国と同じ商品を作ることにより価格競争が激化しますし、日本の競合他社も中国で生産していますから、日系メーカーは中国では利益が出なくなりもっと固定費の安い国に工場が移転してしまうかもしれません。

中国があらゆる面でどんどん競争力をつけていくのは誰にも止められません。相手の失策を願っているよりは、相手が不得意な分野、つまり「生き筋」を探してそこに資源を集中していくことがより求められていくような気がします。流れにうまく合わせながら得意分野を上手に磨いていかなければと、自らを戒めています。


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Skipper John